シャーマン
どんな職種?
神意を受け、病気治療を含むさまざまな儀礼をつかさどる専門職
祈祷師と呼ばれることもあるが、心理的なトランス状態を自らつくり出し、精霊などスピリチュアルな存在と感応し、相談者の悩みに応える役割を担う専門職。人間に限らず動植物など、自然界には多くの霊魂があるという考え方もあるが、学術的な定義については宗教学、民俗学に委ねられる。シャーマンの活動は多岐にわたり、神意を示し、けがれをはらい、預言を伝え、病気治療を含む儀礼を行うこともある。神々から信託を授けられているという使命感を持つ、多くのシャーマンには脱魂型と憑依型の2つがあるといわれる。
こんな人におすすめ!
人の悩みに向き合える真面目さと、人の心に寄り添う誠実さが必要
スピリチュアルな力だけでなく、他人に対して精神的サポートを行うことが自然にできる性格や人柄が求められる。また、精神的なつらさを相談者と共有して解決することから、人の悩みに真摯に向き合える真面目さが必要だ。聞き上手でコミュニケーション力に優れているといい。
シャーマンを目指すなら!
- 高校
- 大学・短大・専門学校必要な学び:コミュニケーション学、哲学、心理学など
- 売り込み就職先:神社、結婚式場、宗教団体、スピリチュアル鑑定店舗・サイトなど
- シャーマン
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Point1
所属する宗教ジャンルに対応した宗教的知識や祈祷術把握のため、技術的な学習が必要。特別な資格は必要なく、経験と実績、師匠の許可を得るなどの条件を満たすことによって働き始められる。
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Point2
師匠から正式にシャーマンとして名乗ることを認められたら、個人で活動するのが一般的。スピリチュアル鑑定を請け負う店舗や、サイトに登録する方法もあるので覚えておきたい。