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『日本の山を守る!』を『薬学』で解決!

2021.05.01

提供:日本薬科大学

『日本の山を守る!』を『薬学』で解決!

みなさんは「キハダ」という植物を知っていますか?古代からさまざまな効果効能で知られ、漢方や胃腸薬の原料としてもおなじみの生薬です。5年前、埼玉県・秩父にて、そのキハダパワーを地方創生に生かしたプロジェクトが立ち上がりました。その名も「キハダプロジェクト」。薬学の視点から同プロジェクトを支える日本薬科大学教授の高野文英先生に、林産資源を活用した地域創生事業についてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 林業衰退にともなう山の荒廃、天然資源の枯渇
  • 「キハダプロジェクト」森のサイダー誕生ストーリー
  • 日本薬科大学から新たな研究スタイルを発信!

林産資源の保護と活用。 薬学からのアプローチ

埼玉県の1/4の面積を占める秩父地域は、そのほとんどが深い森で覆われ、植生豊かな植物資源の宝庫です。もともと医薬品の天然素材を求め、研究室の学生とともに秩父の山林に足を運んでいました。山に入るには地元の方の支援が必要です。秩父の山に携わるNPO法人、生産協同組合、企業、自治体の方々と交流を続けるなかで、山の現状を深く知るようになりました。
かつて秩父地域で盛んだった林業は、外国材の輸入や建築資材需要の低迷、若い後継者不足などの理由から大きく衰退。森林伐採を含む山の手入れができず、林業衰退が山の荒廃や天然資源の枯渇に直結することを肌で体感しました。
薬学の視点から見ても、秩父の山は薬の原材料や生薬素材が極めて豊富で貴重な価値があります。山と関わり続ける仕組みをつくり、森林資源を活用した“新たな林業”を生み出せないか。そこで着目したのが、秩父山中に多く自生するミカン科の落葉樹「キハダ」でした。

産学官連携キハダプロジェクト。 「森のサイダー」誕生までの軌跡

秩父のキハダ成分を調べてみると、医薬品として十分な価値があることがわかりました。しかし医薬品づくりは製造コストの理由で難しい。そこで食品開発を考えましたが、乗り越えなければならない2つの壁がありました。
ひとつは味。漢方薬の原料になるキハダは、そのままだと苦くてまずい。そこで地元飲料企業が中心となり試作を重ねた結果、カボス果汁と炭酸水を合わせ、スッキリとしたにがみが爽やかな清涼飲料水「森のサイダー」が誕生しました。
ふたつ目は法の壁です。キハダは薬機法(旧・薬事法)を見ても食品としての扱いはありません。いろんな知恵を出し合うなかで、にがみと色づけという食品添加物としてのキハダを発見。製造ロット毎に成分分析を行い、科学的データを用いて医薬品的な効能効果がないことを証明。ようやく商品化が実現しました。
森のサイダーは、秩父の特産品「秩父森のめぐみシリーズ」として道の駅等で販売されています。

フィールドで課題解決 薬学の新たな研究スタイル

私たちの研究テーマである天然物化学は、学外でのフィールドワークが欠かせません。ネット社会で情報が手に入りやすい現代だからこそ、地域が抱える課題を実感としてとらえることは大切です。山を見て生態系を知り、そこに暮らす人たち、林業を生業とする人たち、モノづくりをする人たち、行政の人たちと接して初めて知ることがたくさんあります。限界集落の医療体制も目の当たりにし、将来、薬剤師としてできることを考えるきっかけにもなりました。
これからの最大の目標は、山に関わる仕組みをいかに次の世代につなぐかということ。
秩父の天然苔を使った苔テラリウムのプロジェクトを立ち上げ、収益のすべてを植樹に還元する活動を始めた有志の学生がいます。プロジェクトの一期生には、国立大学の大学院へ進学する者も。薬学分野の研究は、医薬品開発だけではありません。
ぜひ私たちと一緒に、フィールドで薬学の新しい可能性を見出していきましょう。

【広告企画】提供 : 日本薬科大学

この記事のテーマ
医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」を解説

高齢化社会では、長生きするだけでなく健康でいることが何よりも重要です。病気やけがなどによる身体・生理機能の変化を探り、元気に生活できるように治療するのが、医師、薬剤師、看護師、理学療法士などの専門家の役割。専門的知識と技術を身につけ、チームとして連携することで医療の質を向上させる方法を学びます。

「医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「薬学」
はこんな学問です

医薬品の効果・効能、製造方法、管理、供給などについて学び、研究する学問。医薬品の正しい服用方法などを指導する薬剤師、製薬会社などで創薬に携わる研究開発者、医師に対して医薬品の説明を行う医薬品情報担当者(MR)のほか、化粧品開発に関わる仕事に就くなど、進む道は広い。薬剤師をめざす場合は6年制課程を修了し、薬剤師国家資格の取得が必要となる。創薬研究をめざす場合は、4年制課程を経て、企業や研究機関に進む。

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