将来につながる大学選び、偏差値よりも「何を学ぶか」が重要!

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将来につながる大学選び、偏差値よりも「何を学ぶか」が重要!

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

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将来につながる大学選び、偏差値よりも「何を学ぶか」が重要!

大人になってからの働き方が多様化する現在、大学の選び方も変わってきています。少しでも偏差値の高い大学に進学し、大企業への就職を目指すばかりがすべてではない……そんな話もよく耳にします。では、偏差値に縛られない大学選びとはどのようなものなのでしょうか? 大学進学に関する調査・研究を行っているアロー教育総合研究所の所長、田嶋裕(ゆたか)さんに具体的なアドバイスを聞きました。

この記事をまとめると

  • 偏差値に縛られない大学の選び方を紹介している
  • 大学は将来歩む道を自分の力で探す場所だと専門家
  • 学びたいことを明確にして、自分の意思で大学を選ぶのが重要

興味のあるテーマを専門的に学べる環境はあるか?

進学する大学を選ぶ際に偏差値は切っても切れないものです。やはり偏差値は重要なのでしょうか?

「少しでも偏差値の高い大学をめざすこと自体は、間違っていないと思います。やはり偏差値70と偏差値50の大学で提供される教育は違うし、そこで出会う人たちもまったく異なるでしょう。しかし、仮に偏差値50前後の大学を検討するときに、偏差値がちょっとでも高い大学を……とカリキュラムも調べずに進学先を選んでしまうのは考えものです。偏差値2〜3程度の差なら、教育内容が大きく変わらない可能性もあります。そこで、チェックすべきなのが『専門性』です」

田嶋さんによれば、「人文学系」「社会科学系」「理工学系」で大学の選び方は、異なるそうです。

まず、偏差値に縛られずに選ぶべき代表格が「理工学系」。興味のあるテーマを研究できる設備や研究室はあるのか、指導してくれる教授はいるのか……など、「できること」「できないこと」を詳しく調べる必要性があります。「脳神経細胞に興味があったのに、この分野を専門的に研究している教授がいなかった」ということにならないようにしたいですね。

「人文学系」もほぼ同様。世界史に興味があるのに、史学科のない大学を偏差値で選ぶというのは考えもの。偏差値を少し下げてでも興味のある分野をしっかり学べる環境を選びましょう。

このなかでもっとも比較が難しいのが「社会科学系」。偏差値2〜3の差では、経営学や経済学の授業の質が大きく変わるとは考えにくいと、田嶋さん。オープンキャンパスや大学見学に行き、学生の雰囲気が自分に合っているか、興味のある専門科目やゼミナールがあるかなどを確かめるのが重要です。

専門教育が就職に活かされているか?

「トップレベルの大学以外なら、偏差値よりも就職データを見て進学先を選ぶ方法もあります。ポイントは、専門教育が就職に活かされているか。たとえば、経済学部から金融系企業に多く就職している大学、法学部から官公庁、地方自治体に多く就職している大学などは信頼できると思います。逆に、建築学科の卒業生の就職先のほとんどが販売業……といったパターンだと厳しいですよね」

地方エリアに住んでいる高校生にとっては、地元で進学するか、大都市圏に出るかも重要な選択。できれば全国区の広い視野で進学先を選びたいところです。それは、もちろん東京、大阪、福岡などの都市部に進学すればいいということではありません。首都圏の理工系大学と地方の国公立大学工学部を設備や研究内容で比較して、後者を選ぶような視点も重要になります。

「自分の意思」で大学を選ぶことが何より重要

最後に田嶋さんから、こんなアドバイスをいただきました。

「大学選びは、与えられた状況で何を見つけるか、そこから歩む道を自分でどう探すかが重要だと私は考えています。大学に進学するのは、両親でも先生でもなく、あなたです。そういう意気込みで進学先を決めれば、どこへ行っても自分で何かを学び取ることができるはずです」


重要なのは、「やりたいこと」を明確にして、「自分の意思」で大学を選ぶこと。その大前提をクリアできれば、偏差値に縛られない大学選びの指針が見えてきそうです。「自分で選んだ」という自覚を持って、自分から学び取っていく力を大学時代に身につけられれば、将来どんな分野でも活躍できるはずです。そのことを意識しながら、大学選びを進めましょう!

【取材協力】
アロー教育総合研究所
http://www.allow-web.com/arie/