音楽家ではない!? ドレミファソラシドをつくったのは数学者だった?

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音楽家ではない!? ドレミファソラシドをつくったのは数学者だった?

2016.01.18

提供元:マイナビ進学編集部

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音楽家ではない!? ドレミファソラシドをつくったのは数学者だった?

「ドレミファソラシド」にあたる音階を生み出したのは、実はあの有名な数学者なのだそうです。「ドレミ〜」の起源と、音楽と数学者の関係性をご紹介します。

この記事をまとめると

  • 音楽に欠かせない「ドレミファソラシド」は数学者がつくった
  • ピタゴラスが弦の長さをもとに、相性のいい音をドレミファソラシドとした
  • 音やメロディの不思議を学ぶことで、人の心を動かす音楽がつくれる

誰もが知っている「ドレミ……」の起源とは?

私たちの生活にあふれる、いくつもの音楽。最近の流行曲から、学校の授業で歌う曲、クラシックの名曲まで、数え切れないほどのメロディがつくられています。世界中にある曲の数を数えようとしても、おそらく不可能でしょう。メロディは、その組み合わせだけで無限につくることができるのです。

そんなメロディを誰にでも分かりやすく伝えるために、「音階」というものが存在します。「音階って何?」という人もいるでしょう。分かりやすくいえば、音階とは「ドラミファソラシド」のことですね。

私たちの知っているメロディの多くは、このドラミファソラシドで表せます。音楽に触れたことのある人だったら誰でも知っている、なくてはならない表現方法と言えるでしょう。では、このドラミファソラシドは誰がどのように作ったのでしょうか。実は、これをつくったのは音楽家ではなく、有名な数学者だったようです。

「ピタゴラスの定理」と「ドレミファソラシド」の関係?

ドレミファソラシドをつくった人の正体……。それは、数学者のピタゴラスでした。ピタゴラスと聞いてピンときた人は、きっと数学が大好きな人でしょう。ピタゴラスは、三角形にまつわる「ピタゴラスの定理」を発見した人。なんとその人が、ドレミファソラシドをつくったのです。

ピタゴラスは、世の中のいろいろなものを数学で解き明かしたいと考えていました。まず彼は、音を出す「弦」とその長さに注目します。弦とは、代表的な楽器だとギターやバイオリンに張ってあるもののことで、弾くと音が鳴る糸状のものが弦です。弦はその長さによって、弾いたときの音が変わりますが、まずピタゴラスは、ドの弦の長さを1とした場合、1オクターブ高いドの弦の長さの比は、1/2であることに気づきました。

さらにそこから、弦の長さには美しく響きあう比があることに気づきました。彼はこの発見により、弦をいろいろな長さにして、相性のいい音色を探そうと努力します。例えば、1本の弦の長さを2/3にしたときの音色は、ドの音色と非常に相性が良く、美しく聞こえたため、2/3の長さの音色をソとしました。このようにしてピタゴラスは、弦の長さを調節することで、1オクターブの中に、相性よく聞こえる複数の音を発見してきます。この相性のいい音=協和と、その逆にあたる不協和の現象の発見がもととなり、ドレミファソラシドの音階は生まれていったのです。

ピタゴラスが発見した音階は弦の長さで決められたものでしたが、我々が通常聞いている音階は振動数の比で決められています。ちなみに、振動数とは「Hz(ヘルツ)」という単位で表されるものです。とはいえ、今でも音楽で使われているドレミファソラシドという音階の概念は、ピタゴラスが最初に発見したものであることに変わりありません。もしもピタゴラスがこのような定義をつくっていなければ、私たちは楽譜で音楽をイメージし、伝えていくという作業ができなかったかもしれないのです。数学者ピタゴラスが作った「音の定義」は、私たちに大きなものを与えてくれたのでした。

人の心を動かす「音楽」の仕組みを学ぼう!

このようなストーリーを聞くと、改めて「音楽の面白さ、奥深さ」を感じるのではないでしょうか。無数にある音色にも、相性のいい音があるということ。そして、それを組み合わせつつ、さらにメロディをつくることで、人の心を動かしたり思い出に残ったりするもの。音色や音楽には、昔からそんな不思議な力があるんですね。

だからこそ、音楽という分野を学び、心地よい音色や素晴らしいメロディをつくり出すことには大きな意味があるのでしょう。音の仕組みを知り、心に残るメロディを生み出すために、音楽という学問に没頭してみるのもいいかもしれません。

この記事のテーマ
芸術・表現・音楽」を解説

絵画や造形、声楽や楽器演奏、演劇や芝居、マンガやアニメーションなど、さまざまな芸術分野で、表現者としての感性や技術を磨きます。近年では、活躍の場を広く海外に求め、高い評価を受けている人たちも多くいるようです。作品の制作や演習などの実技はもちろんのこと、それを裏打ちするために専門分野の歴史や理論の授業も行われます。そのため、アーティストとして作品を発表する以外に、指導者や研究者としての道もあります。

「芸術・表現・音楽」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「音楽」
はこんな学問です

器楽、声楽、作曲、指揮など音楽についての深い専門知識と高い技能を身に付ける学問。専攻する分野ごとにコースや学科が分かれている場合が多く、理論を学びつつも実技を主体としたカリキュラムが中心となる。学校によって音楽理論と音楽史を専門に学べるコースもある。器楽であれば鍵盤楽器、弦楽器、管楽器、打楽器などから一つの楽器を選んで専門的に学び、声楽であればオペラ、独唱、合唱などを専攻して学ぶ。

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