実は世界でも珍しい! 日本の水道水のレベルはめちゃめちゃ高かった!

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実は世界でも珍しい! 日本の水道水のレベルはめちゃめちゃ高かった!

2016.01.14

提供元:マイナビ進学編集部

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実は世界でも珍しい! 日本の水道水のレベルはめちゃめちゃ高かった!

水道水が安全に飲める国は、実は世界でも多くないそうです。そんな「日本の水道水」の安全さと仕組みをご紹介します。

この記事をまとめると

  • 日本の水道普及率は「97%」
  • 「ろ過」と「殺菌」で、水をきれいにすることができる
  • 日本の水は輸出されている

厳しい検査を経て届けられる、おいしくて安全な水道水

私たちの生活に最も欠かせないもの、それは「水」ではないでしょうか。でも水なんて、蛇口をひねればいつでも出てくるし、スーパーやコンビニに行けばペットボトル入りの水なんていくらでも売っているじゃん……とみなさんは思うかもしれません。しかし、水が手軽に手に入るなんてのは日本をはじめ先進国だけのことなんです。

しかも水道水がキレイな状態で届けられるまでには、いくつもの工程が必要で、研究者や水道局で働く人たちの努力の積み重ねがあってこそ、私たちが普段安心して水を飲むことができるのです。

日本で本格的な水道設備ができたのは1887年(明治20年)。江戸幕府による長い鎖国の時代が終わり外国との交流がはじまるにつれ、水を媒介とする伝染病の蔓延が問題になってきました。そこで明治政府は海外から技術者を招き、水道設備の普及に努めました。

そして現在の日本では、水道普及率は97%に達しています。小さな島々の多い日本ではなかなか100%とまではいかないものの、世界の国々と比較しても高水準のレベルに達しています。検査基準についても、厚生労働省が定める水道の「水質基準項目と基準値」(51項目)をクリアし、さらに「水質管理目標設定項目と目標値」(26項目)を水質管理上、留意すべき項目とするなど、厳しい管理のもと私たちに安全・安心な水が届けられているのです。

安心して水を飲めるまでの工程とは?

ここで水の処理の方法について少し説明しておきましょう。水の処理方法は大きく分けて4つ。

1. 自然界に存在する特性を利用する処理。
2. バクテリアなど微生物を利用する処理。
3. 薬剤を利用する処理。
4. ろ過を利用する処理。

このうち多くの浄水場で用いられているのが「急速ろ過法」です。

急速ろ過法で不純物質を取り除いた後に、塩素による消毒を施します。この急速ろ過法は名前のとおり、一度に多くの水をすばやくろ過することが可能です。東京都水道局では、ろ過の前に、水に混じっている細かい土砂などを沈めるために、凝集剤をポリ塩化アルミニウムなどの凝集剤を注入し、ろ過後に消毒を行っています。

ところで消毒に使われるのが塩素ですが、みなさんが水泳の授業のときプールに投げ入れる白い錠剤、まさにあれが塩素による殺菌で、浄水場でも同じようなプロセスが行われているのです。塩素による殺菌は微生物の繁殖を確実に抑えられるため、病原菌の感染防止という意味ではもっとも効果的ですが、逆に塩素の臭いが気になり、料理や飲み水に使いたくないという人もいます。また金魚などの水槽に用いる場合も、消毒効果が高すぎて中の生き物が死んでしまうリスクもあります。その場合は水を汲んでおき一日置く、一度沸騰させる、家庭用浄水器を使うなど、いろいろな方法で解決が可能です。

先ほどご紹介した約80にも及ぶ検査項目とあわせて、日本の水道水は世界に誇れるほどの高い技術と安心感も満たしているのです。

世界へはばたく、日本の水!

日本の水道水の安全性を分かっていただけたでしょうか。では海外の水道事情はどうでしょうか? 実は日本のように水道水を直接飲める国はまれだといわれています。また先進国の中でも水道水を普段の飲み水に使う国は意外と少なく、「水は買うもの」という意識が日本よりも徹底しています。みなさんの中にも、近い将来バックパッカーや海外ボランティアなどで発展途上国を旅してみたいと興味を持っている人も多いことかと思います。渡航先で安易に水道水に口を付けることを控えるのは「旅のセオリー」といってよいでしょう。

これまでの実績を糧に、日本の水は海外へと展開されるようになりました。東京都水道局は、これまで国内で培った技術をベースに海外諸国の水道環境改善に力を入れてきました。日本では想像できませんが、水源の少ない地域での水の確保は、国民にとって重大な問題なのです。仮に降雨量の多い場所であっても、適切に浄水できる技術や設備が少なく、水を管理できる技術者が足りていないのも現実です。東京都では2010年に猪瀬直樹前知事(当時副知事)がマレーシアを訪れ、同国の政府要人に日本の水の優位性をPRし、国際協力を約束しました。

また日本の企業も海外へと進出をはじめています。向かう先は中東。水源の少ないこの地域では、海水を淡水にして飲み水に使おうというプロジェクトが進められています。ここでは日本のエンジニアリング企業が進出を始め、現地にプラントを建設するなど国を挙げての一大プロジェクトになりつつあります。

いま世界中が「水」に注目を集めています。水は人が生きていく上では欠かせないもの。長期的に見て、水は安定して成長が見込める分野の一つなのではないでしょうか。もちろんビジネスとしての飛躍ばかりでなく、水に関わる仕事というのは私たちの暮らしと密接なだけに、人々の生活を縁の下で支える誇りややりがいがあることだと思います。届けたいのは安全と安心。そんな水道局に勤めて、こうした分野の尽力する公務員を目指してみるのもいいかもしれません。

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

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