寄生虫は、病気などの害を引き起こすだけではない? 生態系からみる、寄生虫の大切な存在価値

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寄生虫は、病気などの害を引き起こすだけではない?
生態系からみる、寄生虫の大切な存在価値

2021.03.01

提供:麻布大学

寄生虫は、病気などの害を引き起こすだけではない?
生態系からみる、寄生虫の大切な存在価値

皆さんは、アニサキスやフィラリアなど聞いたことがありますか?彼らは「寄生虫」と呼ばれる生物で、ノミ・ダニと同じく寄生生活を営んでいます。人間や動物に寄生して生き延びるだけでなく、時には私たちの健康を脅かすこともあり、気味の悪い害虫のイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、環境の視点で考え直すと、彼らは非常に重要な存在でもあるんです! 
健全な生態系の指標となる可能性を持つ寄生虫たちの、複雑怪奇な生き方と生態系に与える影響に迫ります。

この記事をまとめると

  • 「アニサキス症」をはじめとする、寄生虫による様々な病気
  • 寄生虫だって生態系の一員です!実は必要不可欠な彼らの存在とは?
  • 多様な視点から環境を考えるなら、フィールドワークで学べる学校へ!

寄生虫により引き起こされる「寄生虫感染症」

皆さんは「寄生虫」という存在を知っていますか?寄生虫とは、人や動物の身体の表面や体内に寄生して生きる存在です。寄生虫は、寄生先である「宿主」の健康に害を及ぼす場合があり、この感染症のことを「寄生虫感染症」といいます。
寄生虫感染症は、今もなお世界で猛威を奮っています。特に発展途上国をはじめ衛生環境が整っていない地域などでは危険な病の一つあり、世界中で年間数十億人規模での感染者、数千万人規模での死傷者が生じています。現在進行形で、まさに人類が取り組むべき課題の一つといえるでしょう。
日本も例外ではなく、この「寄生虫感染症」に多くの国民が悩まされてきました。先人の努力によって多くの寄生虫感染症が克服されてきましたが、決して遠い存在になったわけではありません。時代の流れと共に、問題となる寄生虫が移り変わり、その原因や症状も多様化しています。
例えば、食中毒の原因として近年1位に躍り出た「アニサキス症」。これはアニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を火を通さない状態や加熱・冷凍が不十分な状態で摂取することにより引き起こされる食中毒です。日本では寿司や刺身など、魚を生で食べることが多いため、このアニサキス症は身近な寄生虫感染症の一つといえます。また、天然の野生鳥獣の肉を食べる「ジビエブーム」による寄生虫の再来など、取り組むべき寄生虫感染症の課題は今も多く残されています。

嫌われ者の寄生虫。しかし、自然界での存在価値はかなりスゴイ!?

宿主の生態をうまく利用しながら生き抜き続ける寄生虫。私たち人間の健康をしばしば害する彼らですが、実は単なる害虫ではないのです。寄生虫の中には、宿主の有害物質を取り除いたり、免疫系を調整したりするものもいます。さらに、寄生虫が生存するためには、宿主との間に正常な食物連鎖が保たれている必要があるこということ。つまり寄生虫がきちんと生存できていること=健全な生態系が保たれているということになります。このように寄生虫は、生息環境の広さや自然界由来の食物など、宿主が生息するためのすべての環境条件の総合的な指標となっているのです。
さらに注目すべきは、寄生虫が生態系の中で膨大なバイオマス(一定空間に存在する生物を物量換算した量)を占めていることが発表されていることです。どのくらいの多さかというと、湿地を徹底的に掘り起こした場合、食物連鎖の頂点に位置する水鳥たちよりも、そこに住んでいる寄生虫のほうが重かったというから驚きです。自然環境やその生態系を調べる際に、寄生虫の存在は新しい発見のヒントになるかもしれません。

生態系はもちろん、あらゆる視点から環境問題を考える学び

寄生虫から考える生態系や未来のエネルギーを学ぶ生物系のほか、化学系、社会・人文系の3つの分野で、徹底的に環境を学べる学部が、麻布大学にあります。
本校の生命・環境科学部「環境科学科」は、生物学と化学を基盤に環境を幅広く学ぶ学科です。気候変動、水・大気・土壌環境、生態系、社会環境といったさまざまな環境問題を正確に把握し、地球規模から身近な生活まで、さまざまな環境問題を正確に把握し、対応していくために「衛生」「分析」「評価」を軸とした科学的手法を学べます。
1年次から段階的に実習を配置し、4年間で多くの実習科目を学べるので、実践力を身につけることができます。さらに環境を多様な視点で捉え、将来的に起こり得るさまざまな課題の解決に向け、SDGsを見据えた総合的な科学も推進。SDGsに向けた新・教育研究プログラムでは、フィールドワークで環境をもっと身近に楽しむ「地球共生系フィールドワーク教育」や、企業・行政と連携して実社会の環境課題に挑む「未来の共生科学を拓く地球共生系PBL」、データサイエンスで気候変動を捉える「気候変動の緩和・適応プラットフォームの構築」の3つが用意されています。
多様化する環境問題に対応できる幅広い知識と専門性、豊富な実習・演習による実践力を獲得できるうえ、環境系の資格も多数取れるので、幅広い業種への安定した就職が可能です。

【広告企画】提供 : 麻布大学

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとって有害な現象が続いています。また、人間が地球資源を使いすぎたり、自然環境を破壊したりして、自らの首を絞める結果を招くこともあります。そうした現象を研究・解明し、この地球上で人類がこれからも快適に生き続けるための方法を模索します。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「環境学」
はこんな学問です

人と地球環境の密接な結び付きを理解し、自然科学と人文・社会科学の知識を合わせ、人が自然と共存し、持続可能な発展を目指すための学問である。個別の研究テーマは多岐に分かれており、人と自然を一連のシステムと捉えて環境問題の解決策を研究する「環境システム学」、主に都市と自然と人の調和を図る建築・インテリアを研究する「環境デザイン学」、複雑化する地球環境に対応するために地理学・環境生態学・情報科学を駆使する「地理学」などがある。

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