来るべき大地震・津波から命を守る建築

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来るべき大地震・津波から命を守る建築

2021.03.17

提供:静岡理工科大学

来るべき大地震・津波から命を守る建築

静岡理工科大学 理工学部建築学科の崔琥(チェ・ホ)准教授は、「阪神淡路大震災」のニュースに触れたことで耐震の研究へと進路を決意、日本への留学を決めました。そして、来日後、「東日本大震災」が発生し被害状況を知ったとき、既存の建築学に水害に対する知見がほとんどないことに愕然とし、耐津波性の評価に取り組んだのです。その研究成果は、国のガイドラインに反映されました。過去の事例と様々な要素を考え合わせ最適解を見い出す。こうした研究を通して、人々の命を守る建築手法をこれからも進化させ続けていくのです。

この記事をまとめると

  • 耐震とは異なる考え方が必要な耐津波性能の向上のため、大型漂流物から建物を守る安全策を研究。
  • 新型の耐震ブロックやスマートフォンを建物の地震被害評価に利用するというユニークな取り組みとは。
  • 建築の4分野と幅広い周辺分野をバランスよく学べるカリキュラムと最新の施設・設備を備えた学びの環境で、技術者を育成。

数々の大地震の経験から発展してきた耐震設計。 耐津波設計では耐震とは異なる考え方が必要。

これまでに数々の地震を経験してきた日本は、損壊した建物を検証し、建物の耐震性を高めるための研究や法整備を進めてきました。既存の建物への耐震工事や新築物件の免震性能について、日常生活で見聞きすることも多いでしょう。

一方、津波に対してはまだまだ取り組みの余地があるのが現状。2011年に国土交通省が示した耐津波設計の指針は、波力や浮力には対処したものの、漂流物の衝突を考慮していませんでした。

そこで崔准教授は、大型漂流物から建物を守る安全策を考える研究に参加しています。

また、大学においても、「コンクリート系建築物の耐震性能および耐津波性能の向上」や「既存建築物の耐震・耐津波性能評価手法の開発」などの研究に取り組み、耐震や耐震とは異なる考え方が必要な耐津波性能向上に、貢献する研究成果を発信し続けています。

地震にも津波にも強い建物を目指して。必要な診断と防災力アップを

崔研究室では、上記の他にも様々な研究に取り組んでいます。2018年6月に発生した大阪北部地震では、ブロック塀が倒れ登校中の児童が亡くなる事故がありました。「ブロック塀は指針通りに造れば倒れない。倒れる場合は施工不良があるから」と崔先生は言います。

正しく施工されているか確認するのは難しいのが現状で、その施工不良を防ぐために考案したものが、「施工不良が起きにくい新型の耐震ブロック」です。上段と下段で半ブロック分ずらしながら積み上げ、同じ材質で出来た「キーブロック」と呼ばれるH型の部品で、左右と上下のブロックをつなぐようにはめ込みます。上段と下段で互い違いでありながら、キーブロックで全体がつながることで高い耐震性能が得られる仕組みです。また、この新型ブロックではモルタルを使用する必要が無く、モルタルのノウハウがない人でも施工できる手軽さも特徴です。

また、崔研究室で進行中の取り組みの一つに、スマートフォンを建物の地震被害評価に利用するユニークな研究をおこなっています。

建物の1階と2階の壁に貼り付けたスマホ内部の加速度センサーで得た加速度の値から、建物にかかる力(荷重)と動いた距離(建物の変形)を求めて建物の損傷程度を判断するもの。こうして身近な機器で得た正確なデータを地震保険の損害評価に適用すれば、被災者が保険会社からの補償を迅速に受けることが可能になります。

防災先進県の静岡県で、建築と土木の建設分野2学科を揃え、防災・減災と環境の融合を考慮できる技術者の育成!

静岡理工科大学 理工学部建築学科は、計画・意匠、環境・設備、構造、材料・施工の4分野と、それらの幅広い周辺分野とをバランスよく学べるカリキュラムを編成しています。

建築学を体現するべく設計された建築学科棟や、コンクリート材料の強度実験が可能な構造実験棟、照明や空調などの実験が可能な環境実験棟を整備。建築・都市・地域のスケールを横断した思考力と課題解決力とを備えた技術者を育成します。

2021年3月の建築学科第1期生は、西松建設㈱、東京鉄鋼㈱、㈱ピーエス三菱、大成温調㈱、レイズネクスト㈱、日本建設㈱、小野建設㈱、㈱西原衛生工業所、日菅㈱、須山建設㈱、㈱中村組、鈴与建設㈱、静岡市役所、袋井市役所、焼津市役所など、続々と内定を獲得しました(2021年3月時点)。

また、2022年4月に静岡県内の大学では唯一*となる土木工学科を設置を構想中です。
土木工学は、施設の建設・維持管理と、自然環境の維持を工学的に追求する学問で、道路やダム、港湾、トンネルなどの施設や河川、海岸などが主な対象。

これらを安全に利用できるよう計画、造成し管理するための知識や技術を学ぶことができます。また、防災・減災のあり方、環境との融合、安全で快適な生活環境を考慮しながら、社会基盤整備を担える土木工学技術者の育成を目指します。

静岡県唯一*、建設分野2学科を揃えた理工系総合大学として新たな一歩を踏み出します。

*静岡県HPより

【広告企画】提供 : 静岡理工科大学

この記事のテーマ
工学・建築」を解説

工業技術や建築技術の発達は、私たちの生活を快適で安全なものに変えてきました。先人たちが生み出した知恵に新しい技術をプラスすることで、技術はいまも進歩し続けています。インフラの整備や災害に強い街作り、エネルギー効率の高い動力機械やロボット開発など、暮らしを豊かにする先端技術を学びます。

「工学・建築」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「建築学・意匠」
はこんな学問です

「建築学」は、建築について総合的に学ぶ学問。学ぶ領域は広く、住宅、ビル、超高層建築の生産、建築資材の研究開発、災害時の安全対策など現代建築の建築工学分野と、団地や道路の造成、都市計画などの都市工学に加え、歴史的な建築物、集落の保存や復元についても研究する。「意匠」は、建築物を美学的に捉えて芸術的意義を追究する学問。建築物や街並み、自然環境、構造や材料についても美学的に追究して評価する。

「建築学・意匠」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「土木工学」
はこんな学問です

社会を支える施設の建設・維持管理と、自然環境の維持を工学的に追究する学問。具体的には、道路、港湾、上下水道、ダム、トンネルなどの施設や河川、海岸などが主な対象となる。これらを安全で快適に人が利用できるよう計画、造成し、管理するための知識や技術を身に付ける。また、洪水や地震に対する対策も重要な研究対象で、防災対策を立てるための研究も行う。都市を暮らしやすく整備するための都市デザインも学ぶなど、その範囲は多様である。

「土木工学」について詳しく見る

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