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貯金するときに意識するといいかも? 「欲しい!」の気持ちは2つあった!?

2016.01.19

提供元:マイナビ進学編集部

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貯金するときに意識するといいかも? 「欲しい!」の気持ちは2つあった!?

高校生になると少しずつ貯金を意識しはじめるかもしれませんが、人の欲求には2種類あるといいます。気になる2つの欲求についてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 何かを欲しい気持ちには2種類あり、それらは「ニーズ」「ウォンツ」という
  • ニーズは満たされないものを欲しがり、ウォンツは個人的な好みが反映される
  • ニーズやウォンツといった欲求を見極め、それを商品に活かすのが経済学

私たちが何かを買うときは、2つの欲求が関係している?

高校生になると、両親からもらえるお小遣いも少しずつ増え、お金の使い道に幅ができるのではないでしょうか。もらったお小遣いをすぐに使ってしまう人もいれば、きちんと少しずつ貯金して、お金を増やしている人もいるかもしれません。

そんなふうにして貯金をしたり、お金を使ったりするとき、みなさんはどんなことを頭に描いているでしょうか。例えば、お金を貯めて「○○を買いたい」「○○が欲しい」と考えていることが多いのではないでしょうか。このような「欲求」があるからこそ、人はそれを満たすため、お金を貯めたり使ったりするのです。

ただし、こういった人々の「欲求」には大きく分けて2つあり、それらをきちんと分けて考えることが大切です。普段、何気なく「○○が欲しい」という欲求を持っている私たちですが、実はその欲求には違いがあるのです。異なる2つの欲求を学び、その違いを知っておくと、貯金や、将来、新しい商売をはじめるときに役立つ可能性も……。ということで、今回は欲求の種類について学びます。

「ニーズ」と「ウォンツ」、2つの欲求の違いは?

「○○が欲しい」という欲求は、どんなときに起きるでしょうか。例えば、何かが足りなくなっているときは代表的です。お腹がすいた(食べ物が足りない)、喉が渇いた(体の水分が足りない」など、とてもイメージしやすいのではないかと思います。

そんなとき、私たちはその足りないものを補おうと、「○○が欲しい」という欲求を持ちます。「お腹を満たすものが欲しい」「喉の渇きを潤すものが欲しい」。このような欲求のことを、「ニーズ」といいます。

ニーズは、自分の中で何かが足りなかったり満たされなかったりしていることに対し、生まれる欲求。食べ物や飲み物のほかにも、「今、住んでいるところは交通の便が悪いから、移動のための手段がほしい」というのもニーズの一種です。あくまでも「なくてはならないもの」、必要なものを欲しがっている状態だといえるでしょう。

しかし、この「ニーズ」はあくまで一つ目の欲求であり、人間にはもう一つの欲求が存在します。それが「ウォント」というものです。

私たちが何かを欲しがるとき、必ずしも満たされない状態だとは限りません。例えば、「食べ物がほしい」という欲求はとてもシンプルですが、それが「柔らかくてジューシーなステーキが食べたい」となったら、それは「必ずしもなくてはならないもの」でしょうか? きっと違いますよね。

お腹が満たされていないならステーキでなくても、ハンバーガーでもスナック菓子でも、お腹を満たす方法はたくさんあります。しかし、「ジューシーなステーキが食べたい」という欲求は、もはやその人の好み。生活していく上で必要性はずっと低いけれど、本人の楽しみとして求めているものです。これが「ウォンツ」です。

ニーズに対して、ウォンツの欲求はずっとハッキリしていて、具体的な何かを求めるという特徴があります。「便利に移動するための手段がほしい」はニーズなら、「あのメーカーの自転車が欲しい」はウォンツ。「冬の寒さをしのぐためのものが欲しい」がニーズなら、「真っ赤なダウンジャケットが欲しい」というのがウォンツです。

ニーズとウォンツを説明するものとして、「ドリルを買おうとしている人はドリルが欲しいのではなく、穴が欲しいのだ」という有名な言葉があります。ここでいう「穴」がニーズ、「ドリル」がウォンツです。この例えで、イメージがつかみやすくなったでしょうか。

ここで重要になってくるのが、私たちはそれでも「あのメーカーの車」と「真っ赤なダウンジャケット」がどうしても欲しい、ということです。そこに、個人の願望や趣味が現れているのです。ニーズの「水分が欲しい」は、逆にいえば「飲み物ならばスポーツドリンクでもお茶でも何でもいい」ということですが、ウォンツの「100%オレンジジュースが飲みたい」は、逆にいえば「100%オレンジジュース以外はダメ」となります。

ウォンツの欲求は、より具体的に細かく欲しいものを指定していることになります。それはつまり、指定されたものがそれだけの魅力や人気を持っていることになるのです。

逆にいえばウォンツの内容を突き詰めていけば、人々のまだ気付いていないニーズを見つけ出すことができるかもしれない、ということです。つまり、人々に「ドリル以外の穴を開ける道具」を提供できれば、そこで大きな利益が生まれるかもしれません。

人々の欲求を見極め、お金に変えていくのが「経済学」

「ニーズ」と「ウォンツ」という2つの欲求。これらを日常生活で意識することは、決して多くないかもしれません。しかし、私たちが日常生活でよく見て、買っている商品には「ニーズ」と「ウォンツ」の意味を考えた商品ばかりが展開されています。

例えば飲み物を販売するメーカーにとって、まず大切なのは「水分をとりたい」というニーズが人々の日常にあること。それがなければ、なかなか飲み物は売れません。しかし、本当に大切なのは、その中でも「○○というドリンクが飲みたい」というウォンツを生み出すこと。それを実現させるために、メーカーは私たちの行動や生活スタイル、欲しがっているものをリサーチしているのです。

このように、私たちの欲求や行動を調べ、それに合う商品などをリサーチするのが経済学という分野。人々は何を求め、どういうものにお金を使うのか。そういったことを研究する学問なのです。経済学を学び、人の心理や行動とお金の関係を考えてみるのも楽しいのではないでしょうか。

この記事のテーマ
経済・経営・商学」を解説

そもそも「どうすればお互いにとって必要な物資が手に入れられるか」という極めて単純な動機から始まった商取引が、極めて高度に煩雑化してしまいました。だからといって、すでに引き返すことができないのは事実であり、現状を正確に把握して最適な選択をするのが私たちの役割でしょう。しかも、単純に取引価格だけですべてが決まる時代ではありません。国家間の争いや異常気象など、カバーしなければならない要素が目白押しです。

「経済・経営・商学」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「経済学」
はこんな学問です

人間の生活に必要なものを生産して流通させる経済活動を研究対象とし、その歴史や仕組み、法則性などを明らかにする学問である。まず、経済にはマクロとミクロの視点があり、マクロ経済学では国レベルでの景気動向や経済成長について研究し、ミクロ経済学では、個人消費や企業活動の分析が中心となる。また、市場経済に焦点を当てるマクロ・ミクロの経済学だけでは経済のすべてを学ぶことはできない。たとえば、環境や福祉といった公共性の強い分野を研究する環境経済学、公共経済学などの科目もある。

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