【第3回Change Maker Awards】団体部門金賞受賞者インタビュー:ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン_チーム UWC ISAK JAPAN

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【第3回Change Maker Awards】団体部門金賞受賞者インタビュー:ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン_チーム UWC ISAK JAPAN

2021.06.11

提供:マイナビ進学編集部

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【第3回Change Maker Awards】団体部門金賞受賞者インタビュー:ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン_チーム UWC ISAK JAPAN

「第3回Change Maker Awards」のチーム部門で金賞を勝ち取ったのは、長野県にある国際高校ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの「チーム UWC ISAK JAPAN」です。そこで、メンバーの本田さん、小泉さん、久我さんにインタビュー。3人が取り組んできた活動内容や、本選に出場した際のエピソードなど詳しくお話を聞かせていただきました。

この記事をまとめると

  • 中学時代に抱いたある疑問を解決するため、日韓青年会議(KJYC)を設立。
  • メンバーの強みをフルに発揮して、最高のプレゼンテーションを披露!
  • これからも、やりたいことを一つひとつ叶えていく!

教科書に書かれている内容がぜんぜん違う!?――高校進学後、日韓関係について考える組織を設立!

――皆さんがChange Maker Awards(以下・CMA)に応募したテーマは、「Korea Japan Youth Conference」。どのようなきっかけで、日韓関係に興味を持つようになったのですか?

本田さん:日韓関係に興味を持ったのはかなり昔で、中学生のころにさかのぼります。僕は暗記を重視する歴史の授業に疑問を持っていて、自分なりに興味あることを調べるようになりました。ある時、日韓関係について調べていたら、日本以上に暗記型の教育がよく行われていることがわかりました。そして、これらの事実を知った僕は、「韓国人も日本人も、学校で教えられたことを正しいと思い、自分の価値観として刷り込まれてしまっているのでは」という仮説を打ち立てました。

――ISAKジャパンに進学してから、日韓関係について考える活動をスタートしたのですね。

本田さん:はい、みんなで日韓関係の歴史を学んで、さまざまな価値観や意見に触れ合える活動を行うため、2020年1月にKorea Japan Youth Conference(日韓青年会議/以下・KJYC)を立ち上げました。

――久我さんと小泉さんが日韓青年会議に参加した経緯は?

久我さん:私はKJYCが立ち上がる前年に「日中青年会議」を運営していて、本田くんが参加してくれたんです。その関係で、KJYCが発足する前から活動に参加しています。

小泉さん:僕はKJYCが発足した後、2020年の9月に参加しました。歴史を専攻しているので、「歴史のスペシャリストとして、プログラムの開発に協力してほしい」と声をかけてもらいました。

――日韓青年会議を立ち上げてから、どのような活動を行ってきましたか?

本田さん:当初はサマーキャンプの開催を目指していました。日本と韓国の歴史の教科書を比較してみると、内容に大きな違いがあることに気づきます。例えば韓国併合に関する記述は、日本の教科書が半ページなのに対して、韓国の教科書は数十ページにわたって紹介されています。サマーキャンプで教科書を比較しながら、互いの意見をぶつけ合ってみたらどうだろうと思いました。

――コロナの影響はありましたか?

本田さん:そうなんです。大学との共同プログラムも企画していたのですが、コロナですべての予定が白紙になってしまいました。僕たちメンバーもオンラインでミーティングをするようになり、そこから、対面ではなくオンラインのプログラムを企画していきました。

設立当初は試行錯誤の連続!――最高の仲間が加わり、オフラインプログラムを開催!!

――いつごろ、CMAに応募しようと思ったのですか?

本田さん:2019年の2月頃です。KJYCの活動資金が欲しくて、CMAへの参加を決めました。

――その後、一次審査、二次審査と順調に勝ち進んでいきました。本選に向けて、どのような準備をしましたか?

本田さん:チーム部門の本選は、あらかじめ撮影した「動画」を配信し、質疑応答のみライブで行いました。本選に向けて特別な準備はしていません。とにかく、KJYCの日々の活動を頑張ることに集中しました。

久我さん:KJYCには、活動目的に共感してくれた仲間がたくさんいます。みんな個性豊かで、それぞれ得意分野が異なるので、みんなが自分の特技を発揮しながら、活動を進めていきました。例えばお金の管理が得意な人は経理を担当し、写真好きな人はプログラムの様子を撮影しています。

本田さん:今でこそ、たくさんの仲間が協力してくれていますが、最初の頃は試行錯誤の連続でした。久我さんは、そんな僕を助けてくれました。

久我さん:3月下旬に学校が閉鎖され、一度、ほとんどの生徒が実家に戻ったんです。私も実家がある香港に帰国しました。いつもと違う状況のなかでミーティングを重ね、オンラインでプログラムを開催しようという話が出ました。私は日中青年会議での経験を生かして、どのようなプログラムにしたら最も効果があるか、本田くんと一緒に考えました。

本田さん:その後、秋学期に入り、実家に帰っていた仲間がキャンパスに戻ったことで、状況が一転しました。小泉くんとルームメイトになり、いつものようにオンラインミーティングをしていたら、小泉くんが「何してるの?」って話しかけてきたんです。「日韓青年会議という活動で、歴史のプログラムを開催したいんだ」と説明したら、「歴史大好き!」と返答が来て、運命を感じました(笑)。

小泉さん:本田くんが面白そうなことをやっているから、すぐに参加を表明しました(笑)。主にプログラムの開発を担当し、イギリスの学校で学んでいた時に知った「Cop-bl」という手法を取り入れて、複数の歴史資料を比較しながらプログラムに参加した人たちがセッションする内容にしました。

――久我さんや小泉さんの協力を得ることで、活動が本格的に動き出したのですね。

本田さん:はい。10月にオンラインで実験的プログラムを2回開催し、韓国学を研究している東京大学の研究者の方にインタビューをしました。その後、「日本と韓国の教科書を対比させるセッションをやろう」ということになって、月例開催のプログラムとして始動しました。

小泉さん:プログラムは、韓国の生徒も参加する前提で組みました。教科書の紹介や比較がメインプログラムですが、メディアリテラシーのセッションやリーダーシップのセッションも取り入れました。

質疑応答にも堂々と答える3人のメンバー――手応えは十分にアリ!!

――CMA本選用の動画撮影では、これまでの活動成果を存分にアピールできましたか?

本田さん:事前にプレゼン用のテキストをまとめておき、半日かけて録画しました。資料作りでは、僕たちがやってきたことを一貫性のあるストーリーにすることに注力しました。

小泉さん:僕はイギリスでパブリック・スピーキング(演説)を学んでいたので、本田くんがつくった原稿を読んで、パフォーマンス面を考えました。プレゼンで大切なのは、自分に自信を持つこと。逆に一番良くないのは丸暗記です。最初は緊張するかもしれませんが、人前で話す練習を繰り返すと、自分らしく自信をもってプレゼンテーションができるようになります。

久我さん:本田くんが書いた原稿はこれまでの取り組みが中心だったので、「私たちが目指している未来についても盛り込んだらどうだろう」とアドバイスしました。

本田さん:二人に意見をもらえたおかげで、良いパフォーマンスになったと思います。

――本選の質疑応答では、どのような質問を受けましたか?

本田さん:うれしいことに、僕たちの考えを引き出してくれる質問ばかりでした。最初に日韓関係のスタンスについて聞かれ、「日本と韓国両方の視点を存在するものとして認めることが大切で、それにより、互いを理解し交流が生まれます」と答えました。

小泉さん:次に、「韓国の教育を変えるには、教科書を変える必要がありますよね」と質問されました。教科書を変えるには時間や費用がかかりますが、僕たちの取り組んでいることは、日本と韓国の生徒をつなげていくことなので、その点を主張しました。

久我さん:最後の質問は、「チームの国際性」についてでした。私たちのチームには日本人や韓国人だけでなく、ノルウェーや中国など、いろいろな国の参加者がいます。「日韓の問題をいろいろな国の仲間と一緒に考えていきたい」と答えました。

――手応えは感じましたか?

本田さん:テキストの作成に力を入れたので、金賞は無理でも何かしら受賞できるのではと思っていました。

小泉さん:今まで頑張ってきた取り組みを「本選のプレゼンテーション」という形にできました。最高のプレゼンテーションになったと思います。

久我さん:私たちは質疑応答について特別な準備はしていなかったのですが、すべての質問に対して、自分達の考えを濁さず、まっすぐに伝えることが出来たと思います。

医学や教育、自動車に環境――これからも、興味あることをとことん追究していきたい!

――金賞受賞が決まった時の感想をお聞かせください!

本田さん:僕たちの活動をいろいろな人に知ってもらえたことが、何よりもうれしかったです。今まで日韓関係に興味を示してくれなかった人も、僕たちの活動に注目してくれました。

小泉さん:頑張ったかいがあったと思いました。金賞を受賞したことで自信もつきました。

久我さん:金賞を受賞できたこともうれしいけれど、Zoomのプライベートチャットで他校のメンバーと交流出来たのもうれしかったです。すごく有意義な大会に参加できたと実感しています。

――最後に、KJYCの活動やCMAに出場した経験を生かして、これから、どんなことに挑戦したいですか?

本田さん:引き続きKJYCの活動を進めていく予定です。今はサマーキャンプを企画していて、準備に奔走しているところ。メンバーが頑張ってくれていて、日本と韓国の学校をつなげて、授業の中で「歴史の対話」を試みる予定です。韓国と日本の歴史教育を変えられる日が来るのも遠くないかもしれないと、期待しています。僕個人の夢としては、教育関係で起業したいと思っています。すでに目標実現を視野に入れて、新プロジェクトの立ち上げ準備を進めています。

小泉さん:僕は自動車に興味があって、国際水素燃料電池開発部という組織を立ち上げました。また、自動車部品メーカーで一週間のインターンシップを経験したことがあり、自動車業界への理解を深めています。水素燃料電池の可能性について追求し、持続可能な社会の実現に貢献したいです。

久我さん:私は大学で神経科学を専攻する予定です。将来は、運動と認知の両面からアプローチしていき、神経難病の治療に取り組んでいきたいです。医学以外にも、環境など興味あるテーマがたくさんあるので、一つひとつにチャレンジしていくつもりです。



■プロフィール

ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン
本田 純平さん
小泉 威一郎さん
久我 優衣奈さん

写真提供…ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン

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