漫画家になりたい人必見! かわい過ぎる漫画家&現役美大生・山科ティナに聞く進路選択

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漫画家になりたい人必見! かわい過ぎる漫画家&現役美大生・山科ティナに聞く進路選択

2016.02.23

提供元:マイナビ進学編集部

漫画家になりたい人必見! かわい過ぎる漫画家&現役美大生・山科ティナに聞く進路選択

今回インタビューをさせてもらった山科ティナさんは、都内の美術大学に通う大学1年生。
高校1年生のときには、少女漫画雑誌『別冊マーガレット』でデビュー、さらにLINE、livedoorでローソン、トヨタなど大手企業の仕事も務めた経歴を持つなど、若手ながら実力派の漫画家。現在、大手企業の仕事もこなす山科さんですが、本業は都内の有名美術大学に通う大学1年生。
いったい美大生ってどういう学生生活なのか、そもそもどうして美大の道に進学することを決めたのか。その経緯についてお伺いしました。

この記事をまとめると

  • ティナさんは高校生のころから、漫画家として活動することを視野に入れた生活をしていた
  • 美大への進学を決めたのは、自分の強みを生かし、好きなことで稼いでいけるようになりたかったから
  • 美大での生活は、今やっている仕事につながることが学べるし、面白い人がたくさんいて刺激的!

漫画家という夢ができてから人との関わり方や行動が変わりました

――今、大学1年生ということですが、高校時代はどんな生活を送っていましたか?

昔から漫画家になりたいと思っていたので、高校1年生のときに一番好きな少女漫画誌である『別冊マーガレット』に漫画を投稿しました。漫画自体は中学から描いていたんですけど、納得するものがなかなかできず、描き切れずにいました。でも、高1のときに漫画『バクマン。』を読み影響されて熱くなり、最後まで描き切ったものを編集部に電話して持ち込みしました。そうしたら、その作品でデビューできることになって。
それ以外のことでいうと、漫画家になるためにはいろんな経験をしておいたほうがいいだろうな、いろんな人と喋ってみたいなという気持ちがあったので、もともと人見知りなところもあるのですが、漫画家という夢ができてからはできるだけ人脈を広げようと、フットワークを軽く行動できるように意識し始めました。


――最初の投稿でデビューが決まったんですか? すごい!

そうですね、運がよくて。ただ、運に任せる前に、自分にできることはやっておかなきゃいけないなと思い、それこそ絵柄はいろんな人に客観的に見てもらったり、“どう上達するか”というのを考えていました。別マや全漫画誌には、雑誌の最後に投稿者のページみたいなものがあって、編集部や漫画家の方からの作品への評価や改善ポイントが載っているので、それを全部切り取り自分が同じ間違いをしないように勉強していました。それが大きかったのかなって思います。
デビューしてからは、学校の帰り道に集英社があったので、帰りに寄って、掲載のための社内コンペに向けてどんどんネーム(漫画を描くための絵コンテ。コマ割りや構図、セリフなどを大まかに表したもの)を描いていました。「もっとこうしたほうが、男の子がカッコよく見えるよ」とか、編集者さんに細かいところまで指導してもらい、直しては提出しての繰り返しでしたね。


――今も所属はされているんですよね?

そうですね。高3から大学受験でお休みして、一浪をしたのでそこで2年くらいブランクがあって。コンペのためのネームを出していたので、ちょくちょく連絡はしているのですが、最近はWebを中心に活動しているので、そこまでしっかりは活動できていません。


――高校は、新宿にある進学高とのことですが、なぜその高校を選んだんですか?

幼い頃から絵は描いていましたし、漫画家になるために美術系の高校に進学するか迷っていました。でも、最初から美術系に絞ってしまうと視野が狭くなってしまうのではないかと思ったので、いろいろなことを学んでからにしようと思って。3年次には、授業が単位制になって選択できるところも魅力で選びました。
あとは、中学のころから美大の進学を視野に入れていたので、行ってみたい美術予備校が新宿にあったことも決め手の一つでした。

自分の強みを極めたくて、美大進学を決めました

――美術大学への進学は、いつごろ決めましたか?

高1までは、漫画のストーリーを考えるのに役立つかなと思い、心理学方面のことが学べる大学を考えていました。でも、実際にデビューして漫画を描いていると、どんどん勉強が追い付かなくなって。中途半端な気持ちで大学に行くよりも、自分の強みを極められる美大に進んで、好きなことで稼いでいけるようになりたいなと思って美大への進学を決めました。


――進路選択のときに、大学ではなく専門学校という道はなかったんですか?

それよりも大学で基礎から時間をかけて学びたかったので、その道は考えていませんでしたね。きちんと作家として独立する前に専門学校を卒業して社会にでてしまうと、全てが中途半端になる可能性が高いと思いましたし、準備期間を十分に取るためにも、学生の時間が長いほうがいいのかなって。作家を目指すこと自体は、両親も好きなことを伸ばしたほうがいいと応援してくれていたのですが、中途半端な活動だと心配をかけてしまいますし、納得してくれないと思っているので。


――大学選びはどのように決めたんですか?

学校選びは、高3から通い始めた美術予備校で相談に乗ってもらって決めました。講師の方がみなさん美大出身だったので、大学の違いを教えてもらって。
あとは、オープンキャンパスにも行きました。当時第一志望にしていた大学と、もう一つの大学の計2校見学に。志望していたデザイン科の中でも、学校や科によって全然学んでいることが違っていたり、実際にオープンキャンパスに行くことによって、より学べる内容や学校の雰囲気を知ることができてよかったなと思います。

予備校での休み時間は、悔しくてトイレで泣いたことも

――予備校ってどういうことをするんですか?

大学ごとの受験用コースみたいなものに分かれて、デッサンと平面と立体を毎日繰り返し描いていました。予備校には学校終わりの3時間と土曜日の週5で通って、高3の最後のほうは、高校卒業の単位が取得できていたので昼から予備校に行ったり。
毎回、講評のために全員の作品を上中下に並べ替えたりするので、伸び悩んで思うような評価がもらえなかったときは悔しくて休み時間トイレで泣いて、スッキリして戻ってきたから作業していたこともありましたね(笑)。


――美大を目指す上では、予備校に行ったほうがいいですか?

通わなくても合格される方はいますが、長い目で見ても行ってよかったかなと私は思います。もちろん、お金のかかることなので、両親と相談した上でという部分があるかとは思います。しかし、私の場合は通っていた高校が進学校で進路もみんなと違っていたので、予備校の友達に相談したり、仲間・ライバルとして一緒に頑張れたことが受験のモチベーションとしてかなり支えになりました。みんな目指すことが一緒なので気が合いますし、絆が強いです。

美大はOBOGのアーティストの方からもお話が聞けるし、面白い人がたくさん!

――大学では、グラフィックデザイン学科ということですがどんなことが学べるんですか?

今は、1年生なので基礎課程で幅広く学んでいますが、全体的に見ると広告とかアニメーションとかイラストレーション、グラフィックデザインについて学べます。私が取っている授業は、広告系のものが多いですね。それがWeb関係のお仕事をするときの考え方にもつながっていたりしますし、漫画の授業もあるので好んで取っています。


――今やっていることに影響することが学べるのは貴重ですね。では、美大に進んでよかったことはそういった部分ですか?

はい。あとは、OBOGや在学中の先輩や教授からもお話を聴ける機会があることや、技術の磨き方についても教わることができるのですごく勉強になっています。
最近の出来事でいうと、今って絵を描くときにデジタル化が進んでいるんですが、すごく尊敬しているOBの方がアナログで描くことにこだわっていて。自分はどんどん先の技術を学びたいと思うタイプなので疑問に思って質問すると、身体を使って感覚を磨く、審美眼(※美を的確に見極める能力)を身に付けることが大事ということに気付かせてもらいました。

あとは、面白い人も多いですし、すでにアーティストとして活躍している人もいるので、刺激的で楽しいですね。仲がいい友達もかなり変わっていて、普段描いているアルファベット乳(Twitterにて、女性のバストサイズにまつわる内容をカップごとに漫画で展開しているもの)のネタにさせてもらったこともあります!

好きなことをやり通すためには、ワガママに生きろ!

――美大進学を考えていたり、将来漫画家になりたいと思っている読者に向けてメッセージをお願いします。

自分は、結構ワガママに生きていると思っていて。大学生はバイトをしている人も多いですが、美大は課題で時間を多くの時間を使います。私の両親は、生活費を出してくれない教育方針なのですが、だからといって生活費を稼ぐためにバイトをしてしまうと、自主制作をする時間が減り、本末転倒になってしまうなと思い、どうにか作品をお金に変えられないかと必死になりました。美術系の大学に進む人は、かなり時間とお金をかけて技術を学んでいるので、途中で妥協せずに、それをお金に変えられることにつなげたり、自分のためになることをしていけたらなって思ってやっています。好きなことをやり通したいという気持ちが強いので。だから、言うとしたら「ワガママに生きろ!」ですかね。


高校生のころから将来を見据えた行動、さらに漫画家デビューのための努力や予備校での悔しい体験をしたからこそ、今の山科さんがあることを知りました。美大への進学に興味がある人は、山科さんのように美術予備校の体験に行ってみたり、行きたい大学の資料を取り寄せて雰囲気だけでも知ってみることを始めてみてもいいかもしれませんね。
後編では、今されているお仕事についてお伺いしています。


【Profile】
山科ティナ(やましな・てぃな)
1995年生まれ。アメリカ生まれ、中国育ち。9歳より日本での生活をスタート。都内美術大学のグラフィックデザイン学科1年生。高校1年生のときに初めて持ち込みした作品が、集英社『別冊マーガレット』MANGAGP 佳作を受賞。『別冊マーガレットsister』にて漫画家デビューを果たす。LINE、livedoorでローソン、トヨタなどの大手企業とも仕事でタッグを組んだ経歴を持つ。現在、Twitterで展開する『アルファベット乳』が話題を呼んでいる注目の新しいコンテンツ漫画家。

Twitter
https://twitter.com/tinarubii?lang=ja
ドラマ化された「プレゼント・ハラスメント!完全版」は、以下URLよりチェック!
https://www.youtube.com/watch?v=LvPF39zWJ0g&feature=youtu.be

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

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漫画を制作して収入を得る作家のこと。コメディー、恋愛、スポーツなどさまざまな分野が存在する。ひとコマ、4コマ、連載、長編作品まで日本の漫画文化は国際的に高い評価を得ている。物語や登場キャラクターの設定を考えてシナリオをつくり、次にせりふや場面のコマ割りを行って、最後に“ペン入れ”をするのが仕事の基本的な流れ。作品はコミック誌や新聞、雑誌に掲載されたり、同人誌をつくって発表・販売を行ったりする場合が多い。人気が出れば単行本化、映画化と活躍の場が広がる。

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