モバイルデザイナー
どんな職種?
アイデアと手先の器用さを生かし携帯を「デコる」アーティスト
今や携帯電話は、生活の必需品といっても過言ではない。そんな携帯電話の外装をデコレーションするのがモバイルデザイナーの仕事。一般的なのは、ラインストーンなどのパーツを接着して柄を描く方法。他にクレイやレジンといった素材を加工して装飾する手法もある。飾り付けられる面積の広いスマートフォンの普及により、クオリティーの高い装飾ができるデザイナーの需要が高まっている。手先の器用さ、独創的な発想、消費者ニーズをつかむ才覚があれば独学でも認められて活躍できるが、民間スクールや講座もある。
こんな人におすすめ!
細かな作業を続ける手先の器用さとデザインを生み出す発想力が必要
細かいラインストーンや樹脂でできたパーツを扱うため、手先の器用さが求められる。デザインだけでなく、使用中にパーツが剥がれ落ちることのないよう、きちんと接着、加工する丁寧さも必要だ。個性的なデザインを生み出す自由な発想力があると実務において武器になるだろう。カラーコーディネートも重要なスキルの一つだ。
モバイルデザイナーを目指すなら!
- 高校
- 大学・短大・専門学校必要な学び:コミュニケーション学、デザイン、美術など
- 採用試験就職先:デコレーションサロン、携帯ショップ、雑貨屋など
- モバイルデザイナー
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Point1
在学中にデザインを学んでおくと実務に生かせる。デザインのトレンドを把握しておくことも重要だ。
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Point2
民間資格の「総合デコレーション技能検定」や「デコアーティスト技能検定」などを取得していると、自分の技術を証明でき、就職する際や独立する際に有利となる場合もある。