シャワーは1人5分まで!? 世界のお風呂事情ってどうなってる!?

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シャワーは1人5分まで!? 世界のお風呂事情ってどうなってる!?

2016.03.08

提供元:マイナビ進学編集部

シャワーは1人5分まで!? 世界のお風呂事情ってどうなってる!?

ゆっくりとお風呂に浸かるのが好きだという人はきっと多いと思いますが、海外ではシャワーの時間が決められている場合はあるのだとか。一体どういうことなのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 日本の温泉や銭湯は世界から見ると、独特な文化
  • バスタブを使わない、シャワーを浴びる時間が制限されている国もある
  • フィンランドではサウナがとても重要なもので、各家庭にサウナがある

日本の温泉は海外では不思議な文化?

日本の代表的な文化といえば、温泉や銭湯。温泉は観光地としてとても人気で、一年中多くの人が訪れています。例え交通の便が悪い場所にある温泉だとしても、いいお湯だと聞けば、ちょっと時間がかかっても、わざわざ足を運ぶこともありますよね。自宅のお風呂でもゆっくり湯船に浸かって1日の疲れをとったり、半身浴をしてダイエットをしたりと、日本人にとって「お風呂」の時間はとても大事なものです。

近年ではスーパー銭湯ブームもあってか、全国にスーパー銭湯が続々と増えてきています。これまで中高年が利用するイメージが強かったスーパー銭湯ですが、最近では高校生や大学生など若者にも利用してもらおうと、漫画コーナーをつくったり、女子に人気の岩盤浴を取り入れたりとさまざまな工夫をしています。中には、楽しく汗を流してもらおうとサウナでイベントを行っているところも。スーパー銭湯は、お風呂を楽しむだけでなくリラクゼーションやコミュニケーションの場として親しまれているのです。

このように、お風呂を存分に楽しんでいる日本人ですが、外国人観光客の中には、日本のお風呂習慣に驚く人も少なくありません。一度温泉の良さを味わった人はまた訪れたいと思うようですが、温泉や銭湯に行ったことのない外国人からは「知らない人と一緒にお風呂に入るの?」「アツアツのお風呂に長時間入るなんて!」と日本のお風呂事情は特殊なことだらけなのです。

確かに日本のお風呂の文化が珍しいかもしれません。しかし、海外のお風呂事情はどうなっているのでしょうか? 国によっては、湯船に浸かること自体が珍しいところもあるようです。

知らなかった! 海外のお風呂には、そもそも湯船がない?

欧米では、お風呂は「汚れを落とすためのもの」と考えられていて、湯船に浸かるという文化がほとんどありません。イギリスではバスタブの中で、シャワーを使って体や頭を洗うことが基本。住んでいるアパートによっては大家さんにシャワーの回数を制限されたり、お湯の出が悪かったりすることもあるとか。

イギリスは沸かしたお湯をタンクにためておくというシステムのお風呂が多いため、日本のように、湯船にお湯を張ってさらにシャワーを浴びるだけのお湯を準備していない、ということも理由の一つになっています。お風呂の時間も10分ほどと、日本に比べるととても短いのだそう。

ドイツは、そもそもバスタブがある家のほうが少なく、トイレにシャワー室と洗面台が付いているだけの簡素なお風呂が一般的です。水道代が高いこともあり、シャワーでさっと汚れを落とす、というのが普通なんだとか。古いアパートだと、キッチンの横にシャワー室が取り付けられているだけなんていうところもあります。

フランスは、基本的に夜お風呂に入る習慣はなく、朝、簡単にシャワーで済ませる人が多いそうです。お風呂は1日の汚れを落とすためではなく、出かける前にすっきりするためのものと考えているのかもしれません。

とても寒いロシアでは、体を温めるためにバスタブに浸かる人も多いです。しかし、バスタブの中で体や髪を洗うため、ためたお湯を使い回すことはありません。ロシアは水道代が基本料金しかかからないため、お湯を節約する必要はないんですね。また、水不足に悩むオーストラリアでは、給水制限があるため、シャワーは1人5分以内に済ませなければならない、なんてことも。

アメリカにはバスタブのあるお風呂が多く、湯船にお湯を張って浸かる人もいるのですが、たとえ家族でも、誰かと一緒にお風呂に入ることはほぼありません。日本では小さい子どもと親が一緒にお風呂に入ることは普通ですが、アメリカでは父親と娘が一緒にお風呂に入ると、性的虐待とされてしまうことがあるそうです。

フィンランド人が心と体を洗う、サウナの文化

お風呂ではありませんが、フィンランドには各家庭にサウナがあります。フィンランドでは、サウナは「心と体を浄化する場所」として考えられていて、その昔はサウナで出産し、サウナで遺体を洗う習慣もありました。

今でもクリスマスイブなど大切な日にはまずサウナに入りますし、家族や恋人と大切な話をしたいときにはサウナに入ったほうが本音を伝えることができる、ともいわれています。友人同士でお酒や食べ物を持ち込むこともあるのだとか。サウナはフィンランド人にとって、家族団欒の場所であり、リラックスできる場所であり、社交場ともなっているんですね。

お風呂一つとっても、世界中ではさまざまな違いがあります。こうした文化の違いを学ぶのが、比較文化学です。文化の違いを理解できれば、さまざまな国の人とコミュニケーションがとりやすくなるはず。グローバル化する社会で活躍するためには、比較文化学を学ぶことはとても重要になってくるでしょう。まずは、お風呂をきっかけに世界の文化に興味を持ってみるのはいかがでしょうか?

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「比較文化学」
はこんな学問です

グローバル化する世界に対応するため、国や民族ごとに異なる文化を比較しながら、相互に理解し合えるような基盤づくりをめざす学問。比較研究する文化の内容としては、歴史、言葉、芸術、ライフスタイルなどがある。また、他国や多民族の文化を比較研究するには自国の文化を深く知らなければならない。したがって、日本文化についても理解を掘り下げていく。それと同時に、相互理解を図るのに欠かせない外国語の習得など、言語運用能力も磨いていく。

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