決まった歌詞がなくても言葉がどんどん出てくる!? ラッパーの凄ワザって何?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

決まった歌詞がなくても言葉がどんどん出てくる!? ラッパーの凄ワザって何?

2016.01.13

提供元:マイナビ進学編集部

決まった歌詞がなくても言葉がどんどん出てくる!? ラッパーの凄ワザって何?

ヒットチャートでもすっかりおなじみの音楽、ラップ。どのようにたくさんの言葉を生み出しているのでしょうか。ラッパーの凄ワザをご紹介します。

この記事をまとめると

  • ラッパーは単純にリズムに合わせて言葉をしゃべっているだけではない
  • 相手とラップで対決するフリースタイルバトルが人気
  • 日常で感じたことをすぐにラップすると実力がつくはず

ラッパーは音楽に合わせてただしゃべっているだけじゃない!

みなさんにとって好きな音楽のジャンルといえば、J-POPやロックが特に人気かと思いますが、ラップが好きな人も多いはず。初めて好きになったアーティストがラップをしていたり、初めて観たライブがヒップホップのアーティストだったという人もいるかもしれませんね。最近ではアイドルの曲にもラップが取り入れられていることがあるので、私たちにとって、昔と比べて、ラップはどんどん身近なものになっています。

ただ、あまり関心のない人にとっては、「ラップって、ただしゃべっているだけじゃないの?」と思ってしまうかもしれませんね。J-POPやロックの歌と比べると、自由に言葉を発しているように感じるかもしれませんが、しかしラップはさまざまなテクニックのもと、成り立っている音楽表現です。「でも、ラップといわれてもよく知らないよ!」、そんな人のために、今回はラップと、それを発するラッパーについてご紹介します。

ラップと重要な関わりを持つ音楽である、ヒップホップが誕生したのは、1970年代初頭のニューヨークのブロンクス地区です。貧困層の黒人たちはお金がないためストリートで音楽をかけ、ブロック・パーティーと呼ばれる野外パーティーを開いて遊んでいました。そこで生まれたのがヒップホップであり、ラップです。彼らのラップは、あらかじめ用意された「リリック(歌詞)」をラップするのではなく、「フリースタイル」と呼ばれるラップで、自分の生活にある身近な出来事や主張を即興で言葉にして音楽に乗せて繰り出すものでした。その起源には、マルコムXやマーティン・ルーサー・キング牧師など、黒人の政治指導者のスピーチの影響もあるといわれています。社会との深い関わりを持つ中で、ラップは発展を遂げてきたのです。

ラップで相手と対決する「フリースタイルバトル」が人気に

やがてラップは独特の音楽文化として世界中に広まるとともに専門用語も生まれました。ラップの歌詞を示すリリックをはじめ、ラップの大きな特徴の一つである韻を踏むことを指す「ライム」、そして歌いまわしを指す「フロウ」などは、音楽ファンの間では定着している用語です。ヒップホップが好きな人なら、好きなラッパーのラップのスタイルを指して、「あのラッパーのライムが~」「フロウが~」とファン同士で話をすることもあるかもしれません。そしてフリースタイルが得意なラッパー(MCとも呼ばれる)は、ライム、フロウ、リリックの3拍子がそろっています。

近年、日本でも「戦極 MCBATTLE」「フリースタイルMC BATTLE」などの大会が行われていたり、テレビでも放送されており、2人のラッパーがお互いのことをののしり合う(ディス)フリースタイルを披露して、お客さんに優劣をつけて優勝者を決めています。その技術はただ単に適当な言葉で相手に向かっておしゃべりしているのとは違い、言葉のリズムや拍、韻を踏む言葉のセンス、言葉を途切れなく繰り出す頭の回転の速さと滑舌のよさといった高度なスキルが必要とされます。

日本人で注目されているラッパーを挙げると、「戦極MC BATTLE」で優勝した大阪出身のラッパー、「チプルソ」は現代の若者の生活や心情をリアルに表現したリリックと国籍を超えたような独特のフロウで人気を博し、大型フェスやロックミュージシャンとの対バンも行って活躍しています。

また最近では、17歳の現役高校生ラッパー、“ぼくのりりっくのぼうよみ”が話題を集めています。その一風変わったアーティスト名(「僕のリリック=歌詞の棒読み」という意味だと思われます)が印象的ですが、17歳らしかぬラップの技術から、音楽関係者の間ではすでに絶賛されている存在です。ラップを追いかけている人は、ぜひミュージックビデオなどを観てはいかがでしょうか。

日常で感じたことをすぐにラップしてみよう

ヒップホップ、ラップの世界では、時折ミュージシャン同士がネット上などで主義主張のぶつかり合いによって論争が起こり相手をディスる「ビーフ」が交わされることがあります。ビーフのように感情をリリックにしてラップすることは、本気の喧嘩だとしても暴力をふるうのと違いミュージシャンとしての誇りを感じさせるものです。ラップの歴史の中で、国内・海外のさまざまな人気ラッパーがビーフを交わしているので、過去のやり取りを調べてみると面白いはずです。

ラッパーとしてミュージシャンになることを目指したい人は、自分が日常で感じたことをすぐに言葉にしてラップしてみてはどうでしょうか。最近はSNSや音楽配信サービスなどインターネットを通じて、自分の作品を披露しやすくなっています。思い立ったら自分のラップを発表することもできるでしょう。とっさに出た言葉でフリースタイルラップができるようになったら、まずは友達などに披露してみてはいかがですか。

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ミュージシャン」
はこんな仕事です

作詞・作曲をしたり、楽器を演奏したりして収入を得る職業。単独で演奏するソロかバンドや楽団などのグループがあり、作詞・作曲をすれば後に印税を得られる。テレビなどの番組やコンサート、ライブ会場で演奏をする仕事が一般的。ほかに楽曲のレコーディングに参加するスタジオミュージシャンの仕事や、伴奏をするバックミュージシャンの仕事、楽器メーカーのデモンストレーションを行う仕事などもある。近年は、扱うのが楽器とは限らず、さまざまな音楽電子機器を用いて作曲・演奏するプロもいる。

「ミュージシャン」について詳しく見る