美術館なのにライブやDJイベント!? アート過ぎる空間がニューヨークにある?

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美術館なのにライブやDJイベント!? アート過ぎる空間がニューヨークにある?

2016.01.15

提供元:マイナビ進学編集部

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美術館なのにライブやDJイベント!? アート過ぎる空間がニューヨークにある?

ニューヨークにある美術館では、美術館でありながら、さまざまなライブやDJイベントが開催されているそうです。実際にどんなイベントや展示が行われているのかをご紹介します。

この記事をまとめると

  • ニューヨーク近代美術館の別館では、夏になると恒例のイベントが行われる
  • 音楽のほかにも、アートブックの販売会など美術にまつわるイベントが行われる
  • 美術を学ぶなら、専門以外のさまざまなアートに目を向けてみることも参考、刺激につながる

美術館は静かに作品を鑑賞するところ……というわけでもない?

高校の課外授業で、美術館を訪れる機会はありませんか? 美術館といえば、みんな静かに、順番に展示された美術作品を見ていく場所ですよね。上野の東京都美術館や石川県金沢市の金沢21世紀美術館など、日本各地にたくさんの個性的な美術館があります。

それは、日本だけではなく海外でも同じ。世界に目を向ければ、私たちでも知っているような有名な絵画が数多く展示されている、なんとも贅沢な美術館もあります。パリのルーブル美術館やアメリカのメトロポリタン美術館、イギリスの大英美術館などは観光スポットにもなっていて、アート好きや美術、歴史を勉強している人以外にも、毎日多くの観光客が世界中から訪れます。

ご存じの人も多いかとは思いますが、美術館は非常にマナーに厳しい場所。ほかのお客さんが真剣に美術品を向かい合っている時間を邪魔しないように、歴史的な価値のある貴重な展示品を汚してしまわないように、美術館の監視員が作品を守っています。ほとんどの美術館では、アメを口に入れながら鑑賞することも禁止されています。それほど、美術館はデリケートな場所なのです。

しかし、ニューヨーク近代美術館、通称「MoMA」では、そんなシリアスな雰囲気に満ちたほかの美術館とはちょっと違った試みがされています。美術館らしからぬイベントが開催されているのは、ニューヨーク近代美術館、別館の「MoMA PS1」。ここではなんと、音楽が流れるDJイベントが行われたりしているんです。音楽を流しながら賑やかに過ごすことができる美術館、MoMA PS1とは、一体どんなところなんでしょうか?

MoMA PS1で行われているイベントって?

そもそも、ニューヨーク近代美術館、本館と別館とでは、展示する美術品の住み分けがされています。本館MoMAに展示されているのは、美術館の名前通り近代の美術品(モダンアート)です。みなさんもご存知のピカソや、スープ缶などのポップアートで有名なアンディ・ウォーホルの作品も展示されています。対して、別館MoMA PS1では、現代アート作品(コンテンポラリーアート)が中心に展示されています。

ニューヨークのクイーンズ・ロングアイランドにあるMoMA PS1は、もともと小学校でした。PS1とは、Public School 1(公立第一小学校)の略。廃校になった小学校を再利用した美術館なのです。

現代アートを中心に展示しているMoMA PS1では、元小学校ということを活かしたさまざまなイベントが毎年行われています。代表的なイベントは、夏になると中庭で毎週末行われる「Warm Up」というDJのパフォーマンスつきのアウトドアパーティーです。

このアウトドアパーティーは、若手建築家が会場のデザインをコンペで行い、コンペで勝ち抜いた建築家はその年のWarm Upの野外インスタレーション(スペース全体を利用した展示)を制作することになります。来場者も、毎年変わる会場の様子を楽しみにしています。ただの音楽パーティーではないところが面白いですよね。

それから、世界屈指のアーティストブックを取り扱う専門書店「Printed Matter」と美術館が一緒に主宰している「NY ART BOOK FAIR」という、アートブックや若手アーティストたちの作品の販売イベントも毎年開催されています。アートブックや若手アーティストが自主制作しているZINE、マガジンなどを中心に、一般の書店ではなかなか手に入らない本がずらりと並んでいます。

あるブースではレコードが流れていたり、ワークショップやディスカッションなどを行うクラスルームというコーナーがあったりと、来場者を楽しませてくれる催しがいっぱい。中庭の広場では屋台が出展されていて、お酒や食事を楽しむこともできます。

現代アートを扱うMoMA PS1らしく、イベントも現代的でユニーク。音楽とともに楽しむアートは、静かな美術館で鑑賞するアートとは少し違って見えそうですよね。

MoMA PS1以外にも音楽イベントを行っている美術館がある!

アートの街、ニューヨークでは、ほかにも音楽イベントを行っている美術館があります。アメリカの中でも最古の美術館の一つであるブルックリン美術館では、毎月第一土曜日に「First Saturday Dance」というダンスイベントが行われています。なんと、美術館の中にダンスフロアが用意され、DJがかける音楽にあわせて来館者たちが楽しそうに踊ります。美術館の周辺に住んでいる家族連れも参加するほど、とても賑やかでアットホームなイベントなのだそうです。

また、オーストリアのウィーンの王宮のそばにある国立近代美術館には、館内にクラブがあって毎週末イベントが行われています。もちろん、お酒を飲むこともできます。その美術館では、絵画と一緒に演劇や音楽も一緒に取り扱っているようで、国立美術館の中にクラブをつくってしまい、そこでダンスイベントを行うことも不思議ではないのかもしれません。でも、日本ではまだこういった感覚はないので新鮮ですね。

音楽や美術好きにとっては興味深い美術館での音楽イベント。ニューヨークやウィーンを訪れる際には、ぜひ足を運んでみたいですね。

美術というと絵画や彫刻、版画などを学ぶ学問ですが、美術系の大学や専門学校では映像や音楽なども芸術の一つとして学ぶことができます。一つのことを突き詰めていくようなイメージがある美術の研究ですが、専門領域に特化するのでなく、絵画や映像、音楽など、それぞれの作品とその影響が混ざりあう中で新しいアートが生まれることもあります。画家に影響を受けたという映画監督や、かつての文豪の作品を意識して曲作りをするミュージシャンもいるくらい、アートとはたくさんの芸術作品が混ざりあってできているのです。これから美術を学んでいきたいと思っている人は、ぜひ音楽にも興味を持ってみてください。幅広いことに目を向けていると、きっと新しいアイデアが浮かんできますよ。

この記事のテーマ
芸術・表現・音楽」を解説

絵画や造形、声楽や楽器演奏、演劇や芝居、マンガやアニメーションなど、さまざまな芸術分野で、表現者としての感性や技術を磨きます。近年では、活躍の場を広く海外に求め、高い評価を受けている人たちも多くいるようです。作品の制作や演習などの実技はもちろんのこと、それを裏打ちするために専門分野の歴史や理論の授業も行われます。そのため、アーティストとして作品を発表する以外に、指導者や研究者としての道もあります。

「芸術・表現・音楽」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「美術」
はこんな学問です

芸術の創作者または評論者としての知識と技能を学ぶ。領域としては、平面、立体といった区分けに加えて、現在ではデジタルメディアも含まれる平面では油彩画、水彩画、日本画、立体では彫刻、彫塑が主なジャンルとして挙げられるが、伝統的な手法によらず、素材を混合した作品や、観客参加型のパフォーマンスを作品とする場合もあり、表現は広範囲に及ぶ。学校では技能だけでなく、画材の専門知識、美術史も学び、理論と実践の両面で専門性を高める。

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