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SNSのやり過ぎのせい!? 自分が取り残されていると妄想しちゃう病気って何?

2016.02.08

提供元:マイナビ進学編集部

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SNSのやり過ぎのせい!? 自分が取り残されていると妄想しちゃう病気って何?

最近SNSの依存を表す、ある2つの症状が話題になっているようです。普段、SNSを使っているみなさんは、こんな症状は見に覚えありませんか?

この記事をまとめると

  • 携帯電話の所有率は、高校生になるとほぼ100%
  • しかし、携帯電話やSNSに依存し過ぎると疎外感を覚えるようになる
  • 健全なSNS利用のために身につけておきたい、「情報リテラシー」

ケータイの普及とともに広く使われるようになったSNS

今や学生でも生活必需品の一つとなっている携帯電話。SNSへの投稿や友達とのメールのやりとりが毎日の習慣になっている人も多いはず。大画面かつ多機能、通信容量も大幅にアップしたスマートフォンと一緒にFacebookやtwitter、mixiにLINE、メッセンジャーなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が普及したことで、もはや日常生活の中で必要不可欠なものになりつつあります。

内閣府が発表したデータによると、2013年(平成25年)の調査で高校生の携帯電話(PHS、スマートフォン含む)の所有率は、男子96.3%、女子96.6%と、全国の高校生ほぼ全員が携帯電話を持っていることが分かりました。中学生の所有率が男女合計で48.8%だったことを考えると、高校進学と同時に携帯電話を持つようになる人が多いようですね。

アルバイトができる年齢になり、お金を自分で稼ぐことができるようになったことや、行動や交際範囲が中学のときに比べて広くなって、学校で会う友達以外にも連絡を取る機会が増えたことから、携帯電話の所持率が一気に高まったものと思われます。特にスマートフォンは大学生が就職活動をするにあたり、求人情報の入手や応募書類のダウンロードなどの際にも活用できるため、もはやスマホは若い人たちの間でも便利で重宝なアイテムになりました。

とても便利な携帯電話ですが、SNSのやり過ぎで「スマホが手元にないと不安で仕方ない!」と重度の依存症に陥ってしまうケースがあります。ビジネスで必需品な社会人ならともかく、若いうちから携帯電話がないことに極度の不安を覚えてしまうのは、将来的に悪い影響が出てしまうかも。ひょっとしたらあなたにも身に覚えがあるかもしれない、SNS依存とその危険性について、少しだけ知っておいたほうがいいかもしれません。

SNS依存症のキーワード「FOMO」と「MOMO」

SNS依存を表す二つの症状「FOMO」と「MOMO」という言葉をご存じでしょうか?

FOMO(the Fear Of Missing Out)は「自分が周囲から取り残されているのでは……?」と感じる不安・恐怖を指します。例えば仲の良い友だちがイベントや旅行などの情報をSNSにアップしたとします。楽しげな報告ですが、もしそれが「自分の知らない間に行われていた」「自分は誘われていない」ものだとしたら、「自分だけ仲間外れにされてしまった」と感じてしまうことはありませんか? そういった出来事が重なると、ますます他人の投稿が気になり、SNSを常にチェックしなくては気が済まなくなってしまいます。

この状態がさらに悪化すると、出てくる症状がMOMO(the Mystery Of Missing Out)です。MOMOは、逆に友達がSNSに投稿「しない」ことに対して抱く不安・恐怖です。自分に情報が入ってこないことで「私は取り残されているのでは……?」と不安になり、「みんなで何か秘密を隠している」「自分は嫌われてしまった」と感じてしまうのです。いずれのケースも最終的には人間不信に陥り、友達との仲も険悪なものになってしまう可能性があります。

イギリスのサセックス大学の心理学教授が実施した実験によると、FOMOとMOMOに陥りやすい人の共通点として「自立心が低い」「自分に自信が持てない」「孤独感が強い」の3つが当てはまると説明しています。

皆さんはこれから進学、就職、結婚などを経験し、その都度いろいろな人と出会い、付き合いが生まれてきます。仲の良い友達と離ればなれになったり、仕事でウマの合わない人とも付き合ったりしなければならず、大人になればリアルの人間関係で悩むケースにたくさんぶつかることでしょう。学生のころは、まだその準備段階です。友達のSNSを見て不安になることはあるかもしれませんが、スマートフォンはもちろん、友達とも、気持ちのいい距離感を見つけていきたいですね。時にはケータイの電源を切ってSNSの世界から離れてみるのも大きな解決策になると思います。

インターネットの世界にはびこる悪の手、悲しい事件から身を守る

SNSは所詮インターネットの世界、と言っても、Web上でのやりとりであるがゆえに、大きな危険があることも見落としてはいけません。近年、中学・高校生のいじめや暴力事件がニュースになっていますが、その中にはSNSの投稿が原因となっているものもあります。「〇〇の悪口を言っていた」「〇〇の彼氏と仲良くしている」など、SNS上でのやりとりと、その情報だけを鵜呑みにした結果、事件にまで発展してしまったこともありました。

それ以外にも、ワンクリック詐欺のように多額の金銭を請求されるパターンや、女子の場合は性的な目的で男性がアプローチをかけてくるパターンなど、未成年をねらった悪質な魔の手は後を絶ちません。インターネット上の有害なサイトへのアクセスを制限できるフィルタリング機能などもありますが、使う側がきちんとしたモラルを持ってSNSを利用することが根本的な解決策となるでしょう。

インターネットの情報を正しく理解するための「情報リテラシー」

こういったモラルは一般的に「情報リテラシー」とも呼ばれています。情報リテラシーとは、ある情報に対して正しい情報と嘘の情報を選り分け、正確に収集し、話の流れを読みながら情報を正確に理解して、さらにそれを活用していくための能力のことです。つまり、SNSに表示された情報が正しいものなのか、誰かの悪意のある嘘の情報ではないか、自分に本当に必要なものなのかを見分けるためには、情報リテラシーを正しく身につけておかなければならないのです。

これがあればトラブルを回避できるばかりでなく、本当に自分にとって大切な情報だけを今後の人生に活かすこともできるのです。そういった情報リテラシーなど、街にあふれる情報との正しい向き合い方を学ぶのが「情報学」です。情報の正しい使い方が問題になっている現在、情報にまつわる知識は必要不可欠なスキルになっていくでしょう。


参考URL
内閣府:携帯電話の所有状況
http://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/h25/net-jittai/html/2-1-1.html

この記事のテーマ
情報学・通信」を解説

情報通信産業には、通信業、放送業、情報サービス業、インターネット付随サービス業、映像・音声・文字情報制作業の5分野があります。近年は各分野の垣根が取り払われつつありますが、なかでも注目されているのが、インターネットに代表されるコンピュータを介した情報通信工学でしょう。高度に情報化が進んだ現代において、安全保障や経済政策はもちろんのこと、日常生活に至るあらゆるシーンで必要とされる、活躍の場の広い学問です。

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この記事で取り上げた
「情報学」
はこんな学問です

情報学という学問名で、文系と理系の2種類の学問を表す。文系学問としては、人文・社会科学系の学問と連携し、社会システムのなかでの情報技術の役割や、マスコミュニケーションにおいての情報メディアの役割、国境を越えての情報コミュニケーションを研究テーマとする。理系学問としては、コンピュータのハードウェアやソフトウェア、情報システムが稼働する原理など、情報についての基礎となる分野を数学的手法によって研究する。

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