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高さ10cm以上! 男の人がハイヒールを履いて徒競走するイベントがあるらしい?

2016.01.07

提供元:マイナビ進学編集部

高さ10cm以上! 男の人がハイヒールを履いて徒競走するイベントがあるらしい?

スペインで行われている「ユーロプライド」というイベントでは、男性がハイヒールを履いて走るレースが行われました。このイベントが行われた目的についてご紹介します。

この記事をまとめると

  • ヨーロッパでは、同性愛者のイベントが活発に行われている
  • 日本でも、事実上の同性婚が認められるようになった
  • 20人に1人の割合で、セクシュアル・マイノリティは存在する

ヨーロッパで盛んに行われている、同性愛者のためのイベント

「ゲイ・プライド」のハイヒールレース

「ゲイ・プライド」のハイヒールレース

スペインの首都マドリード。毎年この地でとあるレースが繰り広げられているのをみなさんはご存じでしょうか? 出場者はみな高めのハイヒールを履き、石畳の上を疾走する……と、ここまでなら普通の障害物競争をイメージすることでしょう。しかし参加者は全員が男性! 鍛え上げたマッチョな体に、女性向けのセクシーな衣装を身にまとい、観衆が見守る中、街中を走るのです。

実はこの競争、毎年スペインで行われる「ゲイ・プライド」と呼ばれる、同性愛者支援のイベントのオープニングに行われる催しなのです。欧米では同性愛者にまつわるイベントやパレードが各地で活発に開かれており、同性愛者とアライ(Ally:英語で同盟を結ぶという意味)と呼ばれる支援者たちで賑わいを見せています。

イギリス南部の海岸沿いに、ブライトンという街があります。ここでも同様のイベントが毎年行われ、全国からゲイの人たちが多く集まります。ブライトンはもとからゲイが多く住む街として知られていますが、街中を歩くと時折レインボーカラーの布を窓に掲げている部屋を目にします。実はこれは、性的少数者の尊厳を象徴するものです。日本と比べて積極的に自分が同性愛者であるというアピールをする風潮が、欧米では強いといえます。

同性愛者の象徴でもあるレインボーカラー。現在では一般的に認知されるようになってきましたが、かつて思わぬところで波紋を呼んだことがあります。2000年に開かれたシドニー五輪。開会式などで着る日本選手団のユニフォームにド派手な虹色を採用し、「同性愛者を連想させる」などと各方面から批判を浴びることがありました。日本が同性愛者に対する理解が不十分だったこと。あわせて保守的な思想がまだ強かった時代だったからこそのミスマッチといえるでしょう。

加速するさまざまなLGBTビジネス

2015年11月、東京都渋谷区で同性同士のパートナーシップを公的に認める「パートナーシップ証明書」が交付されることになりました。届け出第一号となったレズビアンのカップルの姿は連日ニュースでも報道されました。

この事例を皮切りに「LGBT」という言葉を耳にする機会が増えたことだと思います。これはセクシュアル・マイノリティ(性的少数派)の代表的存在である、L=レズビアン(Lesbian)、G=ゲイ(Gay)、B=バイセクシュアル(Bisexual)、T=トランスジェンダー(Transgender)の頭文字を取ったものです。

今、日本ではこれらLGBTの人たちを対象にしたビジネスが活発になっています。例えば生命保険。従来の保険のルールでは、配偶者か親族でなければ保険金を受け取ることができませんでしたが、同性の配偶者でも保険金を受け取れるサービスを開始した保険会社があります。

不動産業界では、LGBTカップルのために部屋を仲介してくれる不動産屋もあります。部屋を探すとき、同性愛者であることを気にしてなかなか申し込みにくい、また部屋を貸すほうも怪訝に思い、入居を断るというケースもありましたが、こういったサービスの普及で、誰もが安心して部屋探しができるようになります。また同性同士でも結婚式を挙げたい! というカップルのためにさまざまなウエディングプランを提供する結婚業者も誕生しました。

LGBTへの理解が深まるとともに世の中の仕組みも変わりつつあります。日本でもセクシュアル・マイノリティの人たちが暮らしやすい社会が、徐々にではありますが形成されつつあります。

多様性を受け入れ、誰もが輝ける社会へ

冒頭で紹介したヨーロッパ各地のイベントのように、今年日本でもLGBTによるイベントが行われました。2015年4月、代々木公園(東京都渋谷区)に約3,000人のLGBTとアライが集結し「東京レインボープライド」が開催されました。参加者は虹色のコスチュームを身にまとい、メッセージを書いたプラカードを持ちながら区内をパレードしました。

同性婚の認可、広がるビジネス、そして大々的なイベント。世界規模で認知されつつあるLGBTですが、いまだ批判的に見ている人も数多くいるのも事実です。同性愛に寛容に見える欧米諸国でも、キリスト教の保守的な宗派として知られるカトリック教徒は、同性愛に批判的なスタンスにあります。万人から理解を得るのは容易でありませんが、LGBTの人たちは、世界各国で“自分らしく生きる”ために必死のアピールをしているのです。

日本では全人口の7.6%が、何らかのセクシュアル・マイノリティを抱えているといわれています。つまり約13人に1人の割合でLGBTの人が存在する計算です。もし彼らがセクシュアル・マイノリティであることを告白できずに、日々肩身の狭い思いをして自分に自信が持てずに日々暮らしているのならば、それはとても悲しいことです。周囲がLGBTに対する誤解や偏見をなくし、多様性を受け入れることがこれからの「社会学」には求められます。誰もが胸を張って暮らしていける社会を作っていきたいものです。

もしセクシュアル・マイノリティについての理解を深めたいのなら、パレードに参加する人たちのメッセージに耳を傾けてみましょう。彼らの思いを知ることが、誤解や偏見をなくすための第一歩になるはずです。


※引用元:AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3053496

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「社会学」
はこんな学問です

社会のなかでの個人の行為、集団の持つ特性、他者とのコミュニケーションなどに一定の法則性を見出して、社会の仕組みや働きを解明する学問である。研究対象は広く、社会学的な視点で研究できるものであれば何でも対象とすることができる。たとえば、家族社会学、芸術社会学、法社会学、都市社会学、宗教社会学、教育社会学、スポーツ社会学など、テーマの自由度は高い。その一方、社会全体を意味付けるグランドセオリー(一般理論)を志す学者もいる。

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