映画配給
どんな職種?
映画を買い付け、劇場に売る作り手と観客を結ぶ仕事
制作会社が作った映画を買い付け、映画館に売るのが仕事。国内の大手映画会社の場合は、制作・配給・興行というプロセスを一括して管理している。外国映画の場合は、カンヌやベネチアといった映画祭の場で配給会社が買い付けを行い、上映館への営業を行っている。営業活動の一環として、買い付けた映画の宣伝を行うことも重要な仕事。ヒットする映画を見極める目と、好条件で買い付ける語学力や交渉力、さらに配給する映画館に魅力を伝える営業力も重要。まずは大学で外国語をしっかり学び、交渉力を磨いておきたい。
こんな人におすすめ!
映画の魅力を伝えられると広告宣伝や、時流をつかめる情報収集力が求められる
国内だけでなく、欧米諸国やアジア諸国など、幅広いエリアの映画に関する知識が求められる。小さな制作会社から大手プロダクションまで、幅広い制作会社の情報収集能力も必要だ。また、外国映画の場合は映画を好条件で買い付ける高い交渉力と語学力が必要とされ、トレンドや話題性に敏感であることも重要。買い付けた映画の魅力を伝えられるプロモーション技術も求められる。
映画配給を目指すなら!
- 高校
- 大学・短大・専門学校必要な学び:メディア学、語学(外国語)、国際文化学
- 採用試験就職先:映画館、映画製作会社、映画配給会社など
- 映画配給
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Point1
洋画をある程度字幕なしで理解できる語学能力があると、実務で役に立つだろう。
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Point2
大学や専門学校の卒業後か、映画館のアルバイトなどで知識を付けて配給会社への就職を目指すのが一般的だ。映像関係の学科がある学校で学ぶこともおすすめだ。