大人になったら行ってみたい! お客なのに入れないかもしれないお店があるってホント?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

大人になったら行ってみたい! お客なのに入れないかもしれないお店があるってホント?

2016.02.05

提供元:マイナビ進学編集部

大人になったら行ってみたい! お客なのに入れないかもしれないお店があるってホント?

テレビに出てくる料理店などで、「一見さんお断り」といった言葉を聞いたことはありませんか? お店なのに、なぜ「お断り」なのでしょうか。その秘密について解説します。

この記事をまとめると

  • 大人になったら高校生には未知の世界「料亭」に連れて行ってもらおう
  • 「一見さんお断り」にはいくつかのきちんとした理由がある
  • 日本料理人には料理の腕前だけでなく日本文化への理解が必要

ファストフードとは違う大人の世界、「料亭」ってどんなところ?

みなさんは普段、どんな場所で誰と一緒に、どんなものを食べますか? 友達とファストフード店でおしゃべりしながらハンバーガーを食べるのも楽しいですし、部活帰りに疲れた体で食べるラーメンなんかも、なかなかオツなものです。でも、大人になったら子どもでは入ることのできない「料亭」に足を踏み入れてみたくありませんか? 

みなさんは料亭と聞いて、どんなことを連想するでしょうか? 「政治家の会合をしているところ」「なんとなく、偉い人たちが人にいえない話をするところ」なんてイメージがあるかもしれません。実際に料亭なんて、私たちの生活から縁の遠い、現実味のない世界のような気がしますよね。

京都で芸妓さんや舞妓さんがいる花街には、昔から息づいている「一見さんお断り」という文化があります。「一見さん」とは、「お店に初めて訪れた人」のこと。つまり、「一見さんお断り」とは、そのお店に初めて足を運ぶ人は、お客さんとして中に入れてもらえない、ということです。まさか、お客さんを断るなんて! そんなこと普通のお店では滅多にありませんが、一体どうしてこんな文化があるのでしょう。

「一見さんお断り」にはきちんとした理由がある

言葉だけ聞くと、よそ者を受け付けないような冷たいイメージを持ってしまいますが、本当のところは、むしろその逆。お店に足を運んでくれるお客さんとの関係を大切にしているからこそ、「一見さんお断り」する必要があるのです。

歴史ある料亭には、とても長い時間をかけて関係を築いてきた、古くからの常連さんがたくさんいます。しかし、お店がどんなお客さんも気軽に受け入れてしまうようになると、その新しく来たお客さんによって、大切にしてきたお店の雰囲気が変わってしまうこともあるのです。変なお客さんが来てお店の伝統が壊れてしまうと、常連さんに迷惑がかかり、お店に来なくなってしまう場合もあります。そんな昔からの常連さんとの関係を大切にしよう、という姿勢の表れでもあります。

初めて訪れるお客さんは、好みが分からないため、十分なおもてなしをできないことも理由の一つです。来店するお客さんの好みをしっかりと把握した上で、最良のサービスを提供したいと考えているため、限られたお客さんへ向けてお店を開いているのです。

そして、会計方法も普通とちょっと違う場合があります。支払いはその場ではせずに、いわゆる「ツケ」として、後で支払うシステムを取っているお店もあります。また、クレジットカードが使えない店もあり、現金で支払うことが必須の店の場合、お客さんは食事の代金の支払いができることが大前提になるため、お財布の事情を把握できない一見さんにはサービスを提供することができないのです。

料理人には、腕前と共に日本文化を理解しておもてなしする心が必要

そんな、限られた人に向けて最良のサービスを提供する「一見さんお断り」のお店に入れてもらうためには、あなたがお店から信頼される存在にならなければいけません。例えば、そのお店に何度も足を運んでいる常連さんからお店に紹介してもらい、お店に連れて行ってもらうことで、ようやくお店との関係を築くための「第一歩」が踏み出せるのです。

このような日本料理店の習慣は、東京や京都の一部など、限られた場所でのことではありますが、昔から息づいている日本の文化でありの美徳でもあります。そうした文化の中心にいるのが、料亭で包丁を握り、上質な料理を提供する「日本料理人」です。

日本料理人は、四季折々の素材の持ち味を存分に生かし、器や盛りつけにも日本風土独特の工夫を凝らしながら、「目でも食べる料理」と呼ばれる日本料理を提供します。一人前の料理人になるには、料理人として相当の修行が必要であると同時に、料理の腕前と共に日本文化を理解したおもてなしの心が必要になります。だからこそ常連さんを惹きつけることができ、文化として料亭が続いているのです。

一流の日本料理人を目指したい人は、大人になったら料亭に連れて行ってもらうと良いでしょう。きっと、素晴らしい食事はもちろん、日本独特の美しく細やかなサービスに感動すると思いますよ。

この記事のテーマ
食・栄養・調理・製菓」を解説

料理や菓子などの調理技術や、栄養や衛生などに関する基礎知識を身につけます。職種に応じた実技を段階的に学ぶほか、栄養士などの職種を希望する場合は、資格取得のための学習も必須です。飲食サービスに関わる仕事を目指す場合は、メニュー開発や盛りつけ、店のコーディネートに関するアイデアやセンス、酒や食材に関する幅広い知識も求められます。

「食・栄養・調理・製菓」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「日本料理人」
はこんな仕事です

専門料理店や割烹、旅館・ホテルなどで日本料理をつくる仕事。料理人のなかでも、とくに日本料理人を指して「板前」と呼ぶこともある。懐石料理や精進料理、すし、天ぷら、うなぎなど、専門とする料理の種類によって仕事の内容はさまざまだが、一人前になるまで時間がかかる点は共通。修業時代は調理の準備や洗い物、まかない(料理人たち自身の食事)づくりなどが主な仕事となる。それらの仕事をこなしながら料理の技術を一つひとつ身に付けて、やがて一人前の調理人として店を任されたり、自分の店が持てるようになっていく。

「日本料理人」について詳しく見る