気になる社会人にインタビュー!  第4回:編集者に聞いてみた10のコト!

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気になる社会人にインタビュー! 
第4回:編集者に聞いてみた10のコト!

2016.01.21

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー! 
第4回:編集者に聞いてみた10のコト!

「編集者」とは一般的に書籍や雑誌、メディアの制作に携わる仕事を指します。学校で使う教科書や毎号楽しみにしている漫画、さらにWebサイトに至るまで、編集者の存在は欠かせません。

今回はそんな編集の仕事について、株式会社デコの編集者、松本麻美さん(27歳)に詳しくお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 書籍をつくることだけが編集ではない
  • 編集を通して、いろいろな人と出会うことで視野が広がる
  • 論理的思考が大事なので、一般教養を勉強しておくと役に立つ

自社出版以外にも、依頼を受けて本や雑誌をつくることもある!

松本さんの普段のお仕事風景

松本さんの普段のお仕事風景

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「私が所属している株式会社デコは、書籍を発行する出版業と、出版社などのクライアントから依頼を受けて雑誌や書籍を制作する編集プロダクション業、この2つの事業を柱にしています。私は編集プロダクションの部門を担当しており、主に田舎暮らしや地域活性化の事例を紹介する雑誌『TURNS』(第一プログレス発行)や日本の伝統産業の担い手を応援するWebサイト『伝統サポーターズ』などの制作に関わっています」

Q2. 雑誌の編集の仕事は、どのように進んでいくのでしょうか?

「クライアント(依頼主)と打ち合わせを重ね、発行物の方向性が決まったら制作をスタートします。企画立てをして取材対象者を探したりした後、誌面をデザインするデザイナーや記事の取材・執筆をするライター、撮影を担当するカメラマンなどを手配し、完成に向けて進行を管理します。ものによって違いますが、制作期間はだいたい3カ月程度でしょうか」

Q3. 編集者になるまで、どのような勉強をしてきたのでしょうか?

「編集業に関わりはじめたのは、大学を卒業してからのこと。2013年に美術系の大学を卒業後、ある出版社のインターンとして働きはじめました。2カ月間ほど在籍し、営業の担当の人に同行したり、既刊書籍(すでに発行されている書籍)の電子化に関わったり、いろいろな仕事に関わりました。その後、イギリスに語学留学するのですが、海外滞在中は、インターン先だった出版社のWebページに現地レポートを掲載させてもらっていました」

「そして帰国後、キャラクター物の版権を扱う業界専門誌の出版社を経て、現在に至ります。実は学生時代は、編集者よりも記者やジャーナリストに興味があったんですが、今では発行物を総合的にプロデュースできる編集業に魅力を感じます」

自分の視野が広がる事がなによりの魅力!

Q4. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「いろいろな価値観に触れられることですね。制作に関わる上で多くの人と出会い、影響を受け、視野が広がります。普通、調べものをするときって自分に関わりのあることが調べる対象になりますよね? しかし、編集者はクライアントの要望を受けて、専門外の分野に踏み込むことも珍しくありません。それもまた編集者の醍醐味だと思います」

Q5. お仕事の中で、一番の思い出や達成感のあったエピソードはなんですか?

「発行物が完成したときは、やはり大きな達成感があります。しかし、一方で反省点や改善点も浮かんできます。こういう切り口で話題を紹介すればもっと面白かったんじゃないか、とか、考えることはたくさんあります。そういった不完全燃焼なところも、少なからず、次の制作の糧になっていると思います」

Q6.今となっては笑える失敗談や、今後につながる教訓となった出来事があれば教えてください。

「取材する際はあらかじめ、取材対象の人に企画の趣旨や質問内容を伝えておくのが鉄則。しかし、以前、取材した方は企画内容をよく理解していなかったようで、取材当日になり『こういった質問は答えられない』という展開になったことがあります。その場でライターが機転を利かせてくれたおかげで、何とか取材記事の主旨を保つことができ、ことなきを得ました」

専門知識だけではく一般教養の習得も重要

Q7. 仕事の息抜きには何をしていますか?

「忙しいときは、遅い時間まで働くこともざらです。ちょっとストレスが溜まったら、社外に出て気分転換するようにしています。最近は会社近くのカフェによく行っていて、店員の方とも仲良しです」

Q8. 仕事をステップアップさせるために、今後チャレンジしたいことはありますか?

「極個人的な活動として、ミニコミやZINEをつくりたいですね。美大時代に気になったのが、アートが一般の人の生活になじみがないということ。大学時代の友人はアートに関わる人が多いので、彼らを一般の人に紹介できるようなものをつくりたいですね」

Q9. 高校時代にもっと勉強しておけばよかったと思うことがあれば教えてください。

「人前で話す練習をしておけばよかったなと思います。あとは論理的思考を身に付けること。情報を論理的に組み立てて発信することが編集業だと思うので。一般教養を身につけておくと、論理的思考のベースになるものです」

Q10. 編集者を目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「書籍や雑誌などの紙の媒体か、それともWebの媒体なのか。自分が携わりたい業界を漠然とでもいいので考えておくと、進路も絞り込めます。あとは、いろんなイベントに顔を出して、人とたくさん会うのもいいでしょう。人と会うことが、きっと自分の視野を広げてくれるはずです」

自身の得意分野を生かし、ときには未知の分野に飛び込む。編集者には、好奇心や探究心が欠かせないようです。編集者の仕事に興味が湧いた人は、自分の趣味を追求しつつ、編集の知識や教養を身につけていってみてはいかがでしょうか。


【取材協力】株式会社デコ 編集者 松本麻美さん

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「編集者」
はこんな仕事です

雑誌や書籍、漫画、パンフレットなどの内容を企画し、スタッフを采配してつくり上げる仕事。予算やスタッフ構成、発行日などの計画を立て、作家がいる場合は交渉やストーリー展開の相談も編集者の仕事の一つ。制作が始まったら各スタッフへ仕事を依頼し、集まった原稿や画像などを整理してデザイナーと一緒に紙面の構成を行う。進行管理と印刷所とのやり取りも編集者の領域で、やるべきことは非常に多い。担当した企画への反響があればやりがいは大きい。最近ではWebサイトの編集者も増えている。

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