ピーター・パンにシンデレラ!? たいへんなのにメルヘンチックな病があるってホント?

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ピーター・パンにシンデレラ!? たいへんなのにメルヘンチックな病があるってホント?

2016.03.14

提供元:マイナビ進学編集部

ピーター・パンにシンデレラ!? たいへんなのにメルヘンチックな病があるってホント?

ピーター・パンやシンデレラといえば、メルヘンチックでファンタジーなイメージですが、これらに関係ある“症候群”があるのだとか。一体どんな症状なのでしょうか?

この記事をまとめると

  • ピーター・パンやシンデレラの名前がつけられた、心理的な症状がある
  • 大人になりたくないと考える症候群がある
  • 近年、社会的な問題に焦点が当てられた、「○○症候群」が増えている

ピーター・パンにまつわる“症候群”がある?

みなさんは『ピーター・パン』と聞いて、どんなことを思い浮かべますか? 童話や映画として、世界中の子どもたちに愛されてきた世界的に有名なこの作品。夢あふれるファンタジーの世界を思い浮かべる人も多いかもしません。

しかし、この『ピーター・パン』の名前が冠された、ある“症候群”があるといいます。ファンタジーと、病的なイメージがある症候群は、一見遠く離れた存在のように見えますが、一体どういうことなのでしょうか?

大人になりたくないと思う子どもたちが存在する?

私たちがよく知っているピーター・パンといえば、大人になりたくないと思う子どもたちがネバーランドで繰り広げる大冒険、ではないでしょうか。この「大人になりたくないと思う子どもたち」という設定は強い印象を残します。これに注目したのが、アメリカの心理学者である、ダン・カイリーという人物です。主人公のピーター・パンは、80年代にアメリカで急増していたという、“大人になりきれない男性”の心理と、とてもよく似ていることを発見したのです。少年のような無邪気さのある男性は、一見、なんの問題もないように思えますが、大人という年齢に達しながら、精神的に成長することを拒む男性のことをピーター・パンになぞらえ、「ピーターパン症候群」と名付けました。

あのピーターパンが“症候群”になるだなんて、ますますファンタジーから遠のいていくようですが、心理学的には、言動が子どもっぽいことや、精神的・社会的・性的な部分から問題を引き起こしやすいことなどが、その症状として挙げられています。これから大人になるみなさんにとっても、もしかすると起こりかねない症状なのです。

これとよく似たものに「シンデレラコンプレックス」というものがあります。“いつか王子様がきてくれる”と願ったシンデレラのように、女性が男性に高い理想を持ち続けるという、依存的な心理状況のことを表す言葉です。ラブコメディ映画や漫画に欠かせないのが、“突然、王子様がやってくる”というシチュエーションですよね。予想もしなかったことが、自分の身にやってきて、それが人生を変える、といったものです。

そんな女性の心理に注目したのは、作家であるコレット・ダウリングという人物です。彼女の分析によると、シンデレラコンプレックスが出やすいのは、過保護に育ったり、高学歴な女性が多いといいます。仕事や勉強はバリバリとこなす反面、誰かに依存したいという欲求を持ちやすいのかもしれません。シンデレラコンプレックスによって、「私には、もっとすてきな人が現れるはず」と、今の恋人と破局してしまったり、結婚後も「もっといい人生があったはず」と考えてしまったりすることがあるようです。

多くの「○○症候群」が生まれるのは、社会的な問題とも関係がある

最近では、例えばスマホを手放すことができない「スマホ症候群」のように、さまざまな「○○症候群」が生まれています。これらの新しい症候群の中には、社会的な問題に焦点が当てられているものも多く、それらは家庭や職場、学校など社会生活と結びつきがあります。

このような人間の心理にも影響を与える社会問題について、さまざまな角度から分析を行うのが、社会学という学問です。ニュースなどで「○○症候群」という言葉を聞いたら、どうしてそのような症候群が生まれたのか、社会学の観点で考えてみることで、私たちが暮らす現代の社会について、より深く知るきっかけになるかもしれませんよ。

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「社会学」
はこんな学問です

社会のなかでの個人の行為、集団の持つ特性、他者とのコミュニケーションなどに一定の法則性を見出して、社会の仕組みや働きを解明する学問である。研究対象は広く、社会学的な視点で研究できるものであれば何でも対象とすることができる。たとえば、家族社会学、芸術社会学、法社会学、都市社会学、宗教社会学、教育社会学、スポーツ社会学など、テーマの自由度は高い。その一方、社会全体を意味付けるグランドセオリー(一般理論)を志す学者もいる。

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