ペットも注意すべき? 人間の風邪が犬や猫にうつってしまうことはないの?

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ペットも注意すべき? 人間の風邪が犬や猫にうつってしまうことはないの?

2016.01.15

提供元:マイナビ進学編集部

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ペットも注意すべき? 人間の風邪が犬や猫にうつってしまうことはないの?

人間がかかる風邪は、犬や猫などの動物にうつらないのでしょうか。人間にとっても動物にとっても気になる、病気の仕組みについてご紹介します。

この記事をまとめると

  • ウイルスは人から動物へは感染しないが、犬同士、猫同士ならば感染する
  • 健康と長生きのために、食生活と運動不足には特に注意する
  • 獣医大学卒業者の約半数は個人開業医を目指している

人には人の、動物には動物の風邪がある

寒さが日を追うごとに厳しくなるこの季節、みなさんは風邪などの対策は大丈夫でしょうか? マスクを着用したりうがい手洗いを徹底したりなど、細心の注意を払えば人にうつすことも、人からうつされることも防ぐことができます。

しかし、私たちと一緒に暮らしているペットの動物たちはどうでしょう? 特に犬などは、ご主人さまの帰宅を待ちわびて帰宅と同時に駆け寄りペロペロ舐めたがることでしょう。うれしいし、かわいいけれど、自分の風邪をうつしてしまうのもかわいそう。かといって、言葉で説明して分かってもらえるわけじゃないし……。

そう悩んだことのある、心優しい人もいるかもしれませんが、実は人間の風邪と犬の風邪はウイルスの種類が異なるため、人間が風邪をひいても犬に感染することはありません。そもそも「風邪」とは、せき、くしゃみ、発熱、鼻水といったウイルスによる呼吸器疾患の総称で正式な病気の名前ではないのです。

しかし犬には犬の、猫には猫の呼吸器疾患があります。犬の場合は「ケンネルコフ」と呼ばれる犬伝染性気管支炎があり、症状も人間と同じで発熱やせきをともなうものですが、免疫力の弱い子犬や老犬などは特に感染しやすく重篤な症状になることもあります。また猫の場合は上記のような症状に加え、目やに、涙、口内炎といった症状が挙げられます。

ペットの病気を避けるためには極力動物同士の接触を避けること。あとは部屋の温度を暖か目に調節したり、ペットの洋服や寝床を常に清潔に保つなどの注意を払いましょう。もし飼っているペットの具合がおかしいようでしたら、早めに動物病院へ連れて行くようにしましょう。もっとも、最近は豚や鳥など、人間以外の動物を媒介にして、風邪ウイルスが突然変異し、人間にうつるケースもありますので、前例がない場合でも用心するに越したことはないでしょう。

気をつけたいペットの生活習慣

人間の平均寿命は70~80歳ほどですが、ペットの犬や猫の寿命は10~15年。私たちに比べはるかに短いものです。ペットを飼っているみなさんは、おそらく赤ちゃんのときから彼らが死を迎えるまで、その一生を見守ることになると思います。大切なペットに長生きをしてもらうためには、風邪などの病気ばかりでなく、日々起こるペットの変化に注目し、適切なケアを行っていく必要があります。

もっとも気をつけたいのが、生活習慣の悪化です。犬や猫は決まった時間に決まった量のエサをやるのが鉄則です。ところが私たちは、人間が食べている食事をつい分け与えてしまうことが多いようで、それはペットにとって食事間隔のリズムを乱すばかりでなく、人間向けの塩分の高いものを平気で与えていることになります。

偏った食事は肥満を引き起こすばかりでなく、高血圧などの心配も出てきます。最近は小型犬を室内で飼う家が増えていますが、こういった環境下では余計に病気のリスクが高まります。みなさんの食事中、かわいいペットがエサをねだりに足元に駆け寄ってくることとは思いますが、ここは一つ心を鬼にして、食べ物を与えないようにしましょう。

次に気をつけたいのが運動不足です。つい散歩に連れて行くのをサボったり、行ったとしても十分な距離を歩かせないまま帰ってきたりなど、ペットを飼っているみなさんも心当たりがあるかもしれません。

健康のために適度な運動が必要なのは、人間も動物も同じです。両親がと働きだったり、みなさんも部活や受験勉強で忙しくなったりしてしまうと、なかなかペットの散歩に時間を割くことが難しくなるとは思いますが、きちんと散歩に連れて行くことも立派な飼い主の責任ですよ。

ろくに散歩も行かず、一人でいる時間が長いと犬はストレスを感じるようになり、そのストレスが原因となり免疫力が低下し、あらゆる病気にかかりやすくなってしまいます。日ごろからペットの様子を観察し、具合の悪いところがないかしっかりと見守ってあげてください。

言葉の通じない動物と向き合う、獣医師の仕事

病気を治すだけでなく定期的な健診や予防注射など、ペットを飼っている人ならば誰もが犬や猫と一緒に動物病院を訪れ、獣医師による診察を受けたことがあると思います。私たちがお世話になっている獣医師とは、いったいどんな仕事なのでしょうか。

獣医師になるには高校卒業後、獣医系の大学に進学し6年間学ぶ必要があります。この獣医系の大学は全国に16校しかなく、現役で合格するためにはたくさん勉強をしなければいけません。大学でのカリキュラムを終えると獣医師の国家試験が待っています。
卒業後は動物病院に就職するほか、農協や地方自治体などに就職し畜産の管理や食肉の安全検査をする仕事や、動物園・水族館に就職し動物の健康管理を行う仕事などにつくことが多いようです。いずれも決して人手が十分に足りている業界でないため、比較的就職口は見つかりやすいようです。ただその中でも動物病院に就職するケースが最も多く、約半数の卒業生が将来的に開業医を目指して羽ばたいていくようです。

獣医師になるには、動物の状態や表情を見極める観察力、的確な処置をするための冷静さや判断力が求められます。また飼い主の話を聞いたり、アドバイスをしたりなどのコミュニケーション力も求められます。言葉の通じない動物と向き合うことは非常に難しいことだと思いますが、命の平等さを重んじ、ペットの幸せも飼い主の幸せも叶えてあげたいという優しい気持ちを持つ人ならば、きっと獣医師という仕事は向いているはずだと思います。


参考:
ペットクリニックドットコム|ペットも風邪を引くの?【動物まめ知識】
http://www.petjpr.com/column/news-bin/Detail.cgi?rgst=00000420&CatgM=4
産経ニュース|(30)ペットに風邪はうつるか?
http://www.sankei.com/life/news/131115/lif1311150031-n1.html

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

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