スゴイ勉強法 有名大学も夢じゃない!? 超絶暗記法
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この記事をまとめると
- 暗記に役立つ目からウロコの方法を5つ紹介
- 頭のなかで映像をイメージ、よく眠るなど多彩なテクが登場
- 自分に合った方法を見つけてみよう
英語や古文の単語、世界史の哲学者の名前、あるいは公民の制度名などなど、学校の勉強では覚えなければいけないことが山ほどあります。マーカーで線を引いたり、暗記カードを使ったりと、いろいろな工夫をしていても、なかなか覚えきれない……。そんな人に、試してみる価値アリの一風変わった暗記法をご紹介。
【1】書きながら声に出す
オーソドックスな方法ですが、覚えるべきことを書きながら、声に出します。目で見るという視覚だけでなく、手を動かし、口を動かし、耳から音が入ってくるというように、たくさんの刺激を脳に与えることができます。
【2】何も見ずに思い出す
混雑した電車やバスの中でもできるのがこのやり方。学校や塾で勉強したことを、帰り道で、何も見ない状態でどれだけ思い出せるか確かめるのです。家に着いたら、自分が全部思い出せたかを確認し、忘れていたものがあればチェック。今度は、通学のときに、そのことをちゃんと思い出せるかを試してみます。慣れてくると、お風呂やトイレの中といった時間も有効活用できるようになります。
【3】頭の中で映像をイメージ
映画やアニメなど、印象的なシーンは記憶に残りやすいもの。これを暗記に応用します。日本史を勉強するときであれば、単に「織田信長」「豊臣秀吉」「柴田勝家」というように単語だけを覚えようとするのではなく、教科書の挿絵や、自分の中でイメージを膨らませた登場人物を準備し、頭の中でその登場人物を動かしながら歴史上の出来事をなぞってみるのです。「頭の中だけでイメージするなんて難しいよ」という人は、絵を描くのも手です。「なんだこの似顔絵、全然似てないぞ」と笑ってしまうような絵でも、その人物や関連することを頭に思い浮かべながら描くことで、あとあとイメージとして思い返すきっかけになります。
【4】外に出かける
「覚えなきゃ」と思うと、逆に覚えづらくなるような人に試してもらいたいのが、この「外に出かけて覚える」という方法。単語帳や教科書を持って、散歩がてら外に出かけてみましょう。ときどき立ち止まって本を開き、閉じては歩き、ということを繰り返します。歩きながら、書いてあったことを思い返し、少しずつ頭に入れていくのです。人前でのスピーチで緊張してしまうときに、ゆっくり丁寧にしゃべることで心を落ち着かせるという方法がありますが、それを暗記に応用したのがこの暗記法です。部屋で机に向かっていると、なかなか覚えられない自分にイライラしてしまうことがあるかもしれませんが、ゆっくり歩くことで緊張をときほぐし、リラックスした状態で暗記することができます。
【5】きちんと寝る
「どうしても暗記するのが苦手だ」というあなた、睡眠を軽視していませんか? 人の脳は、起きている間に頭に入ってきた情報を、寝ているときに整理し、記憶として格納しています。印象に残った出来事などが夢に出てくるのもそのため。だから寝るのを我慢してまで記憶しようとするのは、とても非効率的なんです。土壇場で一夜づけが必要だ、というときにも、6時間から7時間半ぐらいの睡眠は不可欠。
また、15分程度の短い昼寝は脳と体を休ませるのに最適だといわれています。ただし、もっと長い昼寝は、脳が起きるのに時間がかかり、夜眠れなくなるので逆効果。アラームをセットして、すぱっと起きられるようにしましょう。
勉強法は人の数だけあるともいわれます。ある人に最適なものが、他の人にも合うとは限りません。ここで紹介した暗記法も、自分なりのアレンジを加えることで、あなたにぴったりのものになるかもしれません。「いやだなー」と思うよりも、いろいろなやり方を試しながら、ポジティブな気持ちで頑張ってみましょう。