リサーチャー
どんな職種?
テレビやラジオ番組のネタ探しと取材交渉を行う
テレビやラジオの番組を制作する際に、「ネタ」となる情報を調査するのが仕事。仕事の流れとしては、まず企画のコンセプトに合う情報を新聞や雑誌、インターネット検索などを通じて調査し、企画会議に提出する。そして、会議で決定した内容にふさわしい取材先を探し出し、取材交渉を行うまでを担当。企画の内容によって必要となる情報は変わるため、特定の事柄に詳しいことよりも、どのような種類の情報でもきちんと探し出せる「リサーチ能力」が求められる。ADや放送作家がこの仕事の役割を兼ねている場合もある。
こんな人におすすめ!
継続力と情報収集力があり、好奇心旺盛でものを調べることが好きな人
必要な情報にたどり着くまで調べ続けられる継続力と情報収集力が求められる。インターネットを駆使してリサーチすることもあるため、ネットでの検索力も必要となる。物事や人物に対して感性が豊かで、何事にも好奇心を持つことができる人に向いている職業である。普段の生活でも漠然とものを見るのではなく、「なぜ?」「どうして?」といった視点で物事を見る習慣があることが望ましい。
リサーチャーを目指すなら!
- 高校
- 大学・短大・専門学校必要な学び:教養学、社会学、マスコミ学など
- 採用試験就職先:リサーチ会社、テレビ局、ラジオ局、プロダクション、番組制作会社など
- リサーチャー
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Point1
リサーチする事柄を的確に選び出す能力を鍛える必要があり、検索技術やレファレンスサービスなど情報調査に関する技術を大学や専門学校で習得しておくと役に立つ場合もある。
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Point2
テレビ番組専門のリサーチ会社やプロダクションに入社する流れが一般的だ。放送局や企画会社に企画を提案し、リサーチ能力を証明することで企画会社に転職する道もある。