鼻水を拭かないように!? 制服の袖にボタンをつけたのはナポレオンだった?

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鼻水を拭かないように!? 制服の袖にボタンをつけたのはナポレオンだった?

2016.01.27

提供元:マイナビ進学編集部

鼻水を拭かないように!? 制服の袖にボタンをつけたのはナポレオンだった?

普段、みなさんが着る機会が多い制服。その制服の袖に付いているボタンをつけたのは、かの歴史的に有名な人物なのだとか。その歴史をご紹介します。

この記事をまとめると

  • 学生服の定番、学ランの“ラン”とは、オランダのこと
  • 学ランの袖ボタンが生まれたのは、ナポレオンの一言がきっかけだった
  • 衣服をさまざまな観点で学ぶのが、服飾・被服学

学生服のルーツはオランダにあり?

学生服というと、日本の文化を語るのに不可欠なアイテムかもしれません。アニメのキャラクターが着用していたり、人気アイドルの衣装にも欠かせないものです。

セーラー服など女性の学生服が注目されることが多くありますが、男子学生の制服はどうでしょうか。日本では、ほとんどの高校で制服が採用されていますから、これを読んでいるみなさんも、制服を着ている人が多いことと思います。

男性の制服は、ざっくり2種類に分かれます。シャツの上にジャケットを羽織るタイプのブレザー、または学ラン(詰襟)と呼ばれるタイプがあります。改めて考えてみると、“学ラン”って不思議な名前ですよね? この「ラン」とは、オランダを意味する漢字「蘭」からきています。江戸時代の日本人にとって、西洋=オランダでした。洋服もオランダのもの、という認識があったのでしょう。学生の着るオランダの服という意味で、「学ラン」と名づけられたようです。

まさか!? 鼻水を防ぐために生まれた、袖ボタン

学ランが登場しはじめたのは、1870年代。このころはまだ着物が主流で、学生たちは和服に下駄、荷物は風呂敷にまとめるのが定番スタイルでした。最初に学ランを採用したのは、東京帝国大学(現在の東京大学)で、軍服や警察の制服などをモチーフにしたといわれています。

ここで学ランにまつわるトリビアをご紹介しましょう。軍服をモチーフにした学ランの袖には飾りのボタンがあります。普段から学ランを着ている人も、なぜついているのか知らない人が多いことと思います。このボタン、何かを留めているわけではありません。実はこの袖ボタンの由来は諸説がありますが、その中の一つにあの有名なナポレオンにあったという話が含まれています。

ロシアを攻めていたナポレオン軍。とても寒い時期で、袖口で鼻水を拭く兵士が多かったとか。美しくあることにこだわりの強かったナポレオンは、そんな姿を見てがっかり。鼻水を拭けなくするように、袖口にボタンを着けたのだといいます。そんなデザインが現代の日本でも使われていると思うと、少し面白いですよね。

衣類をルーツやデザイン、構造とさまざな目線で学ぶ被服学

私たちが何となく選んだファッションアイテムも、実はとても古い歴史を持っていたり、意外な事実が隠されていたりすることがあります。ファッション好きな人であれば、洋服を着るだけでなく、そのルーツを学んでみたいと思うかもしれませんね。

そんな人におすすめしたい学問が「服飾・被服学」です。被服学は、衣類をありとあらゆる角度から研究し、学んでいくもの。歴史、デザイン、素材、構造、消費と、その内容は様々です。ファションにまつわる仕事は、デザイナーやショップ店員だけではありません。布をつくる繊維メーカーや、ファッション誌を発行する出版社、専門的に研究を続ける人もいます。

洋服は人から身を隠し、体温を守るために着るものですが、自分の好みのものを身につけて自己アピールするアイテムでもあります。服飾・被服学は、とても奥深い学問だといえるでしょう。

この記事のテーマ
生活・服飾・美容」を解説

生活・服飾・美容の分野には、生きていくために必要不可欠なものだけではなく、それによって生活がより豊かで快適になることを目的としているものもあります。たとえば生活学では、だれもが安全で快適に暮らせる空間を実現するために、ユニバーサル・デザインの研究を行います。服飾や美容は、トレンドや利用者によって多様化するニーズに対応するために、素材、色、デザイン、施術方法など、あらゆる角度から美を追究しています。

「生活・服飾・美容」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「服飾・被服学」
はこんな学問です

服飾について専門的に学び、より優れた服飾を追究する学問。世界各地の服飾文化について、歴史や存在意義、機能性などを分析し、科学的な視点から服飾文化の向上や創造に役立てるのが主な目的。デザイン、縫製など服飾造形の技能を追究し、習得する「プロダクトデザイン分野」、繊維の性質や加工、管理を学ぶ「テキスタイル化学分野」、商品流通や消費を研究する「消費科学分野」のほか、文化財となる服飾品の保存を学ぶこともあり、領域は幅広い。

「服飾・被服学」について詳しく見る