メガネ屋さんで見る気球の意味は? 自動で視力測定できる機械ってどういう仕組み?

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メガネ屋さんで見る気球の意味は? 自動で視力測定できる機械ってどういう仕組み?

2016.03.09

提供元:マイナビ進学編集部

メガネ屋さんで見る気球の意味は? 自動で視力測定できる機械ってどういう仕組み?

メガネ屋さんで見かけることがある“気球”といえば、心当たりがある人は多いかもしれません。あの不思議な気球の秘密について、詳しくご紹介します。

この記事をまとめると

  • SNSで話題になった「視力が良い人には伝わらない画像」の正体は?
  • のぞき込むだけでピントを合わせてくれる機械は「オートレフ・ケラトメーター」
  • 日常を健康的に過ごすためのサポートする医学

視力が良い人には伝わらない絵の正体は?

最近、TwitterをはじめとしたSNS上で、「視力が良い人には伝わらない画像」として、地平線から飛び立とうとしている気球の絵が話題になりました。視力が悪い人は、「あれじゃん!」「分かる分かる」といい、一方で視力が良い人は、「なぜこの絵で視力が良いか悪いか分かるの?」と不思議がっているようでした。

あの画像、実は眼科やメガネ屋さんでよく見かけるものなのです。

メガネやコンタクトをつくる際、視力検査を行います。検査用の機械の前に座り、「はい、ここにあごを乗せて。中を見てください。まばたきはしないで」と眼科医やお店の人にいわれて、中をのぞき込んだことがある人はきっと多いはずです。

そこにあるのが、「視力が良い人には伝わらない画像」として話題になった、あの気球のイラストです。だから眼科やメガネ屋さんに縁もない「視力が良い人には伝わらない」んですね。

でも、確かにメガネやコンタクトをつくるときはあの気球をのぞき込みますが、一体何の意味があるのでしょう。不思議に思った人はいませんか?

眼のピントを調べる「オートレフ・ケラトメーター」という医療機器

検査用の機械をのぞき込むと、最初は気球のイラストにピントが合わないと思います。でも、機械が自動でカシャカシャと動いているうちに、ぼんやりとしていた絵が、次第にはっきりと見えてくるでしょう。そして、ちょうどよく見えるところで止まるあの機械は、瞳のピントが合う瞬間を自動で調べているのです。

この検査用の機械の名称は「オートレフ・ケラトメーター」といいます。オートレフ・ケラトメーターは、眼の瞳孔から網膜に光を当て、反射する光から、眼の“屈折力”を測定します。私たちの眼は、モノを見るときに、眼に入ってきた光が網膜上にきちんと焦点を結ぶことで、ピントがちゃんと合って見える仕組みになっています。

この眼の光の屈折率が正常でなくなることで、私たちは乱視や近視、遠視といった“屈折異常”という状態になります。オートレフ・ケラトメーターは、網膜から反射される光をもとに検査を行っているため、眼を開けてのぞき込んでいるだけで、眼の屈折力を自動的に測定することができるのです。

のぞき込んで見えるイラストは、必ずしも気球ではなく、家だったりクリスマスツリーだったりとバリエーションがあるようです。ただし、これだけでは視力は分かりませんので、保健室にあるような「C」の形の記号を用いて、細かく視力検査も行うのです。こうして初めて、自分の視力に合った、メガネやコンタクトのレンズ選びを受けることができます。

「よりよく見えること」を実現する、医学の力

メガネやコンタクトが自分の視力と合っていないと、日常生活が不便であるだけでなく、心身にも影響を及ぼします。適正な視力を保つため、こうした検査方法が確立されました。このように適切な医療機器を使用し、日常をサポートするのも、医学の一面です。病気のときだけではなく、人の健康のあらゆるサポートを学術的な側面から行います。

人が健康であること、そして健康を保ち日常生活を滞りなく送ること、その手助けをすることに関わりたい人と考えている人は、今回、取り上げた眼の検査などをきっかけに、日常に溶け込む医学について調べてみると、きっと将来の役に立つはずですよ。

この記事のテーマ
医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」を解説

病気やケガなどによる身体機能や生理機能の変化を治療し、健康な生活が送れるようにするのが、医療の役割です。今日のように高齢化が進んだ社会では、健康で長生きできるようなサポートも重要です。これらの役割を担うのが、医師、薬剤師、看護師、理学療法士などの専門家です。医師であれば解剖学や病理学、薬剤師であれば薬学など、それぞれが専門的な知識と技術を身につけ、連携することで医療の質を向上させる方法も学びます。

「医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「医療技術学」
はこんな学問です

検査やリハビリテーションについて専門的な知識と技術を学ぶ学問。具体的には検査分野では、心電図、組織、血液、尿などの検査技術を身に付けた「臨床検査技師」「細胞検査技師」や、レントゲン検査、CTスキャン、放射線治療に携わる「診療放射線技師」をめざす学びが含まれる。リハビリ分野では、身体機能の回復を支援する「理学療法士」、心身の回復を支援する「作業療法士」のほか「言語聴覚士」など。学校によって看護学を含む場合もある。

「医療技術学」について詳しく見る