建物がまるで透明! 世界で最も美しい図書館が日本にある!?

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建物がまるで透明! 世界で最も美しい図書館が日本にある!?

2015.12.25

提供元:マイナビ進学編集部

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建物がまるで透明! 世界で最も美しい図書館が日本にある!?

私たちにとって身近な施設、図書館。仙台には、世界から注目を浴びる図書館があります。その特徴的な構造を紹介します。

この記事をまとめると

  • 仙台には、世界が注目する美しい図書館がある
  • 全面ガラス張りの建物と天井に向かって伸びるチューブが特徴的
  • 建物が美しいだけでなく、東日本大震災に耐えた強さもある

蔵書以外にも、個性的な図書館がある?

みなさんは、生活の中で図書館に足を運ぶことがありますか? テスト勉強をするときや読みたい本を借りるため、図書館に通っている人もたくさんいるかもしれませんね。日本では地域ごとに図書館をつくり、本を読む機会を提供したり、知らない学問に出会うチャンスをつくったりしています。図書館に行ったら、ぜひ今まで読んだことがないようなジャンルの本でも、手にとってみるといいでしょう。

図書館は、それぞれ役割やカラーがあり、蔵書されている本が違います。地域の図書館は都内の大規模な図書館ほどの珍しい本はなくても、その土地に関する資料はとても充実していますし、学校にある図書館なら学生も読みやすく、新しい興味と関心を生み出すような本をそろえています。ちなみに、国会議事堂の目の前にある「国立国会図書館」には、日本で出版された全ての本がそろっているんですよ。

図書館によって違うのは、蔵書だけではありません。最近では、図書館は図書館でも、ちょっと個性的な建物として、仙台にある図書館が世界から注目を集めています。一体どんな図書館なのでしょうか?

全面ガラス張りでチューブが特徴的な「せんだいメディアテーク」

その名は、「せんだいメディアテーク」。仙台市にあり、海外で「世界でもっとも美しい公共図書館ベスト25」や「死ぬまでに見ておくべき100の建築」に選ばれた、市の複合文化施設です。図書館だけでなく、ギャラリーやイベントスペース、ミニシアターなども併設されていて、仙台市民の憩いの場ともなっています。

その外観は全面ガラス張りで、フロアはとても開放的な様子。パッと見たところ、図書館には見えないほどおしゃれです。中に入ると、床から天井に向かって斜めに伸びる何本ものチューブが見えます。このチューブは何本もの鉄骨が束ねられたもので、たった13本のチューブで床を支えているそうです。このチューブは、ほとんどが垂直ではなく傾いていて、せんだいメディアテークの設計をした建築家の伊東豊雄さんは、このチューブを「水中をゆらめく海草」と呼んでいたそうです。

チューブでつくられた円柱の中は、階段やエレベーター、配管スペースとなっていて、屋上にある採光装置で取り入れ、太陽光を建物の中に取り入れる役割も果たしています。この珍しい構造は海外の人からも注目されていて、多くの旅行客が訪れる観光スポットにもなっているのです。

美しいだけじゃない! 東日本大震災にも耐えた建物

建築の美しさから、せんだいメディアテークは世界から注目されていましたが、東日本大震災をきっかけに再注目されることになります。チューブそれに支えられている床のみで構成されている建物は、建設当初、その耐久性が心配されていました。しかし、マグニチュード9.0の地震が起こったとき、本棚や机から本が落ち、天井のパネルが揺れることはありましたが、基本構造はしっかりと残っていたのです。

こうして、建てられたときは「図書館としては斬新すぎる」といわれることもあった、せんだいメディアテークは、美しさと強さを併せ持った素晴らしい建築物として世界に認められるようになりました。図書館の中から外を見ると、仙台の街並みと建物とが自然に融合していて、透明感のある内装は人との距離感も近づける役割もあるのだとか。建築に興味があり、建築学を学びたいと思っている人たちにはぜひ一度は訪れてみてはいかがでしょうか?

この記事のテーマ
工学・建築」を解説

工業技術や建築技術の発達は、私たちの生活を画期的に快適で安全なものに変えてきました。先人たちの生み出した知恵に新しい技術をプラスすることで、その進歩はいまも日々、進んでいます。インフラの整備や災害に強い街作り、エネルギー効率の高い動力機械や高い知能を持ったロボットの開発など、工学や建築に求められるものはますます増えるでしょう。自然との共生も大きなテーマです。理系の中でもより実地的な分野だと言えます。

「工学・建築」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「建築学・意匠」
はこんな学問です

「建築学」は、建築について総合的に学ぶ学問。学ぶ領域は広く、住宅、ビル、超高層建築の生産、建築資材の研究開発、災害時の安全対策など現代建築の建築工学分野と、団地や道路の造成、都市計画などの都市工学に加え、歴史的な建築物、集落の保存や復元についても研究する。「意匠」は、建築物を美学的に捉えて芸術的意義を追究する学問。建築物や街並み、自然環境、構造や材料についても美学的に追究して評価する。

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