着こなしでカバー! 着やせして見えるファッションテク!

この記事をまとめると
- 私服をコーディネートするときには「スタイルがよく見えているか」が大事
- 縦ラインを強調する、メリハリをつけるなど、着やせして見えるテクニックはたくさんある
- 着やせテクニックを知っていれば、ダイエットすることなく、体型が細く見えるかもしれない
みなさんの高校では、普段は制服を着ていますか? 毎日制服を着ていると、休日は私服でおしゃれを楽しみたいと思う人も多いと思います。
私服をコーディネートするときに、「流行に乗れているか」と同じくらい気になるのが、「スタイルがよく見えているか」ということ。特に女子は、できるだけ細く見られたい!と試行錯誤しているのではないでしょうか? 雑誌のモデルと同じアイテムを着ていても、着こなし次第で太って見えたり、やせて見えたりすることってあると思います。そこで今回は、簡単に取り入れられる、着やせテクニックをご紹介します。
1. ワントーンコーデで縦ラインを強調する
幅の広いボーダー柄を着ると、横に広い印象を与えるため、太って見えてしまうことがあります。横の広がりを防ぐためには、縦のラインを意識するようにしましょう。縦ラインを強調するためには、トップスとボトムスの色味をそろえるワントーン(単色)コーデがおすすめです。女子は裾広がりのチュニックやスカートは避け、Iラインと言われる縦長のシルエットをめざすことで、細く見せることができます。これは身長が低い人にも使えるテクニックです。
2. メリハリをつけるために「出すところは出す」
ウエストやお尻など、気になる部分を隠そうとすると余計に太く見えてしまうことがあります。それを防ぐためには、たとえば、一番気になるのが太ももなら、フレアスカートでカバーし、二番目に気になるのが二の腕なら、こちらは思い切って出してみましょう。なぜなら、二の腕を隠そうとしてゆったりしたシャツやニットを着てしまうと、全体的にだぼっとした印象になってしまい、太いイメージを与えてしまうからです。メリハリのあるコーデが細く見えることにつながります。
3. 重心を上に見せる
スタイルを良くみせたいなら、重心を上に持ってくるのもいい方法です。短めのトップスを選んだり、トップスをジーンズなどボトムスにインしたりすることで、見る者の目線が上にいき、全体がすっきりして見えることにつながります。ネックレスなどのアクセサリーやストールなどの小物で上半身の上の方にアクセントをつけるのも効果的です。
4.気になる部分は濃いめの寒色で引き締める
ベージュや黄色など、暖色系は肌と同系色なので、どうしても体型が広がって見えてしまいます。二の腕や太ももなど、気になる部分にはネイビーやカーキなど濃いめの寒色系をもってきましょう。濃いめの寒色系は視覚的に引き締め効果があるため、暖色系よりも体型が締まって細く見えるはずです。
これらの着やせテクニックを活用すれば、無理なダイエットをしなくとも、体型をすっきり見せることができるかもしれません。このように服飾を総合的に分析し、衣類の機能性を追求する学問を「服飾・被服学」と言います。ファッションに興味がある人は、「服飾・被服学」を学ぶことで、さまざまな着やせテクニックを身につけることができるのではないでしょうか。
この記事のテーマ
「生活・服飾・美容」を解説
生活をより豊かで快適なものにするための学問です。例えば生活学では、誰もが安全で快適に暮らせる生活空間づくりをめざして、ユニバーサル・デザインの研究を行います。服飾や美容は、多様化するトレンドや趣向を敏感にとらえ、ファッションやヘアメイクにおいてあらゆる角度から美を追究しています。
この記事で取り上げた
「服飾・被服学」
はこんな学問です
服飾について専門的に学び、より優れた服飾を追究する学問。世界各地の服飾文化について、歴史や存在意義、機能性などを分析し、科学的な視点から服飾文化の向上や創造に役立てるのが主な目的。デザイン、縫製など服飾造形の技能を追究し、習得する「プロダクトデザイン分野」、繊維の性質や加工、管理を学ぶ「テキスタイル化学分野」、商品流通や消費を研究する「消費科学分野」のほか、文化財となる服飾品の保存を学ぶこともあり、領域は幅広い。
-
PICK UP! 「服飾・被服学」について学べる学校
-
生活・服飾・美容について学べる学校

