トラブルが起きたときに現れる? ハリウッド映画監督、アラン・スミシーって誰?

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トラブルが起きたときに現れる? ハリウッド映画監督、アラン・スミシーって誰?

2016.01.12

提供元:マイナビ進学編集部

トラブルが起きたときに現れる? ハリウッド映画監督、アラン・スミシーって誰?

ハリウッドでは、トラブルが起きたときに現れる、ある監督がいたそうです。一体どんな監督だったのでしょうか? ハリウッドの風習についてご紹介します。

この記事をまとめると

  • ハリウッド映画には、かつて架空の監督を使う風習があった
  • 映画は監督だけのものでなく、制作側の意思が反映されることがある
  • 映画監督は波の精神力では務まらない仕事

著名な監督だらけのハリウッド映画界に、謎の人物がいる!?

ハリウッド映画界には、何人もの著名な大御所監督がいます。スティーブン・スピルバーグにマーティン・スコセッシ、デヴィッド・フィンチャー、サム・ライミ……名前を挙げたらきりがないくらいです。

そんなハリウッド映画で、「アラン・スミシー」という名前を聞いたことがある人はいますか? この人物は、トラブルが発生したときに登場する映画監督です。一体どういうことなのか、不思議に思いますよね。

実は、このアラン・スミシーという監督、実際には存在しません。これは1999年までアメリカ映画で使われていた架空の映画監督の名前だからです。映画製作中に、トラブルが起こり監督が降板してしまったときや、何らかの理由で監督自身が映画を自分が関わったものとして世に出したくないというときに、クレジットされる偽名なのです。

ただし、アラン・スミシーの名をクレジットするには厳密な規定があり、全米監督協会の審査・認定のもとにこの名前を使用することができました。初めてアラン・スミシーの名を使ったのは、1968年の映画『夏の日にさよなら』を撮ったジャド・テイラー監督だといわれています。

映画は監督だけのものではない?

なぜこのようなことが行われていたかというと、映画を撮っているのは監督ではあるものの、最終的な上映決定権は制作者である会社やプロデューサーが持っていることに起因します。製作者は、映画の内容でスポンサーを集めて出資してもらっていますから、スポンサーの意向をまったく無視した映画づくりをするわけにはいきません。

例えば上映時間が長過ぎるから編集して短くしなければならなくなったり、ラストがあまりにも悲劇的なのでハッピーエンドに変えてくれといった要求をされる場合もあります。また、予算の関係で監督が構想した作品が実現不可能となってしまった場合などには、自分の作品として認めたくないという監督もいます。そんなときに監督不在の作品とするわけにはいきませんから、アラン・スミシーの出番となったわけです。

1968年以降もさまざまな映画にこの名前が用いられましたが、時間とともに、映画マニアなどの間で偽名ということが知られるようになり、現在では、「アラン・スミシー」の名が使われることはなくなりました。日本ではこうした例はありませんが、監督が降板して交代したり、主演俳優が代わりに監督を務めることは稀にあります。有名な例としては今や世界のキタノとなった北野武監督の1作目『その男、凶暴につき』があります。この映画は当初、深作欣二監督が手掛ける予定だったもののスケジュールの関係などで降板し、代わりに主演俳優の北野武が監督をすることになったのです。

映画監督は、並大抵の精神力では務まらない

莫大な予算と膨大な時間と人が必要となる映画を総指揮して作品としてつくりあげる映画監督の仕事は、才能だけではやっていけない面もあります。忍耐力や努力、交渉力や説得力など、人間としての力が問われる仕事です。作品が完成すれば、興業的にヒットするかどうかというプレッシャーもかかってきます。

そんな重圧を乗り越えて大ヒット作品を作る映画監督は、並大抵の精神力ではないのかもしれません。映画監督を目指したい人は、自分の作品を世に出すために強い意志を持ち、数々の名監督を超える、素晴らしい作品づくりにぜひチャレンジしてみてください。

この記事のテーマ
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「芸能・エンタテインメント」
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