受験のために部活を「しない」という選択肢を考える勇気ももってみよう
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受験と部活の両立が理想視される中、あえて受験のために「部活をしない」勇気をもつことも時には必要ということを、経験を基に話します。
この記事をまとめると
- 部活と受験を両立する自信がなく、私は部活をしなかった
- 部活をしなくても友達はたくさんできるし、思い出も作れる
- 部活と受験の両立は確かに理想的だが、自分に合った選択をするのが大切
受験と両立できる自信がないなら、部活はしなくてもいい
Q. 原さんは、高校入学時点ですでに部活には入らないと決めていたそうですね。部活というのは高校生活の花形という風にも言われますが、それをしない、という理由は何だったんですか?
A. 一般的には、部活をやって勉強もして、大学受験に合格する。という高校生活がベストかもしれません。しかし私は高校に入学したら部活には入らないことを決めていました。帰宅部を決めていた一番の大きな理由として、私が志望している学科に合格するには、成績をぐっと伸ばさなければならなかったため、部活と勉強を両立しようとすると、勉強できる時間や体力に少なからず悪い影響を及ぼすと考えたからです。また、他の理由としては、部活と勉強を両立させて受験勉強を成功させるという高校生活を実現するにはしっかりとメリハリをつけて勉強したり、器用に時間を使える人たち考えがあったので、不器用な自分ではそうした生活を送れる自信がありませんでした。
部活をしなくても、高校生活は十二分に満喫できる
Q. 自分が目指す目標が明確だったからこそ、そのような決断ができたというわけですね。そのような決断をする上で、高校生の皆さんに何かアドバイスはありますか?
A. 確かに、高校生活において部活動というのは、クラスメイト以外の交友関係を広げる上でとても重要なコミュニティであり、高校生活をエンジョイしていく上で欠かせないことだとも思います。しかし、先に述べた理由からあえて部活に入らなかった私でも、友達とカラオケに行ったり、一緒にご飯を食べたりと、十分に高校生活を満喫しましたし、クラスの友達の友達という関係からクラス以外の交友関係もしっかり持つことができました。私が言いたいのは、無理に部活に入り勉強と部活動を両立しようとするのであれば、部活に入らず、勉強に専念したり、部活以外のコミュニティを探したりして、高校生活をエンジョイするのもアリだということです。