甲子園球場のまわりのツタ。美観以外にもこんな役割があるって知ってた?

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甲子園球場のまわりのツタ。美観以外にもこんな役割があるって知ってた?

2015.06.25

提供元:マイナビ進学編集部

甲子園球場のまわりのツタ。美観以外にもこんな役割があるって知ってた?

この記事をまとめると

  • 甲子園の建物を覆うツタには、暑さを軽減する効果がある
  • 植物の「蒸散」により温度が下がるためで、これを「緑のカーテン」と呼ぶ
  • 緑のカーテンのように、環境と人々の暮らしを考える学問を「環境工学」という

緑のツタがもたらす、意外な効果とは?

夏の全国高校野球などで有名な「甲子園球場」。甲子園球場といえば、建物の外側を一面覆う緑のツタが印象的です。ツタが生い茂ったその姿に、味わい深さを感じる人もいるかもしれません。

しかし、あのツタは、見た目以外にもいろいろな「効果」をもたらしていることをご存じでしょうか。特に、あのツタには、夏場の暑さを軽減する作用もあるとのこと。一体なぜ、緑のツタが暑さをやわらげるのでしょうか。

植物の「蒸散」を使った、緑のカーテン

近年、植物で建物を覆うことによって、暑さをしのぐ方法が注目を集めています。これを「緑のカーテン」と呼び、甲子園球場のツタもその一つと言えます。

緑のカーテンが暑さを軽減させる理由は、建物を覆った植物が直射日光を遮ってくれるから。その名の通り、カーテンとしての働きです。しかし、緑のカーテンが普通のカーテンと違うのは、植物が葉の表面から絶えず水分を蒸散(じょうさん)していることです。

蒸散とは、植物が体内の水分を水蒸気として放出することを言います。その際に発生する「気化熱(きかねつ)」が周囲の熱を吸収し、植物が茂る建物の温度を下げているのです。これにより、緑のカーテンが涼しさを生み出しています。

たとえば森の中に入ったとき、なんとなく涼しさを感じた経験はないでしょうか。これは、木の葉で日が遮られただけでなく、植物の蒸散によって、空気中の温度が下がっているからと言えます。

緑のカーテンは、地球温暖化を救う?

緑のカーテンは、甲子園だけでなく、レストランや小学校などにも取り入れられており、いずれも壁を覆う植物が特徴となっています。

緑のカーテンは、建物を涼しくするだけでなく、植物を増やすことにより、二酸化炭素の削減や節電にも役立っています。暑い季節になるとクーラーを頻繁に使ってしまいますが、涼しくて快適な一方で、環境にやさしくないのも事実です。地球温暖化が心配されている中で、環境にも配慮しつつ夏場でも快適な緑のカーテンが注目を集めています。

さまざまな場所で緑のカーテンが広まっているように、環境問題を解決するための技術を研究する学問を「環境工学」といいます。便利さを追求するだけでなく、地球を守るための知恵を絞っていく環境工学の視点で、あなたのお部屋にも緑を取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「環境学」
はこんな学問です

人と地球環境の密接な結び付きを理解し、自然科学と人文・社会科学の知識を合わせ、人が自然と共存し、持続可能な発展をめざす学問である。個別の研究テーマは多岐に分かれており、人と自然を一連のシステムと捉えて環境問題の解決策を研究する「環境システム学」、主に都市と自然と人の調和を図る建築・インテリアを研究する「環境デザイン学」、複雑化する地球環境に対応するために地理学・環境生態学・情報科学を駆使する「地理学」などがある。

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