もう服装で迷わない!? スマホがコーディネートを決めてくれるってホント?

ファッションのコーディネートに使えるアプリが人気を集めています。一体どんなアプリがあるのでしょう。アプリのトレンドをご紹介します。
この記事をまとめると
- おしゃれな人のコーディネートがたくさん見れる、コーディネートアプリ
- クローゼットを管理できる機能やファッションのプロに無料で相談できる機能も
- アプリでコーディネートを見ているうちに、だんだんセンスが磨かれるかも
スマホで、おしゃれな人のコーディネートがたくさん見れる!
学校で毎日制服を着ている人は、私服でお出かけできるのは放課後か休日に限られてしまうはず。せっかくならおしゃれを楽しみたいですよね。でも、限られた手持ちの服は限られていて、うまく着回そうと思っても、自分のアイデアだけではもうマンネリ……。そんなときは、雑誌で見たトレンドのコーディネートや、テレビやSNSで見たモデルさんの私服コーディネートがとても参考になります。
最近では、ショップスタッフや一般のおしゃれな人のコーディネートをスマホで簡単に見られる「コーディネートアプリ」を利用する人も増えてきています。雑誌やテレビに出ているプロのモデルさんは、どうしてもスタイルがいいので、真似してもなかなか彼女たちと同じようにはなりません。でも、身近な一般の人やショップスタッフのコーディネートなら、モデルさんよりも真似しやすいと思いませんか?
コーディネートアプリは、以前は人のコーディネートを閲覧したり、通販サイトに飛んで商品を購入したりすることができる機能しかありませんでした。しかし最近では利用者も増えてきて、もっと便利な使い方ができるようになってきています。
クローゼットを管理しつつ、プロへコーディネートが相談できる?
「XZ」というコーディネートアプリは、「新しい着回しと出会おう」をコンセプトに、手持ちのアイテムを撮影して投稿すると、おしゃれなユーザーが着回しを提案してくれる機能がついています。また、「Myクローゼット機能」を使えば洋服の管理をすることも。買い物に行ったときに手持ちの服と照らし合わせながらコーディネートを考えることができますし、また同じようなアイテムを買ってしまった! という失敗も減るはずです。
「STAFF×SNAP」は、300ブランド、3,000店舗のショップスタッフの最新のコーディネートを閲覧でき、天気予報に合わせたおすすめのコーディネートも紹介してくれます。「stylink」はショップの店頭にあるマネキンのコーディネートをチェックできるアプリで、気に入ったコーディネートがどのブランドなのかも確認できます。
「MANT」や「Sutarepi」というアプリには、Q&Aの機能がついていて、ファッションやコーディネートに関する悩みを人気モデルやプロのスタイリストに相談することができます。無料でプロにファッションの相談ができるなんて、とってもお得ですよね。
たくさんコーディネートを見ているうちにセンスが磨かれる!
コーディネートのセンスは、すぐに身につくわけではありません。スタイリストやショップスタッフなどプロが提案するコーディネートや、モデルさんのスタイリングをたくさん見ているうちに、少しずつ、どんなコーディネートが素敵に見えるのかが分かるようになっていきます。コーディネートアプリは、ファッションが苦手な人のコーディネートをサポートしつつ、センスに自信がある人はそれをさらに磨くため、非常に役立つアプリなんですね。
将来スタイリストやショップスタッフ、デザイナーなど、ファッションに関する職業に就きたいなら、服飾・被服学を学ぶといいでしょう。洋服のつくりやデザインの種類、色彩などについての知識があれば、もっと幅広いコーディネートがつくれるようになっていきます。今度はあなたがコーディネートを提案する側になれるかもしれませんよ。
この記事のテーマ
「生活・服飾・美容」を解説
生活・服飾・美容の分野には、生きていくために必要不可欠なものだけではなく、それによって生活がより豊かで快適になることを目的としているものもあります。たとえば生活学では、だれもが安全で快適に暮らせる空間を実現するために、ユニバーサル・デザインの研究を行います。服飾や美容は、トレンドや利用者によって多様化するニーズに対応するために、素材、色、デザイン、施術方法など、あらゆる角度から美を追究しています。
この記事で取り上げた
「服飾・被服学」
はこんな学問です
服飾について専門的に学び、より優れた服飾を追究する学問。世界各地の服飾文化について、歴史や存在意義、機能性などを分析し、科学的な視点から服飾文化の向上や創造に役立てるのが主な目的。デザイン、縫製など服飾造形の技能を追究し、習得する「プロダクトデザイン分野」、繊維の性質や加工、管理を学ぶ「テキスタイル化学分野」、商品流通や消費を研究する「消費科学分野」のほか、文化財となる服飾品の保存を学ぶこともあり、領域は幅広い。
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