国も相談する謎の頭脳集団がいる!? 「シンクタンク」って一体なんだ!?

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国も相談する謎の頭脳集団がいる!? 「シンクタンク」って一体なんだ!?

2016.02.04

提供元:マイナビ進学編集部

国も相談する謎の頭脳集団がいる!? 「シンクタンク」って一体なんだ!?

国の政策に関わることもある、とある頭脳集団がいるようです。どのようなことを行っているのでしょうか。詳しく解説します。

この記事をまとめると

  • 国の政策や企業の経営方針に大きな影響力を持つ、「シンクタンク」
  • シンクタンクでの仕事から、経営コンサルタントやアナリストになる人も
  • 研究員になるには、好奇心を持って打ち込める分野を見つけること

シンクタンクは国と企業の懐刀(ふところがたな)

テレビのニュースを観ていると、よく扱われているトピックについての識者が短いインタビューに答えている様子が映ることがあります。ニュースの内容に対しての裏付けをすることや、視聴者に対して分かりやすく説明をする目的があるのですが、こういったインタビューでコメントしている専門家の多くが、「シンクタンク」の職員だったりします。

シンクタンクとは、英語の「Think=考える」と「Tank=タンク(槽)」を組み合わせた言葉で、あらゆる分野に対しての専門知識を持つ集団のことです。ここで働く職員は主に「研究員」と呼ばれています。

日本のシンクタンクは大きく分けて2種類、「政府系」と「企業系」に大別できます。政府系シンクタンクは文部科学省や経済産業省、外務省などの省庁を母体としており、政策に必要なデータ収集や分析などを行い、国や地方自治体の政治をサポートしています。

一方で企業系のシンクタンクは、銀行、証券、保険、商社、製造業、マスコミなど、企業の系列会社として運営されているケースが多く、企業の課題解決や将来を予測し、戦略決定に関する助言などを行います。企業系のシンクタンクは「〇〇研究所」「〇〇総研(総合研究所の略)」といった名称が付けられているケースが多く、冒頭で説明したニュースの映像でもその名前を確認することができると思います。

このように政策や経営は、その場所のトップだけで行うのではなく、第三者の知恵が大きく取り入れられていることもあります。シンクタンクは、その幅広い分野にわたる調査や研究によって、助言や提案を行うのです。

新規ビジネスの立ち上げに関わるコンサルティング

それぞれの知識を持つ研究員たちが集まるシンクタンクで仕事をしていて、後にその経験を活かして独立する人も多くいます。独立後は、として会社の設立や事業への新規参入に関わる「経営コンサルタント」や、シンクタンクと同様の業務を個人または少人数の団体で行い、研究やマーケティングに携わる、「アナリスト」の職に就く人が多いようです。

例えば経営コンサルタントについては、成長分野と言われる環境・バイオテクノロジーや、社会問題となっている福祉・介護関連事業でのニーズが高まっています。従来の製造業やサービス業を行っている企業がこれら分野への参入を続々はじめていて、また企業の社会的責任(CSR)が厳しく問われる現代にあって、会社のクリーンな経営を維持していくためにも、経営コンサルタントにアドバイスを求めるのです。

経営コンサルタントになるために特に資格は必要ありませんが、「MBA(経営学修士)」取得の有無が、信頼を集めるための大きなポイントの一つになります。MBAは大学院やビジネススクールで一定期間経営学を学んだ人に授与される学位で、大手シンクタンクで働く研究員や独立した経営コンサルタントの多くはMBAを取得しています。かつてはアメリカなどへ留学しないと取得できないなど、金銭や時間の負担が大きい資格でしたが、現在では日本の大学院でも学ぶことができ、仕事をしながらでも取得できます。

また、経営コンサルタントが持っているものとして「中小企業診断士」という日本独自の資格もあります。会社の経営に必要な人材教育、資金調達、資産管理など全ての事柄に通じた知識で、経営者をリードしていくのが中小企業診断士です。ただし試験内容が筆記、口述とあり試験期間も長期におよぶことから資格取得には根気が必要。合格率も20%前後と、なかなか狭き門となっているようです。

シンクタンクで働くためには……?

シンクタンクや経営コンサルタントの中身を知って「国や会社を動かすようなデカい仕事をしてみたい!」と野心を持った人も多くいることでしょう。しかし研究員の多くが有名大学の大学院卒とかなりの高学歴であること、また留学するか働きながらMBAを取得する人が大勢いることから、体力と気力もなければなれない職業といえます。そして人前でのプレゼン能力や質問されたことに迅速に回答できるだけの柔軟性、つまりコミュニケーション能力や知識も日々磨いていかなければなりません。

しかしシンクタンクの中にはテレビのコメンテーターや、週刊誌や新聞への執筆活動、セミナーなどの講演活動に重きを置いている団体もあります。本気で就職を考えているのならば、自分の興味や方向性にあった団体を見つける必要があります。

そして一番大事なことは、人生をかけて夢中になれる、真剣に打ち込める研究分野があるかということです。いろいろな分野に興味を持つことは大事ですが、シンクタンクで働くためにはまずは一番興味があって、進みたい分野を決めること。とりあえずは一つのことに徹底的に打ち込んでみて、そこで得た経験や知識を持って次のステップに進めばよいのです。

企業の経営に大きく関われるシンクタンク研究員と経営コンサルタント。責任感が強く大きなやりがいを求める人には目指す価値のある職業なのではないでしょうか。

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「経営コンサルタント・アナリスト」
はこんな仕事です

企業・組織の経営に関してトータル的なアドバイスを行い、円滑な経営をサポートする仕事。業績データの分析や聞き取り調査、市場調査を通して、専門的な知識とバランス感覚を持って問題点を見つけ出す。そして、依頼主が納得して実践でき、効果を得られる具体的な解決策を提示する必要がある。コンサルティングを導入するだけで、企業の経営状態が目に見えて上昇することも多く、中小企業をはじめ、大企業も経営コンサルタントを重要視している。

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