集中力が高まる色って!? 勉強に力を入れたいときは身の回りを変えるといい?

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集中力が高まる色って!? 勉強に力を入れたいときは身の回りを変えるといい?

2016.02.05

提供元:マイナビ進学編集部

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集中力が高まる色って!? 勉強に力を入れたいときは身の回りを変えるといい?

街中で赤い色のものを見ると、すごく目につきませんか? 青い色って、なんだか冷たい感じがしませんか? このように、色は人の心理に大きな影響を与えています。ということは、色の力を利用して部屋を模様替えすれば、勉強がはかどって成績アップも可能かもしれません。

そこで今回は、一般社団法人 色彩心理カウンセリング協会の理事をしている上間一代(うえま・かずよ)さんに、「色の心理効果を利用した勉強部屋づくり」についてお聞きしました。

この記事をまとめると

  • 勉強部屋に向いている色はブルー。ただし、取り入れ過ぎに注意
  • 色の効果について、物理学の観点から人間心理を研究する学者も存在する
  • 人間の心の動きを研究する学問を「心理学」という

勉強がはかどる色は、ずばり「ブルー」

「色彩心理アドバイザー認定講座」で講義を行う、上間一代(うえま・かずよ)さん

「色彩心理アドバイザー認定講座」で講義を行う、上間一代(うえま・かずよ)さん

――勉強部屋は、どんな色を基調にすると集中しやすくなりますか?

上間:「ブルー」です。青い色には、精神を落ち着かせる効果や、集中力を高めてくれる効果、時間を感じさせにくくする効果があるといわれているんですよ。そのため、長時間勉強をがんばりたいのであれば、青色を基調にするといいです。

――では、青色はどのように部屋に取り入れればいいのでしょうか?

上間:ポスターや机周りの小物にブルーを取り入れてみてください。また、模様の一部が青いカーテンを使用するのもいいと思います。部屋全体を青色にしてしまうのは、あまりおすすめしません。なぜなら、取り入れ過ぎると、「寒さ」を感じられるようになってしまうからです。面積の広いインテリア用品(カーテンやカーペットなど)を青色にするのは避けたほうがいいですね。

――逆に、勉強部屋には使わないほうがいい色はありますか?

上間:「赤色」のものは、あまり置かないほうが無難です。街中にある赤い色のもの、例えば「ポスト」ってすごく目に入ってきやすいですよね? 視認性が高い色なので、集中がしづらくなってしまうんです。

――であれば、目立たせたいものは赤色にしたほうがいいということですか?

上間:そうです。例えば、ノート内の覚えたいポイントは赤で書くといいでしょう。また、私たちは「黄色」のことを知識・情報収集の色と呼んでいます。黄色でポイントを目立たせるのもおすすめです。ちなみに、ノートを取るときは黒色のペンで書いている方が多いと思いますが、これも青色に変えてみてはいかがでしょうか? いつもより、集中できていることを実感するはずですよ。

――照明の色はどうすればいいのでしょう?

上間:蛍光灯のような「白い明かり」をおすすめします。避けたほうがいいのは、オレンジ色といった暖色系の明かり。だらけたり、眠気が出てきたりしやすくなります。やさしい色なので、家族のだんらんをする部屋などで使うには向いているんですけどね。

――家具の配置についてアドバイスをお願いします。

上間:机の配置には気をつけたほうがいいです。壁際に置くと、圧迫感を与えることになってしまいます。これだと、勉強に集中できる環境とはいいづらいです。壁と机の間に、少しスペースを空けて配置するようにしましょう。よく「リビングで勉強したほうが集中できる」という意見を聞きませんか? リビングで勉強したがる人の中には、机の位置が悪いために、自分の部屋の居心地が悪くなってしまっている人もいるんですよ。
せっかく集中力を高める色使いを取り入れても、家具の配置が悪いと効果が薄くなってしまいます。ぜひ机の位置は見直してみてくださいね。

色が与える心理効果は多くの人に取り入れられ、研究されている

色彩心理カウンセリング協会で使われているポストカードは。9色の中から 好きな色や気分に合う色を選び取ってもらい、カウンセリングをしているそうです

色彩心理カウンセリング協会で使われているポストカードは。9色の中から 好きな色や気分に合う色を選び取ってもらい、カウンセリングをしているそうです

――カラーの心理効果は、さまざまな業界で取り入れられていると聞きました

上間:はい。昔、病院の室内は白みがかったブルーを基調とすることが多かったのですが、最近ではパステルカラーを取り入れる所も増えてきたようです。看護士さんも白ではなく、ピンクの制服を着ることが多くなりました。白色は清潔感を感じられる色ですが、人に近寄りがたい印象を与えます。パステルカラーであれば、より患者さんに安心感を持ってもらえることを考えての変化だと思います。

――これまでお話いただいた色の心理効果は、誰にでも有効なのでしょうか?

上間:絶対に誰にでも効果がある、と言い切れないのは事実です。人それぞれ色の見え方が違いますから。同じ色を見ても、見る人の瞳の色によって見え方は変わってしまうんです。私たちが、心理効果の基準にしているのは統計です。色に関する実験の統計を分析して、心理効果の法則を導き立ています。実は、心理にまつわる研究って科学的な面もあるんですよ。物理学の観点から人間心理を研究している学者さんもいらっしゃいます。

――それは意外でした! 奥深い世界なんですね。

上間:色の心理効果を学ぶことは楽しいですよ。自分自身の役にも立ちますし、人とコミュニケーションするときも話題にすることができるんです。

人間の心の動きを解明する学問「心理学」

上間さんの話を聞いて、色彩が人の心理に影響を与えやすいということが分かりました。部屋に青い色を取り入れれば、ガンガン勉強に集中できちゃいそうですね。あなたも、青いポスターや小物を配置してみてはいかが?

人間の心の動きを科学的に解明していく学問を「心理学」といいます。その研究の範囲は幅広く、上間さんもお話されていたように、工学や医学の分野と連携して研究を行うことも。興味を持った人は、ぜひ学んでみてくださいね。


【取材協力】一般社団法人 色彩心理カウンセリング協会
http://shikisaishinri.jp/

この記事のテーマ
人間・心理」を解説

人を研究対象として、人間の心理や身体、人間が作る社会集団、生活の特徴やあり方を研究します。人間科学は、人間という存在や関係性そのものを研究し、学習範囲は栄養学から文化人類学、スポーツ科学まで広範囲にわたります。心理学は人間の心や行動の特徴を分析・解明します。ストレス社会と呼ばれ、心の病に苦しむ人が増加している現代では、なかでも臨床心理学の重要性が注目されています。人間の存在意義の基礎となる学問です。

「人間・心理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「心理学」
はこんな学問です

人間の心理や行動がどのような原理で動いているのかを研究する学問である。それにはさまざまなアプローチがある。たとえば、認知心理学では対象を知覚してから言語化するまでの作用を情報処理のプロセスとして理解する。発達心理学は人間が誕生してから死ぬまでの心の変化が何によるのかを探究する。臨床心理学は心のバランスを崩してしまった人の状態の改善をめざす。志望校に自分の本当に学びたい心理学があるかどうかを必ず確認することことが大切だ。

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