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血液型占いができない、血液型の話題は外国人には通用しない理由って?

2016.02.19

提供元:マイナビ進学編集部

血液型占いができない、血液型の話題は外国人には通用しない理由って?

血液型による性格診断は、日本人の大好きな話題。ところが海外は、そういうわけではないようです。血液型にまつわる、海外の傾向をご紹介します。

この記事をまとめると

  • 民族や地域によって、血液型にはばらつきがある
  • 欧米では星占い(占星術)が市民権を得ている
  • 血液型の話題は、外国人には通用しないこともある

ヨーロッパでは圧倒的に多いA型とO型

血液型による性格診断は日本人が好む話題です。例えば、こういった性格診断を見たことがあるかもしれません。「堅実なA型、マイペースなB型、自信家のO型、変わり者のAB型」……一概にはいえない場合も多いと思いますが、各血液型の傾向にその人の特徴がピタリと当てはまろうものならば、話も大いに盛り上がることだと思います。

実際に「血液型別相性診断」や「~型の取扱説明書」といった本がヒットしていることからも、日本人が血液型に大きな関心を持っていることが分かります。

ここ日本で血液型の話題が大きく取り上げられるには理由があります。日本人の血液型を見ると、A型40%、O型30%、B型20%、AB型10%と比較的バランスよく分散していることが分かります。いわゆるマジョリティ(多数派)がいないため、相反する4つのキャラクターに分けても公平さが保たれます。これならゲーム感覚で話題にしてもカドが立たないでしょう。

ところが、これは日本固有の特徴であって海外では大きく異なるようです。例えばイギリスでは、同国のNHS(英国民保険サービス)が調査した結果、国民の90%弱がA型とO型で占められていることが分かりました(ちなみにB型は8.6%、AB型は3.0%と圧倒的に少ない!)。この傾向はヨーロッパ全域でも大差はなく、基本的にアングロ・サクソンにはA型とO型が多いことが証明されています。

一方で、ブラジルの血液型分布はもっと極端なことになっています。ネイティブのインディオ民族系ブラジル人(ハーフなどは除く)は、A型0%、O型100%、B型0%、AB型0%、つまり全員がO型なのです! これは西暦1500年ごろに流行した梅毒(性病の一種)により、ほかの血液型の人間が死に絶えたのに対し、病気に強い耐性を持っていたO型のみが生き残ったのが理由と推測されています。O型同士の両親からはO型以外の子どもは産まれてこないため、この血統が500年以上にわたり守られているのです。

天文学から派生し、大衆カルチャーとなった占星術

民族や地域によって偏りがある血液型。このため海外では日本のように血液型で話が盛り上がるといったことはありません。代わりにというわけではありませんが、西洋では「占星術」を重んじる傾向が古代より続いています。

西洋では古来より星座の動きをもとに、自分の行動や生活様式を決める習慣がありました。やがてそれは自然災害の予測だったり、敵国を攻めるときの戦術を決める要素になったりと、政治色の強いものへ飛躍していきました。もともとは天文学の一環だった占星術ですが、天文学が学問として成熟していくのとは別に、より庶民の生活に根付いたカルチャーの一環として普及し現在に至ります。

そんな占星術をもっと気軽に知ってもらう、楽しんでもらうために生まれたのが、いわゆる「12星座占い」です。生まれた月日により12の星座に割り振られているので、日本の血液型同様、不公平感のないバランスのよい判断が可能です。朝のテレビ番組でも、その日の運勢やラッキーアイテムを紹介するコーナーをよく見かけることからも分かるように、日本人にとってもなじみの深いものになっています。本来はこの星座占いも、正確な生年月日や出生地の緯度・経度などを確認する必要があるのですが、できるだけ簡略化することによって、気軽に楽しめて気分転換になるカルチャーとして世界的に広まっているのです。

スポーツに血液型が大きく影響してくる?

外国人に血液型ネタが通用しないその理由は、彼らが血液型に関心がないばかりか、自分の血液型すら知らないことがあるのだとか。そのため日本人同士の会話のノリで外国人に血液型の話を振ってしまうのは避けたいところ。

一般的にですが、A型は農耕民族、B型は遊牧民族、O型は狩猟民族が多いといわれています。ブラジルがサッカー王国と言われているのも、狩猟民族の血が大いに関係しているのかもしれません。また遊牧民らしくB型が最も多いモンゴル人ですが、歴代の横綱を見ると朝青龍と日馬富士はO型、白鵬と鶴竜はA型で、モンゴル人力士全体でもB型よりA型とO型が多いのです。大相撲の厳しい世界に飛び込んだ彼らは、どこか牧歌的なモンゴル人のB型気質とは異なるようです。

日本でも血液型診断を信じないという人はたくさんいますが、血液型により気質の違いが多少あるのは事実といえるでしょう。みなさんも将来外国人と交流する機会が増えていくことだと思いますが、全世界中の人が共通認識を持っているわけではないということを頭の片隅に入れておいたほうがよいでしょう。あくまで血液型の違いは、国民性を知るヒントになる「比較文化学」の一つとして捉えておくようにしたいものです。

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「比較文化学」
はこんな学問です

グローバル化する世界に対応するため、国や民族ごとに異なる文化を比較しながら、相互に理解し合えるような基盤づくりをめざす学問。比較研究する文化の内容としては、歴史、言葉、芸術、ライフスタイルなどがある。また、他国や多民族の文化を比較研究するには自国の文化を深く知らなければならない。したがって、日本文化についても理解を掘り下げていく。それと同時に、相互理解を図るのに欠かせない外国語の習得など、言語運用能力も磨いていく。

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