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「ゆとり」世代だけじゃない! イマドキの若者は「さとり」といわれている!?

2016.03.01

提供元:マイナビ進学編集部

「ゆとり」世代だけじゃない! イマドキの若者は「さとり」といわれている!?

「ゆとり世代」という言葉をよく聞きますが、「さとり」と呼ばれる世代もあるのだとか。一体どのあたりが「さとり」なのでしょうか。

この記事をまとめると

  • 「ゆとり」と「さとり」はどう違うのか?
  • 身の丈に合った行動と思考を持っている、といわれることがある「さとり世代」
  • 社会学を学ぶことで世代ごとのよさを知ることができるかも

「ゆとり」と「さとり」、一体どう違うの?

いつの時代も、「○○世代」という言葉はあるものです。古くは戦後の第一次ベビーブームに生まれた「団塊の世代」にはじまり、イケイケの好景気時代を経験している「バブル世代」、バブルがはじけた後の就職難を体感した「団塊ジュニア世代」など、世代によって世相を反映した特徴が見受けられます。

そして、近年よく聞くのが「ゆとり世代」と「さとり世代」です。ともに最近の若い人たちを指している言葉ですが、みんさんにとっては、どのようなイメージを持たれる言葉でしょうか。そもそも、この2つの世代ってどう違うのでしょうか?

ゆとり世代と呼ばれるのは、はっきりした定義はできないものの1990年代前半から2004年くらいに生まれた人を指しています。2002年度に行われた学習指導要領による「ゆとり教育」を受けていることから、そう名づけられています。ゆとり教育では、かつて土曜日も半日の授業があった時代とは違い、土日が休日になる週5日の授業が基本になっています。このことにより、授業時間が減り学習内容が削減されている反面、休みの時間が増えているためにのんびりと育っている人が多いといえるでしょう。

また、学校の成績についても変化しており、学力テストでいい点数を取ることを基準にして通知表の点数を決める「相対評価」から、テストの点数は低くても、授業態度や部活動での活躍、委員会やボランティア活動といった一生懸命な姿など、教員からみて努力する姿勢があることが評価の対象となる「絶対評価」に変わったことが大きく影響しています。

つまり、英語のテストで90点を取ったAさんと70点だったBさんでは、相対評価ではAさんのほうが上ですが、Bさんは毎回授業で発言が多く、宿題も一度も忘れたことがなく、授業外のときも先生に質問に来るなど、学習意欲が高い、ということでAさんとBさんが通知表で同じ5を取ることもあるのです。そうした評価の受け方は、シビアに営業成績だけで査定される会社など、厳しい社会に出たときの打たれ弱さになってしまっているという見方もあります。

ゆとり世代のエピソードって?

また、ゆとり世代は、幼少期に情報化社会の成長時期を経験しており、物心ついたときから携帯電話があった世代です。それに伴い、モバイル端末が常に手放せない人が多いといいます。また、そのことが他人との直接的なコミュニケーションを苦手にさせていることもあるのだとか。

一方、「さとり世代」は、ゆとり世代の次の世代を指してそう呼ばれています。さとり世代は、その名の通り「さとり=悟り」を開いたかのように、まったく世俗的なところがなく、ガツガツしていないイメージ、として使われることが多いようです。また、デフレの時代を生きてきたために、物欲もあまりない、といわれることもあるのだとか。バブル世代とはまるで正反対といえるでしょう。

身の丈に合った行動と思考があるのが「さとり世代」?

その背景には、彼らは生まれてからずっと日本の経済状況が悪かったり、東日本大震災を経て人間の価値観が揺らぐ中で成長してきた世代であり、社会環境の大きな変化から自分を守るためにあまり過剰に希望を持ったり他人に期待せず、処世術として冷静沈着に客観的な態度が身についている世代だといわれています。しらけているというよりは、閉塞感のある世の中に身を置いていることを自覚しているために、身の丈にあった行動と思考があるのではないでしょうか。さらに、スマホや携帯電話が爆発的に普及したネット社会において、無自覚に発信した発言が何かの拍子に炎上したりする恐さも知っているため、むやみに過激な発言なども控えるようになっているようです。

このように、ゆとり世代もさとり世代も、生まれた時代や学生時代の環境が人格形成に影響しています。では、高校生のみなさんの世代は何と呼ばれているのでしょうか? 2015年3月に発売された藤本耕平さんの著作『つくし世代 「新しい若者」の価値観を読む』(光文社)では、今の高校生を含む世代を「つくし世代」と名づけています。それによると、今の若い世代は周りの人が喜ぶように振る舞い、相手に「尽くそう」とする「つくし」的な傾向が見られ、「みんなで楽しもう」とする力が大きいと分析しています。その背景にはSNSなどの普及により、つながりを大事にしていること、また震災後の日本で人との関わりがとても大事なことだと気が付いている点にあるようです。高校生のみなさんはこの見方をどうお感じになるでしょうか。

人間を取り巻く社会現象のメカニズムを解き明かすのが社会学

こうした社会における世代の違いや背景を分析・研究にもつながるのが、「社会学」という学問です。社会学は、その時代を生きる人間を取り巻く社会現象のメカニズムを解き明かすことで、社会が持つ問題の解決方法を学びます。

社会学を学び、ゆとりやさとり、つくし世代それぞれのよい特徴を把握することで、各世代同士が助け合って生きていける社会をつくることができるかもしれませんよ。

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「社会学」
はこんな学問です

社会のなかでの個人の行為、集団の持つ特性、他者とのコミュニケーションなどに一定の法則性を見出して、社会の仕組みや働きを解明する学問である。研究対象は広く、社会学的な視点で研究できるものであれば何でも対象とすることができる。たとえば、家族社会学、芸術社会学、法社会学、都市社会学、宗教社会学、教育社会学、スポーツ社会学など、テーマの自由度は高い。その一方、社会全体を意味付けるグランドセオリー(一般理論)を志す学者もいる。

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