『アルファベット乳』で人気急上昇中! 注目の漫画家、現役美大生・山科ティナさんに聞くSNS時代の働き方

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『アルファベット乳』で人気急上昇中! 注目の漫画家、現役美大生・山科ティナさんに聞くSNS時代の働き方

2016.02.23

提供元:マイナビ進学編集部

『アルファベット乳』で人気急上昇中! 注目の漫画家、現役美大生・山科ティナさんに聞くSNS時代の働き方

今、話題を呼んでいる『アルファベット乳』をみなさんはご存じですか? その作者は、今注目の漫画家である山科ティナさん。Twitter上で独自のコンテンツ漫画を展開するなど、まさに時代に合った活動をされています。今回は、山科さんのお仕事のこと、自己プロデュースのための努力について伺ってきました。好きなことを仕事にするための答え探しをしてみてください。

この記事をまとめると

  • 憧れの人には、自らアイディアを提案する姿勢で仕事につなげている
  • 将来活動するときアピールの一つになるように、Twitterで漫画展開を始めた
  • 今年は、広告漫画も極めつつ、作家として名乗るために本を出すことが目標

進路選択について話した前編は⇒こちら

Webでの活動は、すぐにいろいろな意見や結果が聞けるので自分に合っているなと思います

――昨年の秋ごろから、Twitterで独自の漫画を展開し始めたとのことですが、キッカケはあったのですか?

予備校時代や受験が終わった昨年の春から、漫画家の活動を再開しようと『別冊マーガレット』にネームを出すようになったんですけど、ボツになることが多く、漫画の描き方など、ノウハウや知識ばっかり頭に入れようとしてしまい、スランプというか……どんどん漫画を描く自信をなくしてしまっていました。その間に、展示したりデザインのことに触れたりと視野を広げつつ、今までに読んでいなかったジャンルの漫画に触れ、またチャレンジしてみたいとなったところに、Webで漫画を描くチャンスをいただけました。それが、Webのコンテンツ漫画の『プレゼント・ハラスメント』(LINE上でプレゼントを贈ることができる「LINEギフト」のサービスPRを漫画で表現したもの。現在はlivedoorニュースに転載されている)を描かせてもらって、反響がよくて“あ、自分まだまだ漫画を頑張っていていいんだ”と、勇気を取り戻しました。
Webに出すと反響がすぐ来るし、感想はいろんなことを聞かせてもらいたいタイプなので、自分に合っているなと思っています。

――そもそもプレゼント・ハラスメントは、どういうキッカケで依頼がきたんですか?

まず予備校時代に、尊敬している先輩が受けていたlivedoorニュースさんの『9人のクリエーターが作った「自由すぎる年賀状」』というお仕事でまだ枠が空いていて「イラストが必要だ」と。何案かラフを出し、その中の1案が通ったんですが、そこでできた縁で『ローソンおにぎり』『ケンタッキーカツサンド』といったようなWeb広告のお仕事に呼んでいただけるようになりました。
そういったことをやっているうちに、昨年の夏ごろLINEさんから漫画の依頼をもらいました。

『9人のクリエーターが作った「自由すぎる年賀状」』にて、ティナさんが公開した作品

『9人のクリエーターが作った「自由すぎる年賀状」』にて、ティナさんが公開した作品

――お仕事するときのアイデアはどうやって考えているんですか?

普段ふとしたときに思いついたことを携帯にメモするようにしています。仕事依頼がきたときは、Webで検索をかけて今既にこういうアイディアをだしている人がいるけど、自分だったらこうやって展開できるかなといったふうに考えたりしますね。


――女子の中では有名なDJあおいさん(素性が謎の主婦ながら、Twitterのフォロワーは20万人超え。独自の恋愛観が人気の恋愛アドバイザー)ともお仕事をされていますよね?

元々あおいさんの文章が好きでファンだったので、つながりを持ちたくて「文章と言葉を合わせてこういう画像をつくったら面白いんじゃないですか」といったようなことをTwitterに載っているE-mailアドレスに送りました。そこから良くしていただいています。

アーティストとして売り込みするための準備として、アルファベット乳を始めました

――今Twitterで展開している『アルファベット乳』(Twitterにて、女性のバストサイズにまつわる内容をカップごとに漫画で展開しているもの)を始めたキッカケは?

最初にやり始めたキッカケは、SNSのフォロワーを増やしたかったからなんです。アーティストとして売り込みするときに、フォロワー数を見られることもあるだろうなと思って。
今なら、高校生のときに漫画家デビューしていることが信頼につながって仕事を得ることができている部分もあるだろうし、数値的な結果があればもっとアピールをできるようになるかなって考えるようになりました。

そのことを信頼している方に相談したら、プレゼント・ハラスメントの絵を気に入ってくださっていて、「ティナさんのこういう絵をもっと見たい」「Twitterなら連載モノをやったほうがよさそうだね」というふうに提案をしてくださって、そこから発展させていきましたね。

――始めてみての反響はいかがでしたか?

始めてみてびっくりしたことが、リツイートよりもフォロワー数のほうが先に増えたことです。例えば、「Dカップ」は、藤田ニコルちゃんをモデルに描いたんですけど、RT自体は400くらいなのに、一日でフォロワーが1,500人くらい増えました。

感想は、毎回ちょっとずつ違う層を狙おうと思って、テイストを変えてやっていえるので本当にそれぞれです。
「Eカップ」でいうと、あれは石原さとみさんをモデルにしたのですが、その前に綾野剛さんの妄想漫画をやって女子から反響があったので、今度は男性をターゲットにしてみようと思って描きました。

石原さとみさんをモデルにした『アルファベット乳』Eカップ

石原さとみさんをモデルにした『アルファベット乳』Eカップ

――昨年の12月に「年内に、フォロワーが6,000人いかなかったらアルファベット乳打ち切ります」ともいっていましたよね。そのとき4,500人くらいだったのに、見事達成していてすごいなと思いました。

はい。面白がってツイートしちゃったんですけど、打ち切りかな? って結構ひやひやしていました。基本的にマンネリ化はさせたくないし、常に面白いことをやりたいなと思います。

まだまだ勉強中の身ですが、作家として長くやり続けるための方法をいつも考えていて。アルファベット乳は、お金にはなっていないものの、新しいことを試しながら反響をすぐに見ることができるので、学びながら楽しんでやっています。何よりも、毎回楽しみにしてくださるファンがいるということがうれしいです。

Twitterは、主に自己表現と人脈をつなげる場として使っていますが、そういったことをやっているうちに、おかげさまでDMから仕事依頼がいただけるようになったり、自分の尊敬する方々にも覚えてもらえるようになりました。


――今の時代にすごく合った活動スタイルですね!

作家を名乗れるようになるため、まずは本を出すことが目標です

――山科さんは、ご自身のことを“新しいコンテンツ漫画家”と名乗られていましたが、それにはどんな想いがあるのでしょうか?

インターネットの普及で、さまざまな形態で作品を発表できるようになり、作品を仕事につなげるやり方もどんどん変わっていくんだろうなと思っていて。ただ形態が変わっても面白いものを作っていける人が強いと感じているので、自分もどんどん新しいコンテンツにあった 漫画や絵を描けるようにしたいなと思いました。実は、Web漫画の処女作となるプレゼント・ハラスメントが先日、BS-TBSにて実写映像化されたのですが、コンテンツ自体が新しいとメディア化なども今までの流れでは想像できないタイミングで実現されるので、原作側の自分も驚きが多くてすごくワクワクします。


――その他に今後の目標やチャレンジしたいことがあれば教えてください。

まず本を出したいです。ちゃんと作家として名乗るためには、本を一冊出してからみたいなところがあると思うので。同人誌などは個人でもすぐに出せてしまうかと思いますが、一度出版社を通して、話題になるものが出版できればなと思います。


――貪欲にチャレンジしていく姿がすてきです。山科さんのように、好きなことを仕事にするためにどうしたらいいですか? 

進学編でもお話しした「ワガママに生きる」ということでしょうか。期待してくださる方の信頼を裏切りたくないという気持ちもすごく大きいのですが、“人のために”というのは、場合によっては“人のせい”にもできてしまうので、自分のわがままのためなら責任感がもてるし、一つひとつのことを自分の成長に繋げながら楽しくがんばれると思います!



ただ仕事が来るのを待っているだけでなく、学生のうちから将来を見据えた活動ができている姿勢は、私たちもとても勉強になりました。そして、活用しているツールは私たちの身近にあるTwitter。将来、漫画家になりたいという人や、クリエイターに憧れがある人も、まずはアピールの場として自己発信をはじめてみてもいいかもしれませんね。


【Profile】
山科ティナ(やましな・てぃな)
1995年生まれ。アメリカ生まれ、中国育ち。9歳より日本での生活をスタート。都内美術大学のグラフィックデザイン学科1年生。高校1年生のときに初めて持ち込みした作品が、集英社『別冊マーガレット』MANGAGP 佳作を受賞。『別冊マーガレットsister』にて漫画家デビューを果たす。LINE、livedoorでローソン、トヨタなどの大手企業とも仕事でタッグを組んだ経歴を持つ。現在、Twitterで展開する『アルファベット乳』が話題を呼んでいる注目の新しいコンテンツ漫画家。

Twitter
https://twitter.com/tinarubii?lang=ja

ドラマ化された「プレゼント・ハラスメント!完全版」は、以下URLよりチェック!
https://www.youtube.com/watch?v=LvPF39zWJ0g&feature=youtu.be

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

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この記事で取り上げた
「漫画家」
はこんな仕事です

漫画を制作して収入を得る作家のこと。コメディー、恋愛、スポーツなどさまざまな分野が存在する。ひとコマ、4コマ、連載、長編作品まで日本の漫画文化は国際的に高い評価を得ている。物語や登場キャラクターの設定を考えてシナリオをつくり、次にせりふや場面のコマ割りを行って、最後に“ペン入れ”をするのが仕事の基本的な流れ。作品はコミック誌や新聞、雑誌に掲載されたり、同人誌をつくって発表・販売を行ったりする場合が多い。人気が出れば単行本化、映画化と活躍の場が広がる。

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