シナリオライター
どんな職種?

映画、ドラマ、アニメ、ゲームと需要が広がる脚本家の仕事
映画やテレビドラマ、舞台、アニメやゲームの脚本家のことを指し、制作対象は幅広い。原作自体を自ら手がける場合と、小説や漫画の原作者のストーリーからシナリオ(脚本)を起こす場合がある。シナリオ作成の前には、あらすじや構成をまとめた「プロット」を練って作成。また、シナリオ原稿にはせりふだけでなく、「ト書き」というシチュエーションや登場人物の行動、舞台演出の説明を入れる決まりもあり、ルールに従って書く必要がある。インターネットの他、携帯のゲームやドラマも台頭し、求人は増えつつある。
こんな人におすすめ!
文章力のみならず、場面構成力やリサーチ力、協調性も問われる
文章力と構成力を養い、人間観察力や鋭い時代感覚を持ち合わせていると強い。映画やアニメといった、自分が目指す分野に精通していることが重要。時代や社会背景などを作品に反映させるため、リサーチ力も必要になる。一人で書き上げるのではなく、プロデューサーや監督とともに演出やシーン別の意図を共有するため、協調性も欠かせない。

シナリオライターを目指すなら!
- 高校
- 大学・短大・専門学校必要な学び:文芸学、マスコミ学・映像など
- 採用試験就職先:放送局、ゲームメーカー、制作会社など
- シナリオライター
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Point1
数多くのシナリオ(脚本)を読みつつ、文章力や構成力を養うのがよい。テクニックが必要とされるので、「シナリオ作家養成講座」などで基礎を身に付けるのもよい。
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Point2
テレビや映画の制作現場でさまざまな経験をし、シナリオを書き始める人もいる。最近はシナリオコンテストの公募も多いので、応募をしてみるのもよい。