着飾らないおしゃれ? 普通の格好をするファッションが注目されている!?

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着飾らないおしゃれ? 普通の格好をするファッションが注目されている!?

2016.02.02

提供元:マイナビ進学編集部

着飾らないおしゃれ? 普通の格好をするファッションが注目されている!?

あえてシンプルなアイテムを選択するファッションが流行しているようです。ファッションの新しいトレンドをご紹介します。

この記事をまとめると

  • 移り変わるファッションのトレンドには、仕掛け人がいる
  • 今、注目のトレンドは、NY発「着飾らないファッション」、ノームコア
  • ファッションのトレンドは社会情勢の影響を受けて変化していく

ファッションのトレンドはどうやって決まる?

ファッションはシーズンごとに次々とトレンドが移り変わっていきます。コギャルブームや裏原ファッションブームなどの大きなトレンドから、2014年に流行ったミモレ丈スカート、去年流行したガウチョパンツなど、アイテムごとのものもあります。

そもそもトレンドとは、実はファッションブランドやファッション雑誌などが協力して仕掛けているものです。まずは、「インターカラー(国際流行色委員会)」という機関が、話し合って2年後のトレンドカラーを決めます。それから、トレンドユニオンやプロモスティルといったトレンドを発信する機関が市場をリサーチし、素材や柄、ライン、スタイリングなど、どんなスタイルをトレンドにするかを決めていきます。

このリサーチ結果を元に、今度は生地を作っている会社が新しい生地をデザインして、パリで行われる「プルミエール・ヴィジョン」という見本市で発表するのです。その生地を見て、ファッションブランドは次のシーズンにどんなテーマで、どんな洋服をデザインするのか考えていきます。

トレンドを発信しているのはファッションブランドのデザイナーと思われがちですが、実はデザイナーが新しいファッションを提案する前に、その年のファッションのトレンドの方向性はある程度考えられているのです。海外でファッションショーを行っているブランドの新作を見てみると、そのシーズンによって「チェック柄が多い」「ミリタリーファッションが多い」など特徴が見えてきます。それは、ファッション業界全体で、「次のシーズンはこのスタイルを流行させよう!」と計画しているからなんですね。

ニューヨーク発の新しいトレンド「ノームコア」って?

そんな中、2014年からニューヨークを中心に広まっているトレンドがあります。そのスタイルが、「Normcore(ノームコア)」というもの。ノームコアとは、Normal(ノーマル)とHardcore(ハードコア)を合わせた造語。ノーマルは「普通」、ハードコアは「究極」を意味しており、つまりは「究極にシンプルなファッション」ということです。シンプルなファッションとは、一体どんなものなのでしょうか?

「おしゃれは我慢!」なんて言葉があるように、足が痛くても高いヒールを履く、スリムに見えるように多少キツめのスキニーパンツを履く、新しいファッションはすぐに取り入れるなど、おしゃれに見せるためには少しくらいの無理は普通、という考え方があります。そもそもファッションとは、好きな服を着ることによって、自分がどういうものが好きでどんなキャラクターなのかを伝えるという、少なからず「自己表現」のためのツールでもあるのです。

しかし、ノームコアの考え方はその真逆。とにかくシンプルで過ごしやすく、服で個性を出すわけでもなく、ファッションはむしろシンプルで大丈夫、というのがノームコアのスタイルです。

ノームコアファッションは、無理に着飾って個性を出すよりも、シンプルなアイテム同士の組み合わせで、街中に溶け込み、「自己主張しない」のもファッションの一つのスタイルなのでは? という、派手な格好をするのではなく、シンプルな服装で他の人や街の雰囲気となじんでいこう、という考えから生まれたトレンド。

ノームコアのファッションでは黒やグレー、紺、ベージュなどのモノトーンの服が多く、派手な柄物よりも素材にこだわったアイテムが好まれているのだとか。スウェットやジーンズ、ぺたんこのサンダル、柄もスタッズなどの飾りもないワンピースなどをシンプルかつ上品に着こなすことが、ノームコアの目的なんですね。

ファッションは時代を映す鏡であり、トレンドは繰り返す

実は、ファッションは単なる娯楽ではなく、時代を映す鏡ともいわれています。例えば、戦争が終わった後は娯楽を我慢する必要がなくなるため、カラフルで華やかなファッションがトレンドになりました。自由な表現ができるようになったこともあり、人気女優が次々と現れ、それに憧れた女性が豪華に着飾ることを楽しむようになります。

1960年代になると、富裕層だけでなく普通の若者たちも自由を手に入れます。ストリートファッションが生まれたのもこの時代で、ミニスカートやジーンズなど若者から流行が発信されることが増えていきました。

1970年代は世界的に不況の時代で、そんな社会に反発するようなパンク・ファッションが流行。1980年代は経済成長で世の中が豊かになったこともあり、華やかなファッションが好まれるようになります。このように、ファッションはその時々の社会の様子が大きく関わっていることが分かります。

ファッションのトレンドは、一定の周期で繰り返しています。服飾・被服学を学ぶと、時代によってどのようにファッションのトレンドが移り変わってきたか、今のトレンドはどんな時代背景から生まれたものか、ということが分かってきます。歴史の中でノームコアのようなファッションがそのどのようにして流行ったのか調べてみると、ファッションから、時代の様子が理解できるようになるかもしれませんね。

この記事のテーマ
生活・服飾・美容」を解説

生活・服飾・美容の分野には、生きていくために必要不可欠なものだけではなく、それによって生活がより豊かで快適になることを目的としているものもあります。たとえば生活学では、だれもが安全で快適に暮らせる空間を実現するために、ユニバーサル・デザインの研究を行います。服飾や美容は、トレンドや利用者によって多様化するニーズに対応するために、素材、色、デザイン、施術方法など、あらゆる角度から美を追究しています。

「生活・服飾・美容」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「服飾・被服学」
はこんな学問です

服飾について専門的に学び、より優れた服飾を追究する学問。世界各地の服飾文化について、歴史や存在意義、機能性などを分析し、科学的な視点から服飾文化の向上や創造に役立てるのが主な目的。デザイン、縫製など服飾造形の技能を追究し、習得する「プロダクトデザイン分野」、繊維の性質や加工、管理を学ぶ「テキスタイル化学分野」、商品流通や消費を研究する「消費科学分野」のほか、文化財となる服飾品の保存を学ぶこともあり、領域は幅広い。

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