あのミュージシャンも悩んでいる……若者にも増えている、急にやってくる耳の病気って?

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あのミュージシャンも悩んでいる……若者にも増えている、急にやってくる耳の病気って?

2016.02.23

提供元:マイナビ進学編集部

あのミュージシャンも悩んでいる……若者にも増えている、急にやってくる耳の病気って?

突然、耳が聞こえなくなってしまう人が増えているといいます。若い人にも増えているこの症状についてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 原因不明の「突発性難聴」が急増している
  • 多くの有名ミュージシャンが告白しているが、誰にでもかかる可能性がある
  • 大音量で音楽を聞き続けることにも注意が必要

あなたも決して他人ごとじゃない!? 「突発性難聴」にかかる人が急増している

「あれ? 最近、どうも耳が聞こえにくいなあ……」と感じたことはありませんか? もしも少しでも身に覚えがある人は、要注意かもしれません。

近年、サカナクション山口一郎さんや、スガシカオさん、エレファントカシマシの宮本浩次さんなど、大物ミュージシャンのみなさんが難聴に悩んでいることを告白し、ニュースなどでこの病名を目にする機会が増えています。今、急増しているといわれているのが、この「突発性難聴」という病状です。一体どのような病気なのでしょうか。

多くの有名ミュージシャンが症状を告白している

「突発性難聴」は、ある日突然片方の耳が聞こえにくくなり、耳鳴りやめまいが伴うこともある病気で、年間3万人から4万人が発症しているといわれています。この症状が広く知られるようになったのは、多くの有名ミュージシャンが自分の耳の状態を告白したことがきっかけでした。歌手の浜崎あゆみさんが、2008年に「左耳が完全に聞こえなくなった」と告白したことはスポーツ新聞やワイドショーなどでも報じられて、ファン以外の一般人にも突発性難聴という病気が知られることになりました。

その状態はかなり深刻だった様子で、浜崎あゆみさんは「治療する方法がない」と医師に告げられたことも、自らブログで明かしています。また、2010年には演歌歌手の藤あや子さんも自身のブログで発症を告白。原因をはっきり特定することはできていないものの、「過労とストレスによる突発性聴覚障害」の可能性が高いと診断され、毎日点滴治療をしていることを明かしました。当時予定されていたNHK「歌謡コンサート」への出演を取りやめるなど、歌うことへの支障も出てしまっています。

男性のミュージシャンでは、エレファントカシマシのボーカル、宮本浩次さんも2012年に、「突発性難聴」の診断を受けたことを発表しました。宮本さんは、一時は左耳の聴力がほぼ失われる状態まで病気が進行してしまい、手術を受けたことも明らかにされました。術後は日常生活を送る上で支障はなかったものの、長時間のライブで全力で歌うことができるまでは回復せずに、一時、ライブ活動を停止しました。

サカナクションの山口一郎さんは、2010年に急なめまいと耳鳴りを感じ、医師の診察を受けたところ突発性難聴と診断されたことをテレビ番組で告白。スガシカオさんは2012年に自身のブログで「告白・突発性難聴との戦い」と題した内容を4回続けて投稿し、その様子を「なんとなく右耳に蓋をされているような、脱脂綿をたくさん詰め込まれているような、ボワワンとしたそんな感じだ」と説明しています。

必ずしもミュージシャンの職業病ではなく、誰にでもかかる可能性がある

「突発性難聴」は、普段から大きな音の中に身を置くことを仕事としているミュージシャンの職業病に感じるかもしれませんが、必ずしもミュージシャンだけがかかる病気とはいえません。

その原因ははっきり分かっておらず、朝起きてすぐ耳が聴こえないことに気が付いたりテレビを観ていたら突然聞こえなくなったり、発症に気づくときの状況も人それぞれ。年齢や性別、職業を問わず誰にでもかかる恐れがある上、場合によっては完治できない状態になっていることもあるといわれています。

サカナクションの山口さんも発症当時ツアー中だったため入院せずに放置してしまったことで、現在でも右耳が聞こえないそうです。スガシカオさんも「とにかくずっとずっと耳鳴りがやまない、頭がおかしくなりそうだった」と、そのつらさを振り返っています。

こうした症状は、若い人にも増えており、現代の音楽の聴き方にも原因があるのではないかといわれています。スマートホンや携帯音楽プレーヤーでヘッドホンやイヤホンをして音楽を聞いているとき、大好きな曲がかかると思わずボリュームを上げて大音量で盛り上がってしまいませんか? 大音量で音楽を聞き続けてしまうことで、内耳にある聴覚を司る感覚器官「蝸牛(かぎゅう)」の有毛細胞が傷ついてしまい、「ヘッドホン難聴」になってしまう可能性もあるのです。「突発性難聴」の原因は不明とはいえ、過度な大音量で音楽を聴き続けることは耳への負担となることは間違いありませんから、気を付けたほうが良さそうです。

原因不明の難病の解決へ、少しでも近づけるように

突発性難聴は、発症に気付いたら早期の治療が必要です。もしも、少しでも聴こえにくい感覚が続いたときは、すぐに病院に行って、「医師」に相談しましょう。手遅れになってしまっては、大好きな音楽も楽しめなくなってしまいます。このような原因不明の症状は、医師の診断をしてもらうまでは自己判断してはいけません。

世の中には、まだまだ原因がはっきり特定できない病気がたくさんあり、突発性難聴もその一つです。将来医師になろうと勉強している人は、憧れの仕事を目指す中で、こういった原因不明の病気に立ち向かうことがあるかもしれません。やりがいのある反面、大きな責任もともなう医師の仕事に興味がある人は、突発性難聴など、身近な原因不明の病気についても知っておいたほうがいいかもしれませんね。


参考:
日本橋大河原クリニック|若い人にも多い難聴1 突発性難聴
http://www.ohkawara-clinic.com/column/nancho2.html
J-CAST|原因不明の突発性難聴を告白する歌手相次ぐ 静かな環境でも発病、完治しないケースも3割
http://www.j-cast.com/healthcare/2015/11/09249941.html
ナースが教える仕事術|あなたの聴力を守るために知っておこう!「突発性難聴」の症状の怖さと治療法
http://nurse-riko.net/%E7%AA%81%E7%99%BA%E6%80%A7%E9%9B%A3%E8%81%B4%E3%81%AE%E7%97%87%E7%8A%B6%E3%81%A8%E6%B2%BB%E7%99%82%E6%B3%95/

この記事のテーマ
医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」を解説

病気やケガなどによる身体機能や生理機能の変化を治療し、健康な生活が送れるようにするのが、医療の役割です。今日のように高齢化が進んだ社会では、健康で長生きできるようなサポートも重要です。これらの役割を担うのが、医師、薬剤師、看護師、理学療法士などの専門家です。医師であれば解剖学や病理学、薬剤師であれば薬学など、それぞれが専門的な知識と技術を身につけ、連携することで医療の質を向上させる方法も学びます。

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この記事で取り上げた
「医学」
はこんな学問です

病気を予防して健康を維持することや、病気を治療して健康を取り戻すことを通じて、人の命を守り人生の質を向上させることを目的とした学問である。専門分野としては、人の体の機能と構造について研究し、病気の原因を明らかにする「基礎医学」、衛生学や法医学・犯罪学など医学と社会の関わりについて考察する「社会医学」、基礎医学の成果に基づいて実際に病気を治療するための研究を行う「臨床医学」などがある。

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