動物園で見かけるあの動物も!? 世界の国では、意外な動物の肉が食べられている!?

世界の国では、日本ではほとんど食べられていない動物の肉を食べることがあるのだとか。中には、動物園で見かけるあの動物も食べてしまうそうです。世界の食肉を紹介します。
この記事をまとめると
- 世界には、日本人には考えられない動物を食べる文化がある
- ワニやカンガルー、アルパカ、ラクダを食べる国もある
- 国際文化を知ることで自分の世界を広げよう
やっぱり世界は広い! その動物を食べちゃうの!?
日本人はとても食べることが好きなようで、日本食に限らず色んな飲食店があり、国内にいながら世界中の料理を食べることができます。アメリカやフランス、イタリア料理などは今や日本人にとっては家庭料理にも近い感覚があるかもしれませんね。でも、やっぱり世界は広い! 「えっ!? それ食べちゃうんですか!?」というような、日本では考えられないような動物の肉を食べる文化があるんです。
日本でも比較的よく食べることができる「変わったお肉」といえば、「カエル」でしょうか。中華料理店などでもよくメニューにありますし、見た目はちょっと苦手……という人でも、実際に食べてみると「おいしい! 鶏肉みたい!」という感想をもらすことが多いようです。
ほかにもオーストラリアでは「ワニ」のお肉が食べられています。ワニ肉は、あの凶暴そうなワニの性格に反して(?)、独特の風味がありながらさっぱりしていて、なかなかおいしく食べられるのだそうです。オーストラリアでは日常的に食べられていて、スーパーではワニの切り身や加工品が売られているようです。その感想には、「鶏肉みたい!」という声もチラホラ。ちなみにオーストラリアでは、ワニだけでなく「カンガルー」のお肉も普通に売られているのだそう。食卓の様子がまったく想像できませんね。
アルパカもラクダも、食用として活躍している!?
対して、南米ペルーでは、「アルパカ」が食べられています。「えっ、アルパカってあのカワイイやつ!?」と思った方。そうです、あのカワイイやつです。モフモフの毛に包まれたボディとつぶらな瞳でおなじみのアルパカも、国が変われば食卓に並んでしまいます。もともとアルパカは毛織物をつくるために飼育されていて、その毛は大変高級なもの。そしてそのお肉はステーキなどにして食べられるとのことですが、いったいどんな味がするのでしょう。似た動物では、「ラクダ」もエジプトでは食べられています。ケバブなどにされて食されるその味は、意外にもジューシーでおいしいのだそうです。
世界の文化を知ることで、自分の世界を広げよう
こうした世界中の食文化も、「国際文化学」で取り扱います。国際文化学では、日本で普段生活している我々には想像もできない文化が、世界中に存在することを学んでいきます。世界の文化から、あらゆる国に住む人々を理解していくのです。
ひょっとすると研究を通して、普段食べたことのない動物のお肉を食べる機会があるかもしれません。アルパカもラクダも、生きている間は自分が食べられるとは想像もしていないかもしれませんが、実際に食べる機会が訪れたときには、彼らに感謝しながら食べてみましょう。それが世界の文化を知り、人々を知ることにつながり、きっとあなたの世界も広がりますよ。
この記事のテーマ
「国際・国際関係」を解説
貧困問題や民族間紛争、資源や食料、環境問題、経済的な競争や協調など、さまざまな問題を抱える国際社会。そこで活躍するには、言葉はもちろん、世界各地の文化や経済、政治、法律なども知る必要があります。 留学を経験したり、来日する留学生と交流したりしながら、異文化を理解する国際感覚を養っていく学問です。
この記事で取り上げた
「国際文化学」
はこんな学問です
国際社会で起こる課題を、文化の視点から捉えて解決策を探る学問。対立ではなく共存の道を探るために、諸国の異文化間相互理解をどのように図ればよいかを研究する。世界各地域から言葉の壁を越えて発信される音楽、絵画、映像、ダンスなどの表象文化が、どのように情報伝達され、受け取られるのかなど、文化への理解が国・民族・性別を超えて人と人を結び付ける方法論を研究する。
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