「高齢単身者の孤立と農地・農業の保全。ニュータウンの課題」を「農学」で解決!

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • 会員登録(無料)
  • エリア設定
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    会員登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大20校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブで開きます。

「高齢単身者の孤立と農地・農業の保全。ニュータウンの課題」を「農学」で解決!

2021.05.01

提供:恵泉女学園大学

メイン
テーマ

「高齢単身者の孤立と農地・農業の保全。ニュータウンの課題」を「農学」で解決!

花と緑の温室『多摩市グリーンライブセンター』の運営。アダプト制度(市民や団体、大学、企業のグループ等に、市有地の緑化や清掃美化などを委託してその活動を支援する制度)に基づく駅前メインストリートの花壇管理。設立以来、多摩ニュータウンの緑化事業に貢献してきた恵泉女学園の社会園芸学科。現在はそうした活動を通じて見えてきた園芸の新たな役割――人の暮らしを豊かにする園芸の効用と可能性を追求しています。

この記事をまとめると

  • 地域コミュティが衰退しているニュータウンを救うには
  • コロナ禍で成功!『キュウリの里親プロジェクト・レスキューリ』
  • 農作物を通じて人をつなげるもう一つのプロジェクト

団地で暮らす多くの高齢者が、不安を抱えている

1950年から70年代の高度経済成長期に、都市部に集中する人口の受け皿として郊外に整備されたニュータウン。その象徴といえる集合住宅(団地)では、地域コミュニティの衰退による高齢単身者の孤立が問題になっています。

少子化、未婚率の上昇など、さまざまな要因がありますが、団地で暮らす多くの高齢者が孤独死や社会的な孤立という不安を抱えています。それを取り除くには、ボランティア・趣味などを通じ、団地の内外でつながりをつくることが大切です。

また、ニュータウンの開発によって発展した自治体では、現存する農地・農業の保全も喫緊の課題となっています。これを解決するには、地域住民の理解が不可欠です。なぜなら住民は、多様な生物の保全、良好な景観の形成、文化の継承など、農家の生産活動による恩恵をさまざまな形で受けているからです。そしてその上で、自治体、農家、住民と、地域の活性化に取り組む団体をつなぐ必要があります。

農業を通じて人とつながり、共生する方法を研究する

例年はこのように学生が教育農場でキュウリを育てています。

例年はこのように学生が教育農場でキュウリを育てています。

多摩ニュータウンの産官学連携にて、つなぎの役割を果たしているのが恵泉女学園大学です。農業を通じて人とつながり、共生する方法を研究する社会園芸学科では、2020年5月に『キュウリの里親プロジェクト・レスキューリ』を実施しました。

これは、通学制限により学内で栽培できなくなった有機キュウリの苗(約350本)を、近隣住民や農家の方に育ててもらおうというもので、多摩ニュータウンで活動している建築家、アーティスト、個人事業主で編成された地域おこしグループと協力して無償で配布。里親となった皆さんには、キュウリの生育状況をSNSで発信していただきました。

「身近な所で作物を育て、食べることの楽しさを知っていただきたかったので、苗の半分は園芸未経験の市民の方にお渡ししました」と澤登教授。コロナ禍に食を通じて大学と地域、農家、市民、グループがつながったという意味でも画期的なプロジェクトでした。

団地内で農作物を作って食べることが、コミュニティ再生の第一歩

恵泉女学園大学 澤登 早苗 教授

恵泉女学園大学 澤登 早苗 教授

その一方、キャンパスからほど近い貝取・豊ヶ丘団地での『オーガニック・エディブル・コミュニティガーデン多摩』整備計画を策定。これは、花壇のように土を高くして野菜を育てられる木枠を中心として団地の共有スペースをガーデンにするというプロジェクト。(財)都市緑化機構が主催する『緑の環境プラン大賞』に応募し、その賞金を整備資金にあて、2020年12月には最初の取り組みとして、団地内の落ち葉を集めて堆肥をつくるワークショップを開催しました。

「エディブル」(食用の)という単語を使ったのは、このプロジェクトの目的も『レスキューリ』と同じく農作物を通じて人をつなげることにあるからです。コンパクトで美しいガーデンで地域の人たちと一緒に作物を育て、味わう。それがニュータウンのコミュニティ再生の第一歩。先行き不透明な社会をしなやかに生きるための問題解決力、柔軟性、自立学修力も、活動を通じて修得できるはずです。

【広告企画】提供 : 恵泉女学園大学

この記事のテーマ
農学・水産学・生物」を解説

私たちは、他の生物から栄養をもらって生活しています。人口が増え、自然環境が悪化する中、食料を安定して確保し、自然から栄養をもらい続け、世界の飢餓問題に対応するには、農業、林業、水産業などの生産技術の向上が欠かせません。動植物や微生物などさまざまな生物の可能性を発見する研究も重要です。

「農学・水産学・生物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「農学」
はこんな学問です

品種の改良や病害虫対策をはじめとする栽培技術、事業として継続させるための農業経営、行政による支援のあり方を問う農業政策などを通じて、人と自然の共生のための方法を研究する学問である。研究分野は広く、食料としての生物を環境にマイナスの影響を与えることなく継続的に確保する方法を研究する「資源生物科学」、食品・農業・化学工業などの生物活用現場で起こる問題をバイオ技術によって解決する「応用生命科学」などがある。

「農学」について詳しく見る

あなたの適性にあった学びや仕事が見つかる

適学・適職診断

無料

進学・適職診断を受ける