デジタル(コンピュータ)アニメーター
どんな職種?
絵の基礎も踏まえながらアニメ表現の可能性に挑戦
3DCGも珍しくない現在のアニメーション制作は、デジタルが主流で原画や動画を制作するアニメーターもコンピューターを駆使して取り組んでいる。とはいえ、絵を描くのはやはり人間。制作ソフトを操作する前に、デッサンや水彩画、空間表現などの基本を描けることが欠かせない。デジタルアニメーターになるには、さらにキャラクターをアニメ的に表現するための技術、番組企画、絵コンテを使った演出法などの知識と技術を身に付ける必要がある。アニメの楽しさをもっと多くの人に伝えるためには、コンピューターによる今までにない表現を追求することも重要だ。
こんな人におすすめ!
最新デジタルアニメーション技術を習得し、作品作りに生かす積極性
アニメーションの制作環境も今は変革期で、手描き作画からデジタル作画への移行が本格的に始まっている。今後はますますアニメ作品を作るために、3DCGやモデリング、キャラクターデザイン、背景美術などのスキルが求められる。実際の制作現場で用いるペイントツールや動画編集ツールなどを使いこなすパソコンスキルも必要だ。デッサン力や色彩センスもあると仕事の幅が広がる。
デジタル(コンピュータ)アニメーターを目指すなら!
- 高校
- 大学・短大・専門学校必要な学び:デザイン、美術、映像など
- 採用試験就職先:映像制作会社、映像プロダクション、専門スタジオ、フリーランスなど
- デジタル(コンピュータ)アニメーター
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Point1
デッサンの基本的な技術・知識を習得し、イラストの練習は毎日行うこと。ペイントソフトや動画編集ソフトなどを使って自分の作品(ポートフォリオ)を作っておこう。
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Point2
アニメ関連の制作会社のアニメーター募集に応募し、就職活動を行う。有名なアニメ制作会社では、筆記試験や面接、数日間のインターンを採用試験に取り入れている場合もある。