風邪をひいても安心!? コンビニでも薬が買えるようになってきている?

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風邪をひいても安心!? コンビニでも薬が買えるようになってきている?

2016.01.28

提供元:マイナビ進学編集部

風邪をひいても安心!? コンビニでも薬が買えるようになってきている?

最近、これまでは薬局でしか買えなかった薬が、徐々にコンビニでも買えるようになっているようです。そもそも場所によって薬を買える・買えないは、何によって分けられているのでしょうか。その仕組みをご紹介します。

この記事をまとめると

  • 市販薬の種類には、「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」がある
  • コンビニ販売向けの薬も登場している
  • 薬について分からないことは「薬剤師」の人にしっかり聞こう

薬局・ドラッグストアとコンビニで買える薬の種類が違う?

「クシュン! あれ、風邪かな? 薬を買わなくちゃ……。でも、今は夜だから、コンビニで買おう!」。最近、医薬品を取り扱うコンビニが増えているのをご存じですか? 2015年に、大手コンビニチェーンのローソンは、医薬品を扱う店舗を2020年度までに1,000店以上に拡大すると発表しています。でも、コンビニで薬が買えるのであれば、薬局・ドラッグストアはいったいどのような立場になるのでしょうか。その答えは、「買える薬の種類が違う」のです。

市販薬(お店で販売している薬)は、3つの種類に分けることができます。

・「第1類医薬品」……「薬剤師」が、使用上の注意・説明をする義務がある医薬品です。

・「第2類医薬品」……「薬剤師」もしくは「登録販売者」が、なるべく使用上の注意・説明をする必要のある医薬品です。

・「第3類医薬品」……上記以外の一般用医薬品です。

みなさんもテレビCMで、胃薬の「ガスター10」や、鎮痛剤の「ロキソニンS」の名前を聞いたことがあるのではないでしょうか? あれらは、「第1類医薬品」です。レジに持っていくと、必ず薬剤師に書面を見せられて説明を受けてから、購入する流れになります。薬剤師が不在だと、購入を断られるくらい説明の義務は徹底されているようです。そのため第1類の薬は、私たちが直接触れられないレジカウンター内のショーケースの中に置いてあります。また、薬局・ドラッグストアでのみ販売されています。

一般的な風邪薬や、漢方薬などが、「第2類医薬品」にあたります。使用上の注意を聞くのは「できれば」で構わないので、説明を受けなくても買うことができます。薬剤師だけでなく、市販薬を売るための資格試験に合格した「登録販売者」も販売・説明が可能です。そのため、登録販売者がいるコンビニは、第2類医薬品を売ることができます。また、通常の第2類の薬の場合、置く場所は特に決められていません。ただし、「指定第2類医薬品」と呼ばれる薬は、カウンターから7mの範囲内にある棚に置く必要があります。

ビタミン薬や栄養ドリンクなどは、「第3類医薬品」です。販売の際に義務付けられていることはありません。

この区分はどのように決められているのでしょうか? それは、副作用の強さで、第3類<第2類<指定第2類<第1類の順に強くなるため、第1類には必ず薬剤師の説明義務が伴うのです。ちなみに、医師から処方せんをもらって購入する薬を「処方薬」といいますが、こちらも副作用が強いため、必ず薬剤師の説明を受けてから買う必要があります。

まとめると、薬局・ドラッグストアで買えるのは「処方薬」と「第1類・第2類・第3類医薬品」。コンビニで買えるのは、「第2類・第3類医薬品」ということになります(ただし、薬剤師が勤めていないドラッグストアは、コンビニと同種の販売内容になります。また、登録販売者がいないコンビニは、「第3類医薬品」のみ販売ができます)。

コンビニで薬が買えることのメリットとデメリットって?

薬の製造や販売についてのルールを定めた法律を「薬事法」といいます。以前はコンビニでは、栄養ドリンクといった第3類医薬品しか売れませんでした。しかし、薬事法が改正されたことにより、2009年から上記の決まりに基づいた上で、第2類医薬品がコンビニで販売できることになりました。

緊急で薬が必要になったとき、すぐに買えるのも便利ですが、「コンビニ販売向けの商品」を購入できるのも魅力的です。例えば、疲れたときや、風邪をひいたときに栄養をつけるための錠剤「ユンケル黄帝顆粒」の使い切りサイズなどが挙げられます。本来、高校生にとってはやや高額な商品なのですが、使い切りサイズであれば200円程度で買うことができます。スポーツや勉強で疲れたけど、がんばらなければいけないときに試してみるといいかもしれませんね。

一方、気軽に薬が買えるからといって、自己判断でむやみに飲むことは避けましょう。市販薬の副作用は、2007年度~2011年度の5年間の合計で1,220件が報告されています(医薬品・医療機器等安全性情報293号)。中には、重度の症状によって、亡くなってしまう人もいるのです。

薬剤師・登録販売者に質問をして、市販薬を賢く使おう!

「セルフメディケーション」という言葉があります。日ごろから健康管理をし、市販薬について学び、体を健康に保とうという考え方です。市販薬を服用するときは、説明書を読むことはもちろんのこと、分からないことがあったら、薬剤師や登録販売者に質問をするとよいでしょう。知識がついて、市販薬を賢く使えるようになることは間違いありません。

病院や薬局・ドラッグストアであらゆる薬を管理し、調合する「薬剤師」。第2類・第3類医薬品の販売ができる「登録販売者」。どちらの職業も、お客さんからの薬や健康にまつわる相談に乗るのも大事な業務です。人の相談に乗るのが好き、みんなを健康にしたい、と考える人は目指してみてはいかがでしょうか?

この記事のテーマ
サービス・インフラ」を解説

多くの人に便利、快適、感動などをもたらす業界です。人が何を望んでいるかというニーズを先取りし、サービスとして提供します。サービス業は「飲食、宿泊」「医療・福祉」「教育」「情報」や、それらを組み合わせた「複合サービス」があります。インフラはインフラストラクチャーの略で、電気やガスを供給する「エネルギー」、ヒトやモノを移動させる「交通・物流」など生活基盤を支える産業です。

「サービス・インフラ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「医療機関・調剤薬局・介護・福祉サービス」
はこんな業界です

医療業界は、病院や診療所だけでなく医薬品メーカー、医療機器・器具メーカーなど医療に関わる企業や団体全般を指す。また、一般医薬品や処方箋(せん)医薬品を扱う調剤薬局やドラッグストアも含む。介護・福祉業界では、加齢・病気・障がいなどにより日常生活を送ることが難しい人たちや、その家族に支援サービスを提供。これらの業界では、医師、看護師、MR(医療情報担当者)、薬剤師、介護福祉士といった専門職に就く人が連携し、業務を行うことが多い。

「医療機関・調剤薬局・介護・福祉サービス」について詳しく見る