海外の卒業式は夏が当たり前? 日本も実は昔は秋入学だった!?

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海外の卒業式は夏が当たり前? 日本も実は昔は秋入学だった!?

2016.02.15

提供元:マイナビ進学編集部

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海外の卒業式は夏が当たり前? 日本も実は昔は秋入学だった!?

卒業式といえば、日本では桜の時期に行われます、海外では異なる場合が多いです。海外の卒業式はいつ行われているのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 春に卒業式・入学式を行うのは世界共通ではない
  • 近年、日本でも9月入学を検討している大学がある
  • 外国と比較することで日本の教育を知ってみよう

春に卒業式・入学式をやるのは全世界共通じゃないの!?

高校時代の3年間はあっという間です。新年を迎えて1カ月以上たち、これから少しずつ暖かくなると、卒業式はもう目の前です。仲のいい友達との思い出に浸っている人もいるのではないでしょうか。そう、春は出会いと別れの季節……と思いきや、実は日本だけ? 

日本では、卒業式・入学式といえば桜咲く春の季節、3月と4月に行われるのが定番です。それ以外のイメージはなかなか浮かびにくいですよね。ところが、これは日本独自の文化で、ほかの国では春に学年が変わることはあまりありません。むしろ、秋に学年が変わる方がスタンダードのようで、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ロシア、中国など、多くの国が9月に新学年をスタートしています。つまり、どの国も夏休み明けから新学年がスタートしているのです。

日本でも9月入学を検討している大学がある

アメリカでは、一般的に9月に入学することが多いですが、単位が取れたら卒業になるため、全員一斉に卒業するわけでなく、12月で卒業の生徒も8月に卒業の生徒もいます。そして卒業式は主に5月から6月にかけて、初夏の季節に行われます。

アメリカの卒業式といえば、卒業式に着るガウンと帽子です。学生生活を扱った映画などでは、卒業生が一斉に帽子を天高く放りなげるシーンが、学生が社会へと旅立つ象徴として描かれることがあります。また、屋内で行われることがほとんどの日本の卒業式と違い、屋外で行われることもあるアメリカでは、卒業式にはより開放的な気持ちになれるのではないでしょうか。また、それは初夏という季節も関係しているかもしれません。

実は、かつて日本も9月の秋入学が一般的でした。明治時代初期に明治維新により西洋の教育が国民に導入され、高等教育では9月入学が主流となっていました。その後、政府の会計年度が4月から3月になったことに合わせて、小学校の入学が4月になったのです。大正時代になり、高校・大学の入学も4月となりました。現在は幼稚園から小中高、大学いずれも4月1日から学校は始まり3月31日に終わるように定められています。

こうした規定に基づいて、日本では長年4月入学を続けてきましたが、ある大学では入学時期を秋に変更しようという検討が行われています。その理由として、秋入学が常識の海外の学校とは留学生が行き来しにくく、英語でのコミュニケーションが苦手なままの学生も多く、それが日本の大学の国際的な評価や地位の低下につながっているからです。

外国と比較することで日本型教育の知ってみよう

このような入学・卒業時期の問題を考えることは、「教育学」につながります。日本のみならず海外との積極的な交流を持つことで、より高度な教育を受けることができますが、入学・卒業時期がグローバルスタンダードと違う日本では、教育面での海外との協力が不十分になっている可能性があります。将来は教員を目指したいと考えている人は、教育学を学び、本当に最適な卒業・入学の時期についてより現実的に考えてみることで、未来の生徒が学びやすい環境づくりにつなげることができるかもしれません。海外と比較することで、日本型教育の現状についても深く知ることができるかもしれませんよ。

この記事のテーマ
教育・保育」を解説

保育所や幼稚園、小中高等学校や大学などで、子どもたちを健康に成長させ、学習能力を向上させるための教育方法を学び、研究します。教育の歴史や基本概念などの理論のほかに、教育や保育に携わる専門職(教員や保育士など)になるためには、指導技術や保育の実践的な手法などを、実習を通して学びます。このほか、生涯教育や教育に関わる地域活動など、教育と社会の結びつきや意義についても学びます。

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この記事で取り上げた
「教育学」
はこんな学問です

教員養成のための学問ではなく、教育のあり方を追究する学問。具体的には、教育の歴史、目的、手法、制度などを対象としている。「教育学分野」は、教育行政や現場を調査・分析し、教育環境はどうあるべきかを研究。「教育心理学分野」は、発達心理学の視点から人間形成がどのようなものかを解明し、教育の本質を追究する。また、「メディア・コミュニケーション分野」では、教育現場での情報伝達はどのようにあるべきかを探るなど、多岐にわたる。

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