技術系の助手
どんな職種?
映画製作の技術職になる第一歩。自発的にスキルを磨きたい
映画製作における技術系の職種の助手。具体的には、撮影、照明、録音、編集、美術などが挙げられる。いずれの職種も、現場での経験を積み重ねることで自らの技術を磨き、対応力の幅を広げていくタイプの仕事が多い。誰もが最初は先輩技師の助手として働き始めることになる。ただし、先輩技師も自分の仕事に集中する必要があり、現場で丁寧な指導を行う余裕はない。したがってどの仕事に就くにしても、ぜひ自発的な向上心を持って自ら仕事に取り組みたい。技術系の仕事はどれも奥が深く、達成感を味わえる場面も多い。
こんな人におすすめ!
アシスタントとしての軽快なフットワークと、向学心を持って業務に臨む姿勢が大事
一口に技術系の助手といっても、その職種は撮影、照明、録音、編集、美術など広い分野におよび、それぞれの分野での基礎知識は当然要求される。加えて、アシスタントとしての軽快なフットワークも期待される。また、一人前の技術スタッフになれるよう向学心を持って業務に臨み、現場で先輩スタッフから学ぶ姿勢が重要である。
技術系の助手を目指すなら!
- 高校
- 大学・短大・専門学校必要な学び:物理学、情報工学、情報学、通信工学、メディア学など
- 採用試験就職先:テレビ局、番組制作会社、制作会社、商社、サービス会社など
- 技術系の助手
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Point1
大学や専門学校で関連する知識を学んだ後、現場で経験を重ねることで、一人前の技術スタッフを目指す。それぞれの技術職に必要な知識を得ているのが望ましい。
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Point2
文化庁は新進芸術家育成事業として「映画美術スタッフ塾」を毎年開催している。台本が手渡され、セットも参加者で手作りし、実際に撮影をするという映画製作の一連の流れを経験できるものだ。