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女装というわけじゃない? 男性がスカートを履く国があるらしい!?

2016.02.17

提供元:マイナビ進学編集部

女装というわけじゃない? 男性がスカートを履く国があるらしい!?

ある国では、男性用の伝統的なスカートがあるそうです。一般的なスカートとは異なるその衣装について、詳しくご紹介します。

この記事をまとめると

  • メンズスカートとは異なる、男性専用のスカート風民族衣装「キルト」
  • 常に戦いとともにあり、スコットランドでは勇猛果敢な証しとされた
  • 他国と自国の文化の違いを比べ、認識する学問「比較文化学」

男性専門のスカート!? 「キルト」って何?

女の子の服を、男の子が着たらあら不思議。一部の男子が女の子よりかわいいとネットで話題になり、ドラマにも登場した「女装男子」。女性用の服を男性が着るのが女装男子ですが、世界の中には男性専用のスカートがあると知っていましたか?

スコットランドの民族衣装「キルト」がこれにあたります。スカートと同じように筒形で、見た目は本当にスカートのようです。ですが、実はこれ男性専門の衣装。キルトはスカートと異なり、キルトを女性が着ることは許されません。一体なぜでしょうか。

民族の勇猛さを受け継ぐ、キルトの歴史

スコットランドの歴史を紐解くと、キルトが誕生したのは10世紀ごろと言われています。1700年ごろまでは、一枚の布でできていました。上下に分かれて着用されるようになったのは、1800年代。というのも、このキルト、勇猛な戦士たちに着られていた服なのです。

映画『ブレイブハート』では、大きな剣を持ち、キルトを纏った戦士の姿を見られます。イングランド占領下では、民族解体のために一時着用を禁じられたほど。その後、解禁となったときには、皆がズボンを破り捨て歓喜したといいます。第一次世界大戦にも着用されたキルトは、常に戦いと共にある衣服だったのです。

現在でも、勇敢さの象徴とされ、男性専用の服であるキルトですが、世界的イベント「セントパトリックデー」でその勇姿を見ることができます。この「セントパトリックデー」はさまざまな国のさまざまな都市で祝われる行事で、ケルト系の人々がこの民族衣装に身を包んでパレードを行います。整然としたパレードは圧巻で、例えばニューヨークのパレードでは、その姿を一目見ようと、世界中から多くの観客たちが訪れます。

同じような服にも異なる歴史

同じ筒形の服でも、着物をスカートと呼ばないのと同様に、キルトもまたスカートとは異なる文化を持っています。文化がつくられるには、その国が歩んできた歴史が色濃く影響しているのです。

このように、世界各国に散らばるさまざまな文化を比較検討していくのが、比較文化学です。互いを比較し、理解を深めることで、相互理解しあえる土壌づくりを目指します。また、比較のためには自国の文化をより詳しく知る必要があるため、その眼差しは国内にも向けられます。

インターネットなどを経由して、手軽に他国の文化に触れることができる現代。「なぜこんなことをしているのだろう」という疑問を解決したい方は、比較文化学を学んでみるといいかもしれません。

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「比較文化学」
はこんな学問です

グローバル化する世界に対応するため、国や民族ごとに異なる文化を比較しながら、相互に理解し合えるような基盤づくりをめざす学問。比較研究する文化の内容としては、歴史、言葉、芸術、ライフスタイルなどがある。また、他国や多民族の文化を比較研究するには自国の文化を深く知らなければならない。したがって、日本文化についても理解を掘り下げていく。それと同時に、相互理解を図るのに欠かせない外国語の習得など、言語運用能力も磨いていく。

「比較文化学」について詳しく見る