映像編集者
どんな職種?

長い映像を的確にまとめ文字や音楽を重ねて演出するプロ
映像素材を組み合わせて絵をつなぎ、テロップやイラストなどを重ね、背景音や音響効果などを加えるのが映像編集者の仕事だ。以前はフィルムを文字通り切ったり貼ったりしていたが、現在は映像編集ソフトを使って、ハードディスク上で編集操作を行うのが主流。取り扱う映像ジャンルは、映画やミュージックビデオ、コマーシャル、テレビ番組や、その中で流れるVTR映像など多岐に分かれる。自分の意図した世界観をつくり上げる達成感がある。昨今は、自ら撮影を行う映像編集者もいる。
こんな人におすすめ!
映像編集ソフトが使いこなせ、さらに意図を伝えるセンスも大事
映像作品が好きで、シーンのつながりや構成に関心がある人に向く。編集作業のデジタル化に伴い、今やアマチュアでも編集がしやすい時代。一方、マスメディアにおける映像編集者には、一般の人と一線を画すセンスや専門技術が求められる。長時間の撮影素材から、よいシーンだけをピックアップして効果的に組み合わせるためには、探求心や根気も大切。監督の意図をくみ取る能力も必要だ。

映像編集者を目指すなら!
- 高校
- 大学・短大・専門学校必要な学び:マスコミ学、メディア学、画像・音響工学など
- 採用試験就職先:テレビ局、制作会社など
- 映像編集者
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Point1
大学や専門学校などで、最新の映像編集機器の取り扱いや技術を身に付けるのがおすすめ。その上で制作現場のアシスタントからキャリアをスタートさせたい。
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Point2
映画の編集とテレビの編集では求められる技術が異なる。自主制作した作品を求人応募時に添えるなど、自己PRも考えたい。