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アメリカのストリート発! 暴力と闘うために生まれたダンスって?

2016.02.15

提供元:マイナビ進学編集部

アメリカのストリート発! 暴力と闘うために生まれたダンスって?

海外では、若者たちを犯罪から遠ざけるために生み出された、エネルギッシュなダンスがあるといいいます。一体どんなダンスなのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 豊かな感情表現を身につけるなどを目的に、ダンスが必修科目になった
  • 若者の犯罪を防止するために生み出された、「KRUMP」というダンスがある
  • どんなダンスでも感情など、言葉で伝えられないものを表現するのが目的

体育の授業でダンスを習うのが必修になったのはなぜ?

2012年から、小中高校の体育の授業で「ダンス」が必修科目となりました。「現代的なリズムのダンス」か、「フォークダンス」、「創作ダンス」の3つのうちからいずれかのダンスを選び、授業に取り入れることが義務付けられたのです。

ダンスを必修科目にした理由はいくつかあるようですが、子どものころからダンスを学んでいる生徒が増えたことや、ダンスを踊ることで豊かな表現力が身につけられる、仲間と一緒に踊ることでコミュニケーション力のアップを目指せる、ということなどが大きな理由のようです。

学校で学ぶダンスは3種類のうちの一つですが、バレエやロックダンス、ブレイクダンス、タップダンス、R&B、ソウルなどダンスにはたくさんの種類があります。ダンスといえば一人、もしくは仲間たちと一緒に楽しく踊るものですが、中には相手と競い合いながら交互に踊る、「ダンスバトル」といった文化もあります。そこで踊られているダンスの中でも特に攻撃的で、ちょっと変わった由来を持つダンスが「KRUMP(クランプ)」です。

犯罪発生率が高いエリアで生まれたダンス「KRUMP」

KRUMPが生まれたのは、犯罪発生率がとても高く、危険地区として有名なロサンゼルスのサウスセントラル。サウスセントラルでは若者同士のケンカや、ギャングチーム同士の抗争が絶えませんでした。そこで、プロのダンサーとして活躍していたトミー・ザ・クラウンや、彼の弟子であるタイト・アイズが若者を犯罪から守るために作ったのがKRUMPです。

KRUMPは、Kingdom(神の国)、Radically(素晴らしい)、Uplifting(精神的高揚)、Mighty(偉大)、Praise(神への賞賛)の頭文字をとって名付けられました。KRUMPは、足を踏みつけるストンプ、胸を突き出すチェストポップ、腕を振り下ろすアームスイングの3つの動きが基本となっています。危険と暴力が身近な環境で生きているロサンゼルスの子どもたちのエネルギーや感情を、ケンカに向けるのではなく、ダンスにぶつけることができるように、KRUMPはとても激しく、攻撃的な動きが特徴のダンスになっていったのです。

どんなダンスも感情表現が元になっている

KRUMPが世界に広まったのは、KRUMPを武器に生き抜く若者たちの姿を撮影したドキュメンタリー映画『RIZE』がきっかけ。三代目J Soul Brothersの人気メンバーである岩田剛典さんも、大学時代にこの映画を観たことがきっかけでダンスをはじめ、KRUMPのチームを作ってクランパーとして活動していたそうです。

KRUMPは怒りや悲しみなど、やり場のない感情を体の動きにぶつけるダンスですが、もともとはどんなダンスも言葉で伝えられないものを踊りで伝える、心身を開放する、リズムを共有することで感情も共有できるなど、感情表現が元になっています。

テレビで活躍しているアーティストには、バックダンサーがついていることも多いですよね。彼らを見て、ダンスでどんな表現をしようとしているのか考えてみるのも面白いかもしれません。歌詞の登場人物や音楽のノリ、アーティストの感情など、ただ踊っているのではなく、さまざまなことを表現していることが分かると思いますよ。

この記事のテーマ
芸術・表現・音楽」を解説

絵画や造形、声楽や楽器演奏、演劇や芝居、マンガやアニメーションなど、さまざまな芸術分野で、表現者としての感性や技術を磨きます。近年では、活躍の場を広く海外に求め、高い評価を受けている人たちも多くいるようです。作品の制作や演習などの実技はもちろんのこと、それを裏打ちするために専門分野の歴史や理論の授業も行われます。そのため、アーティストとして作品を発表する以外に、指導者や研究者としての道もあります。

「芸術・表現・音楽」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「舞台・演劇・舞踊学」
はこんな学問です

演劇や舞踊など、舞台で行われる芸術表現の創作、演技の理論と技能を身に付ける学問。芸術系の学校などに専門コースを設けてあるところが多い。創作分野と表現分野に大きく分けられるが、学校によって舞台装置や美術を専門的に学べる場合もある。表現分野は、演劇舞踊の歴史や劇場文化についての素養を深めながら、身体表現実技を習得する科目を履修。創作分野では理論や歴史を学び、その意義や社会的影響も踏まえた創作活動を重ねる。

「舞台・演劇・舞踊学」について詳しく見る