気になる社会人にインタビュー! 第2回:フォトグラファーに聞いてみた10のコト!

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気になる社会人にインタビュー!
第2回:フォトグラファーに聞いてみた10のコト!

2016.01.19

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー!
第2回:フォトグラファーに聞いてみた10のコト!

友だちと過ごすとき、またイベントがあったときなどの様子をスマートフォンで撮影するのが好きな人はきっと多いと思います。写真をたくさん撮っているうちに、「写真を撮る仕事って、面白そう!」と思った人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、写真を撮影するプロである“フォトグラファー”とはどのような仕事なのか、フリーランスのフォトグラファー、内田麻美さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • フォトグラファーは、撮影以外にも仕事がたくさんある
  • 関係者の「いいね!」の声が仕事のやりがい
  • 写真をとにかくたくさん撮ることが、フォトグラファーの仕事へつながる

撮影前や撮影後にも仕事はたくさんある!

フォトグラファーの内田さん

フォトグラファーの内田さん

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「私は会社に属さずに、出版社や広告代理店などから依頼を受けて撮影を行っている、フリーランスのフォトグラファーです。被写体はインタビューを受けている対象者や商品、料理などさまざま。最近はグルメ記事の料理を撮影することが多いですね」

「仕事における写真撮影では、ただ撮影すればいいというわけではなく、被写体に最適な機材を選んだり、構図を考えたり、撮影前からフォトグラファーの仕事が始まります。被写体となるモデルや施設など、いつでも撮れるわけではないので、撮影は一度きりの勝負です。『今日はいい写真が撮れなかったから、別の日にまたやろう』というわけにはいきません。大きな仕事の前日は胃が痛くなるほどのプレッシャーを感じたりもします」

「撮影後は写真の選別です。ときには100枚を越える写真の中から、わずか数枚を選ぶことも。選別後は専用の編集ソフトを使い、写真を編集します。料理がよりおいしそうに見えるように色味を調整したり、商品に付いている傷やホコリを修正したり。撮影よりも、そのほかの作業に時間を割くことも珍しくありません」

Q2. 1日のお仕事の大まかな流れを教えてください。

日によってその日の動きは違いますが、例えばこんなスケジュールで動いています。

07:00 起床
08:00 メールチェックと撮影準備
09:00 出勤
10:00 撮影
12:00 昼食
13:00 撮影
15:00 打ち合わせ
18:00 帰宅
19:00 撮影データチェックと画像処理
23:00 就寝

Q3. フォトグラファーになるまで、どのような勉強をしてきたのでしょうか?

「大学で画像工学を学んだ後、映像管理の会社に入社し、2年ほど勤めた後、学生時代から写真を撮るのが好きだったこともあり、生活雑貨や衣料品の小売会社の社内フォトグラファーに転職しました。これがプロの世界に入ったきっかけです」

「平日は自社の商品撮影、休日は音楽ベントに行って、ライブの熱気や参加者の表情を写真に収めていましたね。撮影の技術は独学だったので、未熟なうちは厳しく評価される事もしばしば。ただ、『誰よりもシャッターを押している』という自負があり、現場で腕を磨いていきました」

「また、撮影スタジオに勤務していた時期もあります。より実践的な技術を学ぶために、著名なフォトグラファーに弟子入りしたこともあります」

関係者から寄せられる信頼がやりがいに

食べ物の写真

食べ物の写真

Q4. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「やはりベストショットを収められたときです。撮る瞬間に『来た!』と感じます。そして、その場で周囲の関係者に観てもらってからの『いいね!』の声も私のやりがいです」

Q5. お仕事に取り組む中で、大切にしていることはなんでしょうか?

「撮影中は、同行する雑誌の編集者やライター、被写体になるモデルなどの気持ちが一体になれるよう、雰囲気づくりには気を使っています。みんなが気持ちよく仕事ができれば、自然といい写真も撮れます。だから、撮影中はある程度仕切らせてもらえると作業もスムーズです」

Q6. お仕事の中で、一番の思い出を教えてください。

「撮影が終わった後、関係者から『内田さんに依頼してよかったです』と言われたときです。フォトグラファー冥利に尽きます」

Q7.プロのフォトグラファーの定義とはなんですか?

「特別な資格が必要ないのでプロ・アマの明確な線引きはありませんが、安定していい写真を撮れるか、どうかだと思います。アマチュアの方でもいい写真は撮れるかもしれませんが、同じ水準で2枚、3枚と続けるのは相応の技術が必要です。さらに、仕事だと編集者などのクライアントの要望通りの写真を撮らなくてはいけない。また、プロは撮影だけではなく、画像処理の技術も必要とされます」

高校時代は友達の写真を撮りまくっていた!

撮影の場所はさまざま

撮影の場所はさまざま

Q8. お仕事に関わることで、今後チャレンジしたいことはありますか?

「仕事としての写真以外に、自分の世界観を打ち出した、作品としての写真に積極的に取り組んでいきたいです。10年ほど前から、年に一度ヨーロッパに行って作品撮りもしています。いずれは定期的に個展も開きたいですね」

Q9. 高校時代はどのように過ごしていましたか?

「使い捨てカメラを持ち歩いて、とにかく写真を撮っていましたね。友達を撮るのが好きだったんです。当時はフォトグラファーになるなんて考えもしなかったけど、少なからず、現在の仕事に影響を与えているのかなと」

Q10. フォトグラファーを目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「デジカメでもスマホでも何でもいいので、楽しみながら写真をたくさん撮ってください。そして、撮った写真は友達やたくさんの人に見てもらうこと。プロの写真をできるだけ多く見ることも大事です。写真とは奥深いものなので、今のうちから自分の世界観を追求してみましょう!」

フォトグラファーの道に通じる道はさまざまですが、最後にものを言うのは、いかに写真をたくさん撮るか、個性を出せるか、のようです。美術系の専門学校や大学で撮影のテクニックを学べば、より写真に関する知識を身につけることができかもしれません。フォトグラファーを夢見る人は、「1日10枚」といった目標を決めて、写真を撮ることを習慣にしてみてはいかがでしょうか。


【取材協力】フォトグラファー 内田麻美さん

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「フォトグラファー」
はこんな仕事です

フォトグラファーは動画なども撮影するムービーカメラクルーと異なり、静止画像のみを撮る職種。撮影する対象はさまざまで、報道、ファッション、スポーツ、食品、建築物、風景と、それぞれ専門分野を持っている人もいる。写真が使われる場面は新聞、雑誌、インターネット、広告など。フリーランスのアシスタントとして仕事を始める場合もあるが、スタジオやマネジメント事務所、写真館、ブライダルサロンに入社することも。そこでしばらく経験を積み、後にフリーランスとなって活躍する人も多い。

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