手づくりの公園!? 子どものワクワクがいっぱいの「プレーパーク」ってどんな場所?

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手づくりの公園!? 子どものワクワクがいっぱいの「プレーパーク」ってどんな場所?

2016.02.01

提供元:マイナビ進学編集部

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手づくりの公園!? 子どものワクワクがいっぱいの「プレーパーク」ってどんな場所?

子どもたちの身近な遊び場といえば、公園。みなさんも小さいころ、公園でたくさん遊んでいたのではないでしょうか。最近では、公園の新しい形ともいえる、新しい遊び場「プレーパーク」が全国で広がりを見せています。一体どんな場所なのでしょうか? 今回は、実際にプレーパークへ行ってみました!

この記事をまとめると

  • プレーパークという子どもの遊び場が、全国で広がりを見せている
  • 子どもも大人も一緒に遊ぶことができる
  • プレーパークは、もともとはデンマークで生まれたもの

プレーパークでの遊び方は人それぞれ

東京都世田谷区にある、「羽根木公園」内につくられた、「羽根木プレーパーク」。小田急線「梅ヶ丘」駅の北口からほど近い場所にある羽根木公園は、テニスコートや野球場が設置された大きな公園です。公園の入口をまたぐと、そこには樹木に囲まれた歩道が広がっています。この自然豊かな公園の中を歩いているだけでも、羽根木公園が子どもにとってよい環境であることが分かります。羽根木プレーパークはこの公園の一角、緩やかな傾斜地にあります。

プレーパークの中で目を惹いたのが、木材で組まれた、たくさんの手づくりの小屋や遊具たち。一般的な公園にあるような遊具とは一味違う、手づくりのかまどや秘密基地などもあります。登って遊ぶことができるアスレチックや巨大な滑り台も手づくりでできているようです。さらにプレーパーク内を見渡してみると、工作ができるコーナーもあり、ここでは廃材を使って簡単な工作ができるようです。

子どもたちの様子を見てみましょう。ひょうたんを縦半分に切って寝かせたような形をした、竹ひごやビニール紐で編まれた高さ1mほどの小さなオブジェの中で、3歳くらいの女の子たちがきゃっきゃと遊んでいます。オブジェの外側にいるお母さんたちの顔を、編み目からのぞいて遊んでいるようでした。そして、1歳くらいの男の子は、木でできた小さなブランコに揺られてご機嫌の様子。プレーパークの中で、子どもたちはみんな思い思いに遊んでいるようでした。

また、子どもだけでなく、大人たちもプレーパークを楽しんでいるのが印象的でした。手づくりのかまどにかけられた鍋の近くで、小麦粉のような白い塊をこねているお母さんたちや、手づくりの木のテーブルを囲んでおしゃべりしながら、子どもたちと一緒におやつを食べているお母さんたちの姿を見かけました。また、子どもと一緒に滑り台で遊んでいるお母さんの姿もありました。プレーパークでは、大人たちも子どもたちと一緒になって、遊びをたっぷり楽しんでいるように感じました。

このように羽根木プレーパークでは、手づくりの遊具が並んでいること、子どもたちが思い思いの遊び方でのびのびと遊んでいること、そして大人たちも一緒に遊び場を楽しんでいることが印象的でした。

デンマークではじまり、今では日本全国に広がりを見せるプレーパーク

プレーパークは、子どもがのびのび遊べる場所をつくろうという思いから、1940年代にデンマークで生まれたものです。もともとはある造園家が、子どもたちがガラクタの転がる空き地や資材置き場で、大喜びで遊んでいる様子からヒントを得て、子どもたちが自由に遊べる「廃材遊び場」をつくったことが、プレーパークのはじまりだといわれています。きっとみなさんも、道ばたに落ちている木の枝などを使って、友達と工作や秘密基地づくりをした経験があるのではないでしょうか。プレーパークという場所は、そのワクワクを大切にしている遊び場なのかもしれません。

実際に羽根木プレーパークにも、廃材を使った工作場がありました。こうした工作場は、子どもの「やりたい」という好奇心を工作という遊びとして体験させてあげられる場所になっています。子どもたちが自由な発想で遊びを考えて、やりたいと思った遊びを実現することができるのが、プレーパークの大きな魅力です。

また、羽根木プレーパークを運営する「NPO法人 プレーパークせたがや」は、“自分の責任で自由に遊ぶ”というモットーのもと、同じ東京都世田谷区内で「世田谷プレーパーク」「駒沢はらっぱプレーパーク」「烏山プレーパーク」を運営しています。地域住民による手づくりの遊び場づくりが、地域に住む子どもたちの成長の支えになっているのです。

子どもたちがほしい遊び場づくりを実現させるため

自由な遊び場をつくるために、多くのプレーパークには、プレーワーカーと呼ばれるスタッフが存在します。子どもたちと遊んだり、遊びに来る人たちと協力して、手づくりの遊具などをつくることもあるようです。また、公園内に危険な場所がないか、公園を見守り、子どもたちの安全・安心をサポートします。

プレーパークという遊び場がさらに広がり、遊びに来る子どもがさらに増えていくことで、みなさんが住んでいる地域にも、たくさんの子どもや大人が集まる、新たなプレーパークが生まれるかもしれません。お家の近所にプレーパークがあるという人は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

プレーパークをはじめとした、子どもの遊び場のあり方について考えたり、子どもたちの生活をもっと楽しくし、子どもたちの成長をサポートする取り組みについて研究する学問を「児童学」といいます。子どもが伸び伸びと遊べる環境づくりに興味がある人は、この「児童学」について学んでみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
教育・保育」を解説

保育所や幼稚園、小中高等学校や大学などで、子どもたちを健康に成長させ、学習能力を向上させるための教育方法を学び、研究します。教育の歴史や基本概念などの理論のほかに、教育や保育に携わる専門職(教員や保育士など)になるためには、指導技術や保育の実践的な手法などを、実習を通して学びます。このほか、生涯教育や教育に関わる地域活動など、教育と社会の結びつきや意義についても学びます。

「教育・保育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「児童学」
はこんな学問です

乳幼児・児童の発達、教育、健康と周囲を取り巻く環境との関わりなどを研究し、発達支援に役立てるための学問。児童の発達について、心理学、文化論、保健、表現などの側面からさまざまにアプローチし、発達の基本的な性質を探り、よりよい支援の方法を追求する。保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、特別支援学校教諭のほか、社会教育主事(任用)、認定心理士、司書などとして活動できる知識と技能を身に付ける。

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